フリーランスの開発案件の探し方4つ!開発案件の種類4つもあわせてご紹介

フリーランスの開発案件の探し方は?

フリーランスとして活躍しているエンジニアも大勢います。

近年は転職するのが当たり前と言われるような時代となっており、独立してフリーランスで活動しているエンジニアもいます。しかしフリーランスは自分で仕事を受注しなければいけないこともあり、独立したくてもアクションを起こせない方もいるのではないでしょうか。

この記事ではフリーランスの開発案件の探し方についてご紹介します。

開発案件の種類4つ

開発案件の種類をご紹介します。

フリーランスとして受注する案件にはさまざまなジャンルがありますが、具体的にどのような種類の開発案件があるのでしょうか。

フリーランスとして活動することを検討しているなら、どのような案件があるのか知っておくことも重要です。ここでは開発案件の種類4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

開発案件の種類1:Webサービスの開発

開発案件にはホームページやECサイトの開発などのWebサービスの開発案件があります。

Webサービスの開発案件には、フロントエンドの開発案件やサーバーサイドの開発案件があります。小規模なホームページ作成から決済機能や会員登録機能などが必要なECサイトなどさまざまな案件があるため、セキュリティの知識やスキルも必要になります。

使用する言語

Webサービスの開発ではフロントエンドの開発とサーバーサイドの開発で使用する言語は異なります。

フロントエンドの開発案件ではHTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使用します。また、サーバーサイドの開発案件ではPHP、Rubyなどのプログラミング言語を使用します。

開発案件の種類2:業務システムの開発

開発案件には規模も難易度もさまざまな業務システムの開発案件があります。

業務システムの開発案件は、どのような業務システムなのかによって規模や難易度が異なります。中には簡単なものもありますが、個人で開発しているフリーランスの場合は企業からの依頼を受けるのが難しいこともあります。

また、セキュリティまで考慮しなければいけないシステムの場合は、難易度が高いと言えるでしょう。

使用する言語

業務システム開発ではさまざまなプログラム言語やスクリプト言語が使用されます。

業務システムの開発ではC言語やC++、Javaなどのプログラミング言語や、PHPやPerl、JavaScriptなどのスクリプト言語が利用されます。

一般的に汎用性の高いプログラミング言語は規模の大きな業務システムの開発に利用される傾向があり、スクリプト言語は規模の小さな業務システムの開発に用いられます。

開発案件の種類3:スマホアプリの開発

開発案件には近年市場が拡大しているスマホアプリの開発案件があります。

スマホアプリ開発は制作する範囲や規模などによって報酬や難易度が異なるため、簡単なものであれば経験の浅いフリーランスエンジニアであっても受注できます。一方、企業の公式アプリなどは受注が難しいでしょう。

また、スマホアプリはクライアントから受注するのではなく、自分でリリースすることで利益を得ることも可能です。

使用する言語

スマホアプリ開発ではSwiftやKotlinなどのプログラミング言語が使用されます。

SwiftやKotlinはスマホアプリ専用のプログラミング言語となっています。スマホアプリはiOS用かAndroid用かによってもプログラミング言語が異なり、iOSアプリならObjective-CかSwift、AndroidアプリならJavaかKotlinを利用します。

開発案件の種類4:ゲームの開発

開発案件にはさまざまなデバイスのあるゲームの開発案件があります。

ゲーム案件はスマートフォン、パソコン、家庭用ゲーム機という3種類のデバイスがあるため、どれを受注するか選ぶ必要があります。また、そのうえで自分のスキルではゲーム開発におけるどのような作業ができるかを見極める必要があるでしょう。

独立する前の職場がゲーム関連であれば、それをアピールすることもできます。

使用する言語

ゲーム開発ではフロントエンドの開発とサーバーサイドの開発で使用する言語は異なります。

ユーザーが見たり操作したりするフロントエンドの開発ではC言語やC++、C#、Java、JavaScriptなどのプログラミング言語を使用します。

また、サーバー側のプログラム開発を行うサーバーサイドでは、Python、PHP、Ruby、Perlなどのプログラミング言語を使用します。

フリーランスの開発案件の探し方4つ

フリーランスの開発案件の探し方をご紹介します。

フリーランスとして活動する場合、必要になるのが案件探しですが、フリーランスの開発案件はどのようにすれば見つけることができるのでしょうか。

フリーランスが開発案件を探すにはいくつかの方法があります。ここではフリーランスの開発案件の探し方4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

開発案件の探し方1:ネット上のコミュニティを活用する

フリーランスの開発案件はネット上のコミュニティを活用する方法があります。

インターネットにはさまざまな人材が集まるSNSなどのコミュニティがあります。中にはエンジニアやプログラマーなどのIT人材が集まっているコミュニティもあるため、アカウントを作っておくことで開発案件が流れてくることもあります。

SNSで案件を獲得する場合は、他のメンバーが受けた案件をサポートするような流れになるケースが多いでしょう。

ツイッターを活用する場合

ツイッターを活用して案件取得を行っているフリーランスのエンジニアもいます。

インターネットのコミュニティにはさまざまな種類がありますが、ツイッターを利用している人も多いです。ツイッターは同じ趣味や仕事の人と繋がりやすいため、ツイッター上で繋がっているフォロワーのエンジニアと一緒に仕事をすることもできます。

顔は見えないためケースバイケースですが、相性が良ければうまく仕事をすることもできるでしょう。

開発案件の探し方2:個人事業主や中小企業から依頼されるようにする

フリーランスの開発案件は個人事業主や中小企業などから依頼してもらう方法があります。

個人事業主や中小企業の社長さんはITに弱い人も多いため、繋がりを作ることによって開発案件を受託できる可能性があります。実際に顔を合わせておくことで信頼関係を築きやすいため、うまくいけば継続的に仕事をもらうこともできるでしょう。

個人事業主や中小企業の社長さんと出会うには、交流会などに積極的に出向くのがおすすめです。

開発案件の探し方3:クラウドソーシングサイトを活用する

フリーランスの開発案件はクラウドソーシングサイトを活用する方法があります。

フリーランスのエンジニアがもっとも仕事を見つけやすいのがクラウドソーシングサイトです。クラウドソーシングサイトは仲介サイトで、仕事を依頼したいクライアントと受注したいエンジニアのマッチングを行っています。

ここではクラウドソーシングサイトのメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

クラウドソーシングサイトであれば多くの案件があるため、すぐに案件を見つけられます。

大手のクラウドソーシングサイトであれば「プログラム開発」などのカテゴリーが用意されており、毎日新しい開発案件が更新されているため、こまめにチェックしておくことで自分にあった案件を見つけやすいです。

また、同じクラウドソーシングサイトを利用して繰り返し案件を受注することで、常連のクライアントも作ることもできます。

デメリット

クラウドソーシングサイトはお互いの顔が見えないため、トラブルになるケースもあります。

クライアントの顔が見えないため、報酬の未払いやクレームなどのトラブルが発生することもあります。また、クラウドソーシングサイトはあくまで仲介サイトとなっているため、クライアントとエンジニアの間でトラブルが発生した場合は解決してくれるわけではありません。

そのため、クライアントは慎重に見極める必要があります。

開発案件の探し方4:エージェントサイトを活用する

フリーランスの開発案件はエージェントサイトを活用する方法があります。

エージェントサイトは転職エージェントなどのサイトもありますが、フリーランス向けに受託案件の情報を取り扱っているサイトもあります。そのため、フリーランスのエンジニア専門のエージェントサイトを利用するのも良いでしょう。

ここではエージェントサイトを利用するメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

フリーランス向けのエージェントサイトであれば、エンジニア一人ひとりにぴったりの案件を紹介してもらえます。

専門のエージェントであれば受託案件を目利きする力もあるため、登録すれば自分に適した案件を紹介してもらえる可能性が高いです。

また、クライアントとの間に入って金額交渉などの調整もしてもらえるというメリットがあります。

デメリット

フリーランス向けのエージェントサイトは仲介料を取られるため年収が下がります。

エージェントサイトの利用は無料ではなく、仲介料として10%から35%ほどが中抜きされます。そのため、仲介料が35%のエージェントサイトでは100万円の案件でも実際の報酬は65万ということになるため、期待したほどの年収は得られない可能性があります。

ポートフォリオの作成方法2つ

エンジニアとして実力をアピールするにはポートフォリオを作成するのがおすすめです。

ポートフォリオとはエンジニアやクリエイターが実績や作品をまとめたもので、フリーランスエンジニアであれば自身の実力を見せるための自己PRとして利用できます。

ここではポートフォリオの作成方法2つをご紹介します。

ポートフォリオの作成方法1:PDFで作成する場合

ポートフォリオはPDFで作成することができます。

PDFであればデータで送付することもできるため、ネット上で案件を受注する場合でもクライアントにポートフォリオを見せることができます。

PDFポートフォリオはExcelやWordなどの他の媒体で作ったファイルをPDFで繋げていくことで作成できます。

ポートフォリオの作成方法2:Webで作成する場合

ポートフォリオはWebで作成することができます。

ポートフォリオはWebサイトとして作成すればURLを送付することができるため、クライアントにも見てもらうことができます。

Webのポートフォリオを作成する場合は一般的なWebサイトと同じようにHTMLやCSSを使ってサイトを立ち上げ、ポートフォリオを掲載します。

開発案件の探し方を参考にしよう

フリーランスのエンジニアは自分で開発案件を受注することが重要です。

ぜひこの記事でご紹介した開発案件の種類やフリーランスの開発案件の探し方などを参考に、フリーランスのエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。