思わず共感してしまうプログラマーあるある全26選!シチュエーション別に紹介

プログラマーとは?

プログラマーとは、コンピューターを動かす人工言語である「プログラム言語」を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを作る人です。プログラミング言語が対応できないような特殊機能などを使う場合などには、機械語を使う場合もあります。

以下に、プログラマーならあるあると頷ける特徴について紹介します。

【業務編】プログラマーあるある18選

プログラマーでしたら、業務上で、「あるある!」や、「私もそんな経験ある!」と共感することがいろいろあります。

以下に、プログラマーの業務上ありがちな、「あるある」を18選紹介します。

プログラマーあるある1:全角に悩まされる

プログラマーの天敵は、全角スペースと全角の「1」です。プログラムは、基本的に半角文字である英数字を使いますが、コメント欄には全角文字の日本語を使うことがあります。

全角と半角の切り替えを確実に行わないと、コード部分に全角スペースや全角の「1」が紛れこんでしまいます。これを目で見つけるのは非常に困難で、ストレスが溜まります。

コード部分に全角を1つでも混在させると、プログラムが全く動かないことになり、初心者から上級者までプログラマーを非常に悩ませます。プログラマーならあるあると頷けることですが、一般の人はあまり気にしないことです。

プログラマーあるある2:案件の金額が安い

IT業界も、元請けがいて、一次下請け、二次下請け、・・・、が存在するといったピラミッド構造となっています。ピラミッド構造の各段階で費用が生じ、ピラミッド構造の下位に行くほど企業が請け負う案件の金額は安くなります。

これに伴って、下位の企業に属するプログラマーの給料は安くなります。

元請けの会社が請け負う案件や、大ヒット商品のソーシャルゲームを販売している会社など、業績の良い会社が発注する案件は、金額が高くなります。これらの会社に属するプログラマーは、給料が高くなります。

プログラマーあるある3:なぜ動くのかがわからない

プログラムは、文法通り書けばちゃんと動くはずです。でも、頭の中が整理できていない段階で、適当に下書きのつもりで書いてみたら、それがうまく動くこともたまにあります。コードを見ても、なんで動くのかすぐにはわかりません。わかるまで、時間を要する場合もあります。

また、下書きの適当なコーディングでは後々問題が出るだろうと思って、しっかり検討して、きちんと書き直すと、かえって動かない場合があります。

プログラマーがもっとも理解できていないことは、プログラムがなぜ正しく動くかということです。

プログラマーあるある4:書き間違え

プログラマーは、キーボードからコードを打ち込みます。人間ですから、打ち間違え(書き間違え)を完全に無くすことはできません。

はっきりした間違えの場合には、容易に発見することができますが、例えば、section を sectiomと、div を dibと打ち込んだような場合には、目で見つけるのは大変です。

変数の打ち間違い(書き間違い)もよくあります。例えば、「collect」という単語を、小文字の「l」が一つ足りない「colect」としたり、「l」を「r」に打ち間違えたりします。

打ち間違いが原因でバグが生じると、修正するのに多くの時間を要するので、できるだけ打ち間違いをしないように注意が必要です。こんな当たり前で簡単なことが、意外に難しいのです。

プログラマーあるある5:業務中の椅子の座り方

プログラミングは、多くの場合椅子に座って行うのが一般的です。プログラミングが長時間続くと、業務中における椅子の座り方に変化が生じます。

プログラミングに集中しているときの座り方、退屈な作業をやっているときの座り方、プログラミングがうまくいかないときの座り方など、自分では気付かないうちに状況に応じた座り方に変化します。周囲の人は、座り方を見て、その人の状況をある程度知ることができます。

プログラマーあるある6:暗号に見えてくる

プログラムがわからない人にとってプログラムは暗号みたいなものです。

言語によっては、記号を組み合わせて省略して記述することが可能になっていて、プログラマーにとっても暗号にしか見えない記号の羅列で書かれていることがあります。一般の人が見ると、まさに暗号みたいです。

プログラマーあるある7:漠然とした指示が多い

プログラマーは、一般に高い技術力を有していて知識も豊富ですが、クライアントや営業担当が、技術的に必ずしも同じ土俵に立てているかというと、決してそんなことはありません。

そのため、指示がどうしても曖昧になりがちで、プログラマーが頭を悩ませてしまうケースも少なくないようです。

「なんとなく良い感じで!」というような曖昧な指示では、決して希望通りのシステムは作れません。

プログラマーあるある8:ローマ字で書かれていることがある

エンジニアは、コーディングの際にやたらに横文字を使う割に、英語は意外と苦手だったりします。

コードを書くときには、たくさんの変数を使いますが、変数の名前は後でわかりやすくなるようにつけておきます。例えば、在庫数であればnumberOfStockなどのように変数名を決めていきます。

ところが、仕様書は日本語で書いてあります。

例えば、仕様書に「顧客種別」と書いてあったら、categoryOfCustomerとすべきですが、「顧客」の英単語に悩んだり、「種別」の英単語に悩んで、結局、日本語をローマ字で書いただけの「kokyakuSyubetsu」などという変数名をつけることがあります。

コーディングを始めたときは、英語の変数名をつけていきますが、疲れてきたりすると、いつの間にか変数名がローマ字表記になっていることがあります。プログラマーなら、あるあると頷けるでしょう。

プログラマーあるある9:タクシーが必須

プログラマーは、突然電車の無い時刻に呼び出されたり、電車の無い時刻に仕事が終わって解放されるという場合がときどきあります。このような場合には、マイカーや自転車などの自力で通勤している人は別ですが、タクシーが必須となります。

プログラマーあるある10:コメントの情報が役に立たない

プログラマーは、コンピューター言語によって書かれたソースコードの中に、後でわかりやすいようにコメントを入れるのが一般的です。特に、チームでシステム開発を行うような場合には、後で誰が見ても理解できるような適切なコメントを残します。

コメントの情報が間違っていたり、嘘が書かれていると、プログラムの内容を理解する際に役に立たないばかりでなく、かえって障害になります。コメントは、後のことを考えて適切に残すことが必要です。

プログラマーあるある11:深いインデント

複雑な処理を書いている時に起きやすいことですが、ループや分岐を大量に重ねた結果、インデントの深さが画面の1行の半分以上になってしまうことがあります。

追加や修正を繰り返した結果として、深いインデントになった場合には、綺麗な形に書き直したことによって発生するバグが怖くて手を出すことができません。

インデントは、読み易さを向上させる目的で、その処理部分を1段高く見せるルールのことです。インデントは、複数の半角スペースで形成されますので、半角スペースの数をあまりインデントが深くならないようにするのも一つの案です。

プログラマーあるある12:プログラムが廃棄になる

開発は最初に顧客の意見を聞くことから始まります。顧客の意見に基づいて、システムの仕様が定まるのです。その後に、それに沿って開発していきます。

システムの仕様が途中で変わることは、よくあることです。しかも、開発終盤になって、仕様が変更されることも少なくありません。

仕様が確定して、ある程度作ったところで確定した仕様が前提から覆されると、せっかく作ったプログラムが廃棄になることもあります。あるあると思うプログラマーも多いと思います。

プログラマーあるある13:帰宅後にメールがある

仕事が終わって、夜遅く帰宅したときにメールがあると、ゾッとします。

そんな時にやってくるメールは、よほどのトラブルかクレームなどロクなものじゃないのが常です。案の定、画面を見ると、「トラブル発生!至急対応が必要な状況です」とあります。

これでは、翌日の出社まで気が気でなく落ち着かないし、場合によってはすぐに会社に出向かないと行けないという場合もあり得ます。帰宅後のメールは見たくないものです。

プログラマーあるある14:トラブルが発生する

プログラマーは、常にシステムエラーなどのトラブルと戦っています。

トラブルの発生は、時を選びません。でも、なぜか帰ろうとしたときに多く発生するような気がします。

早い時間帯にトラブルが発生した場合には、余裕を持って対応でき、定時に帰ることもできますが、帰ろうとしたときにトラブルが発生すると、残業せざるを得ません。あるあると頷くプログラマーも多いでしょう。

プログラマーあるある15:プログラムの作り直し

プログラムに限らずどの仕事でも言えそうですが、自分がした仕事を時間をおいて見直すと、なぜそんなことをしたのか理解できない場合があります。こんなとき、その理由を探るよりは、初めからやり直した方が早い場合もあります。

プログラマーあるある16:ほかの人のコードには触れない

プログラムというのは、論理の積み重ねですが、その積み重ねに個性が表れます。一言で言えば、他人の書いたソースコードは読みづらいのです。あるあると頷くプログラマーも多いでしょう。

うっかり修正して、システム全体が動かなくなったりしたら目も当てられません。そこで、多くのプログラマーは、システムのレガシーコード化している他人のコードは、触れないようにしているのです。

プログラマーあるある17:なぜか直ったり壊れたりする

打ち込まれたプログラム(ソースコード)が勝手に壊れたり直ったりすることは、基本的にはあり得ません。プログラムが正常に動いたり、動かなかったりするのは、そのようにプログラミングされていると考えるのが自然です。

勝手にPCが壊れるのは、原因が考えられます。虫や埃などの侵入に起因して電源やマザーボードなどが故障することが考えられます。

また、ハードウェアの不具合に起因する場合が考えられます。たとえば、パソコンの性能(CPU・メモリー・ハードディスク)が十分でないと、負荷に耐えきれなくて停止します。

壊れた原因を除去すれば、PCは直ります。また、インストールしたアプリケーションが壊れた場合には、アプリケーションをアンインストールして、インストールし直せば基本的には直ります。勝手に直るわけではありません。

プログラマーあるある18:話しかけていいタイミングが難しい

集中力が必要とされているプログラマーの業務中に、頻繁に話しかけられて集中を遮られてしまうのは非常に困ります。

あるあると頷くプログラマーも多いでしょう。多くのプログラマーは、特にトラブルが発生しそうなリスクのある怪しい箇所の検証などで集中しているときには、絶対に話しかけないでほしいと思っています。

プログラマーが、開発画面の前で考え込んでいたら、絶対に声をかけてはいけません。

しばらくすると、誰も声をかけていないのに「ふんふん」と頷く動作をするので、それまで待ってから声をかけるようにしてください。プログラマーが考え込んでいるときには、話しかけていいタイミングが難しいです。

【業務外編】プログラマーあるある8選

プログラマーでしたら、業務以外でも、「あるある!」や、「私もそんな経験ある!」と共感することがいろいろあります。

以下に、プログラマーの業務以外の場面でありがちな、「あるある」を8選紹介します。

プログラマーあるある1:帰りが早くなる場合がある

プログラマー、特に保守系は、夜間に作業したり、遅くまで残業をしている場合が多いです。でも、帰りが早くなる場合があります。

普通一般的には、懇親会や飲み会があると帰りは遅くなります。でも、プログラマーの世界は、普段帰りが遅いので、懇親会や飲み会があると帰りはむしろ早くなります。

プログラマーあるある2:調べている時間の方が長い

プログラミングでは、コーディングしている時間よりも、調べている時間の方が長いことはよくあります。

プログラミングでは、開発する前にシステムの仕様を定めなければなりません。そのため、まずどのようにシステムを実現していくかを調べます。十分に調べずに開発すると、ある機能が実装できなくなるおそれがあり、完成できなくなります。

プログラマーあるある3:独り言が多い

プログラマーは、コーディング中に考えているときに、よく独り言を呟きます。あるあると頷くプログラマーも多いでしょう。プログラマーは、独り言を呟きながら、自分の考えを整理しているのです。

脳科学において、独り言は情報を整理するのに役立つことが証明されています。プログラマーは考えなければいけないことが多いです。そのため、自然と独り言を呟くようです。

プログラマーあるある4:日常でもプログラミングの思考になる

プログラマーは、仕事以外の日常生活でも、プログラミングと同様に、常に物事を論理的な視点で捉えて、効率よく物事が運ぶように考えるようになります。

仕事でそのように思考する癖がついているので、一種の職業病と言えるかもしれません。プログラマーは、私生活を含めて何事も効率よく、一番いい方法を選択するように思考しながら生きていくのが自然なのです。

プログラマーあるある5:ほかの作業時に解決策が浮かぶ

プログラマーは、常にプログラミングのことが頭の中にあります。特に、自分が考えたとおりに、プログラムが動作しない場合は、常に頭の中で原因を探っています。でも、何時間かけてもわからない場合もよくあります。

プログラマーは、ほかの作業を行っているときに、ずっとわからなかった解決策が突然浮かんで解決できることがあります。なぜか得した気持ちになり、幸せを感じます。

プログラマーあるある6:学習時の単純なミス

プログラマーは、一生懸命学習して上手くプログラミングできたと思ったときに、単純なミスをする場合があります。

全角スペースや全角の「1」が混じっていたり、カッコやセミコロンが足りなかったり、単純なミスでも探るのに結構時間がかかってしまいます。単純なミスゆえに、ショックが大きいです。プログラマーなら、あるあると思うでしょう。

プログラマーあるある7:入れ替わりが激しい

プログラマーは、人の入れ替わりが激しい業種です。原因の1つとしては、労働環境が過酷であることが挙げられます。でも、それだけではありません。

ミスマッチによる離職も多いです。IT業界は慢性的な人手不足が続いているため、未経験者でも積極的に採用して教育していくことが多いですが、採用されたすべての人がプログラマーに向いているわけではありません。

プログラミングがどうしても合わずに辞めてしまう人がいれば、抜けた人を補填しなければならないので、新しい人材を投入します。この繰り返しで、人の入れ替わりが激しくなるのです。

プログラマーあるある8:手ぶらで出勤する人がいる

プログラマーは、基本的には会社にあるPCだけで仕事ができます。また、突発的に家で仕事する必要が生じる場合に備えて、家にもPCを置いておきます。これにより、通勤時に持ち運ぶPCや、書類は無くなります。

通勤中に持ち運ぶものは、スマホ、定期、クレジットカード、家の鍵くらいなものです。

そこで、これら以外を持っていかないようにしたら、手ぶらで出勤できます。その結果、通勤中は、身軽で、快適で、電車の中で邪魔物がないので. 通勤のストレスを大幅に減少させることができます。

プログラマーあるあるを知ろう

プログラマーには、プログラマーでない人には理解しがたい独特な特徴があります。

プログラマーとはどんな人間か、プログラマーとはどんな職業かを理解するために、「プログラマーあるある」を知りましょう。