プログラミング学習でのメンターのメリット7選|メンターの探し方5選なども紹介

メンターについて

プログラミング学習をする上で「メンター」という言葉を耳にする機会が増えました。そもそもプログラミングを学習する上で、ネットの情報がたくさんありすぎて「何から始めたらいいのかわからない」ということが問題になってきます。そこで登場するのがメンターです。

特にプログラミングは、社会人だけでなく学生も学ぶ機会が増えているので、効率よく知識を得ることができるとしてメンターの存在が注目されています。

メンターの意味

メンターとは「指導者」という意味で「師匠」のような存在です。その人にあった進め方をするためにヒアリングをしっかりとおこない、適切に学びたいことを教えてくれます。

企業によってはメンター制度を採用し役割意識をはっきりすることで、やるべきことを明確化しチームの活性化に利用しているところもあります。また、キャリアプランを立てやすくするために、若手社員に先輩社員を付けるということも例として挙げられます。

メンターの役割

メンターとは、中長期的にアドバイスや助言をし、勉強だけでなく精神的なサポートをする役割があるので、幅広くサポートしてくれる存在になります。

家庭教師と同じように思われるメンターですが、師弟関係の方が言葉の意味に合うでしょう。また、メンターによってはプログラム技術だけでなく、これからの方向性のアドバイスをくれる方もいます。

就職や転職で迷っている場合は的確なアドバイスをくれる存在になるでしょう。

プログラミング学習でのメンターのメリット7選

プログラミング学習でたくさんの知識を一度に吸収するのは現実的に難しく、中長期的に継続して着実に学んでいかなければなりません。

書籍やインターネットを使って一人で学習することも可能ですが、必要な知識を的確に教えてくれる存在がいた方がモチベーションを維持しやすく、困ったことがあったときにすぐに助けてくれます。

ここからは、どのような点でメンターがいた方がいいのかを7つご紹介します。

プログラミング学習でのメンターのメリット1:挫折せずに学べる

「周りと比べることなく学習することができる」のは、メンターを利用するにあたり大きなポイントになります。自分のペースで学ぶことができるので、周りを気にせず集中してスキルを習得することができます。

例えば、バグが発生した時に解決方法をなかなか見つけることができずに、挫折してしまうことが挙げられます。このような場合も、的確なアドバイスを得られるので理解しながら学ぶことができるでしょう。

プログラミング学習でのメンターのメリット2:疑問をすぐに聞ける

集団での授業とは異なりマンツーマンでの対応になるので、わからないことをすぐに聞けるのもメリットです。覚えることが多く専門的な言葉も多く出てくるので、すぐに質問ができる環境は、より効率的にプログラミング技術を身に付けることができます。

特に初心者の場合は、コーディングの仕方や文法など覚えることがたくさんあり、いくつもの疑問が出てきたときにすぐに解決してくれる存在になるでしょう。

プログラミング学習でのメンターのメリット3:課題が見つかりやすい

「自分のペースで学ぶことができる」ので、その分「何が得意で何が不得意か」を明確にすることができます。不得意な部分については、集中して課題をクリアにすることができるので、より理解度も増すでしょう。

また、メンターも徐々に特徴を掴んでいくので、不得意部分を補強するための工夫をしてくれます。苦手をそのままにせず、着実にスキルを上げていける学び方ができます。

プログラミング学習でのメンターのメリット4:悩みを相談できる

悩みを改善するのもメンターの重要な役割になります。表面的に解決するのではなく、原因の根本は何なのかを掘り出し解決に向けての助言をしてくれます。

基本的には、理解を深めていくためにも自発的に相談をするまでアドバイスをすることはありませんが、目標に向けてモチベーションが下がらないようにケアをしてくれる存在にもなるでしょう。

プログラミング学習でのメンターのメリット5:最新の現状を知れる

メンターとなる人はその専門分野に特化した経験や能力を持った人が多く、現役で仕事をしている人が副業で教えていることもあります。

特にプログラミングの世界では、初心者からすると「何から手を付けていいかわからない」というのがよく問題に挙がりますが、メンターを付けることで「必要な技術を効率的に学べる」ので、学びたいことのゴールへの近道にもなるでしょう。

プログラミング学習でのメンターのメリット6:自己学習がしやすい

独学でプログラミングを学ぶことも可能ですが、学習する時間の確保ができず習慣化することが難しい方は、習得するまでに時間がかかります。

メンターを利用することでコミュニケーションがモチベーションになり、学習への動機付けになります。必要なことを効率よく学べるので、余計な時間を使わず集中的に学ぶことができるのも魅力の一つです。

空いている時間を上手く利用し、継続して学習することでスキルを高めていきましょう。

プログラミング学習でのメンターのメリット7:必要な技術がわかる

習得することが多くあるプログラミングでは、どう知識を学んでいくかということが大切になってきます。同じプログラムコードでも、動作が合っていても他者から見てコードが読めるものかなど、実は奥が深いのがプログラミングです。

経験のあるメンターが付けば、参考書には載っていない実際の現場で使える書き方や作法などを習得することができるので、独学では学べない実用的なものが学べます。

プログラミング学習でのメンターの探し方5選

身近な人にメンターとなる人がいれば早い話ですが、プログラミング経験のある人を探すのはなかなか難しいことです。ここからは、メンターを見つける方法をご紹介していきます。

無料のものから有料のものまで、探し方の方法はいくつかありますが、何を重視するかが重要になってきます。自分に合ったメンターを探す手段として、是非参考にしてみてください。

プログラミング学習でのメンターの探し方1:企業に就職かインターンとして参加する

プログラマーやエンジニアとして、就職や何かしらの経験ができれば、その職場の先輩がメンター的な存在になるので、実践的なスキルを身に付けることができます。

職場の先輩も、作業をスムーズに効率良くできるように親身になって教えてくれるでしょう。

プログラミング学習でのメンターの探し方2:友人など人のつながりで探す

ネットや動画など無料で学ぶのも一つですが、探し方として、人とのつながりがある方が学ぶ姿勢も変わってきます。

少しでも知っている人と何かしらつながっていることで、良い意味での緊張感のある関係が生まれ、成長するスピードにも影響が出るでしょう。

プログラミング学習でのメンターの探し方3:コミュニティサービスを利用する

「プログラミングがわからず、なかなか前に進めない」や「新しい技術を身に付けるのに不安を感じる」方は、勉強の仕方に問題がある可能性があります。

同じ勉強する時間でも「楽しく勉強する」ことで、身に付ける量も変わってきます。プログラミングは継続して勉強することが大切なので、無料のものから受講料がかかるものまで、自分にあったコミュニティを探してみるのも一つです。

プログラミング学習でのメンターの探し方4:スクールに通う

一番早くメンターを見つける方法としては、やはりスクールに通うことが挙げられます。スクール側でカリキュラムが用意されているので、指導を受ける側もする側も同じ方向性で進めることができます。

また、これまでのノウハウも蓄積されているので、受講料はかかりますが、勉強する環境としては整っているでしょう。

プログラミング学習でのメンターの探し方5:勉強会などに参加する

何もかも初めての人は、勉強会に参加してみるのも一つです。少人数から大規模なものまで様々な勉強会がありますが、オススメとしては少人数のものに参加する方が良いでしょう。

何度か参加することで質問しやすい関係性を築くことができ、より多くの情報を得るキッカケにもなるでしょう。

プログラミング学習でのメンターの選び方

ここからは「ポイントとして外せないこと」・「失敗しないメンターの選び方」をご紹介していきます。

プログラミングだけでなく、モチベーションなどもサポートしてくれる重要な役割があるからこそ、メンター選びは慎重におこなうようにしましょう。

現役エンジニアと記載があるものを選ぶ

しっかりとしたプログラミングを学ぶためにも「現役エンジニア」の在籍は大きなポイントになります。現役エンジニアであれば、現場で経験しているからこそできる教え方や、モチベーションの維持の仕方を身に付けているからです。

また、プログラムに関する業界の動向や情報を知っているので、豊富な知識と共に信憑性の高いアドバイスももらうことができるでしょう。

求人で、現役エンジニアのみを募集しているスクールもあります。

悪いメンターもいるので注意する

やっとの思いでメンターに巡り会えたとしても、中には残念ながら悪いメンターもいます。見分け方としては「時間にルーズ」であったり、こちらからの質問に対して回答をしっかりとせずスキルが伴っていない場合や、そもそも大学生の例があります。

良いメンターを選ぶことができれば、指導の仕方もうまく実務経験から必要な技術を的確に教えてくれるので、成長するスピードも速くモチベーションも維持することができるでしょう。

プログラミング学習でのメンター選びはしっかりしましょう

個人のものからスクールまで、いろいろな探し方をご紹介してきましたが「どのような人にプログラミングを学びたいか」が重要になってきます。

一から学ぶにしてもメンターの在り方は人によって様々なので、目標に向けた過程を大切にしてくれる人の方がスキルを身に付けやすいでしょう。自分に合った探し方で一緒に成長してくれるメンターを見つけましょう。