未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法9選|向いている人の特徴も紹介
未経験でエンジニアに転職はできるのか
IT業界で高い能力が要求されるエンジニアですが、未経験からでも転職はできます。エンジニアといっても、職種はさまざまでプログラミングのコードを書くエンジニアと、コードを書かないエンジニアもいます。
したがって最初は、プログラミング教室などで勉強を行っていない人はプログラミングのコードを書かない補助やサポートを行うエンジニアに転職をすることが多いです。
エンジニアの職業の種類5選
エンジニアリングの専門知識や技術を習得した人をエンジニアといいますが、エンジニアの職種・仕事内容はさまざまあり、求められる能力も大きく違いがあります。
職種に関しては大きく5種類に分けられます。それぞれの仕事の内容やどのような違いがあるのかなどを、種類ごとに紹介していきます。
エンジニアの職業の種類1:プログラマー
プログラマーは、設計書に従いプログラミング作業を行う職業で、プログラミングの高い技術が求められます。プログラミング言語に対しては最新の知識を持っていなければならないので、学び続けていく必要があります。
プログラミング以外にも、設計書の不備チェックやバグやエラーを見つける作業なども重要な仕事になります。論理的に考え、物事の順序をしっかりと立てられる必要があり、一人で地道にやり切る根気も必要とされます。
エンジニアの職業の種類2:システムエンジニア
システムやソフトウェアを設計・開発する職業で、クライアントからの依頼を元に設計しプログラマーへ設計書を出す仕事です。
基本はプログラマーへ仕事を渡しますが、自分でプログラミングを行うこともあります。プログラマーの上位職となるので、全体の管理や指示など幅広い視野を持ってプロジェクトの進行を行う技術が必要です。
エンジニアの職業の種類3:フロントエンドエンジニア
WEBサービスの中のユーザーが実際に操作をする部分を専門に担当する仕事です。WEBデザイナーと連携することもあるので、デザインについても関心を持つ必要があります。
また操作部分の機能構築や開発を担うため、使いやすさや見やすさを心がけていく必要があります。
エンジニアの職業の種類4:インフラエンジニア
ITインフラを構築する仕事で、サーバーエンジニアとネットワークエンジニアの2つに分けられています。
サーバーエンジニアはWEB上のメールサーバーやデータベースサーバーの構築を行い、ネットワークエンジニアは、サーバーやルーターでデータを正常に送受信するためのネットワーク構築を行います。
大規模なインフラ環境を構築したり運用したりすることが多いので、スケールが大きい仕事に関わることが多いです。
エンジニアの職業の種類5:WEBエンジニア
WEBエンジニアは、サイトやアプリの設計や開発、運営などを行う仕事です。プログラミングだけでなく、設計や運用などWEB全般が仕事の範囲となるためプログラミング言語だけでなくWEBにおける幅広い知識が必要となります。
また、構築するサイトやアプリなどによって使用する言語も違うため、プログラミング言語についての基礎知識も高い能力が必要になってきます。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法9選
エンジニアのような職種に未経験で転職したとしても、全くの未経験で就いてしまっては仕事が続かないと思いますので、ある程度の知識や能力を身につけて転職する必要はあります。
実際に転職してから後悔しない・失敗しないためにも、ここでは未経験でのエンジニア転職で失敗しない方法を9つ紹介していきます。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法1:スクールに通う
未経験で転職する前に、プログラミング学習のスクールに通うのがおすすめです。現在は、オンラインスクールもあり場所や時間を問わずに学ぶことが可能で、自分が学びたい学習カリキュラムを選ぶことができるので、重点的に効率よく学ぶことが可能です。
また、スクールによっては就職へのサポートを行っているところもあるので、学んだ後の転職に有利に動くこともできます。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法2:書籍などで独学で勉強する
未経験で独学する際は書籍などで行うことができます。書籍での学習だと、環境構築についても学習ができるメリットがあります。
しかし、独学で勉強する際は必ず目的を明確にして、学ぶ言語を明確にすることが必要です。自分が何を作りたいのか、そのためにどの言語を学ぶ必要があるのかを明確にしないと学んでいることがどこにつながるのか理解できず挫折して先に進めなくなってしまいます。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法3:エンジニアに必須の言語を学ぶ
アプリなどを開発する際にプログラミング言語を使用してコンピュータに指令を出すためのコードを書きます。プログラミング言語は、JAVAやRuby、PHPなどさまざまありますが、言語を学ばないとコードも書くことができません。
WEB上の表面的な部分やWEB上の裏側の処理を行う役割を担っているので、自分が作りたいと思っているものや入りたいと思っている企業で使用されている言語を学ぶようにしましょう。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法4:オリジナルのアプリを開発する
オリジナルのアプリを開発することで、言語と開発環境についての知識が高まります。アプリは現代においては生活に欠かせないものとなっており、アプリ開発のエンジニアは需要が高いこともあるため、自分でオリジナルアプリを開発することは良いことです。
オリジナルアプリを未経験でも作成することで、基本を知ることができて周りの未経験者より差をつけることにもなるので、自分で調べながらでも開発することはおすすめです。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法5:企業が求めるスキルを習得する
自分が勤めたいと思っている企業がもしあれば、初めからその企業が求めるスキルを習得するのが良いです。エンジニアは単純な技術だけでなく、総合的に能力が高い人材を探していることがほとんどです。
企業に採用される人は、その企業が求めるスキルを持っている人です。技術的な部分は、企業のことを調べて求められているスキルを習得していくことで、失敗せずに転職できるでしょう。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法6:自分のキャリアを見直す
エンジニアに転職したいという人は、ほとんどがキャリアアップのためという人が多いと思われます。実際に転職してからのキャリアプランを未経験だからこそ明確にしていくことで、実感を持って働けるので失敗することが少なくなるでしょう。
ですので、まずは今までの自分のキャリアを見直して客観的にまとめることで、転職後に役立てることなどをピックアップしておくことも重要となります。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法7:情報収集を徹底する
未経験でエンジニアに転職した際に失敗する原因の一つが、自分が思っていたのと違うということがあります。描いていた理想と現実が乖離してしまい、転職に失敗してしまうことが多いです。
転職する際は情報収集を徹底することが大切です。転職そのものを客観的に把握して、エンジニアという職種について、会社についてや職場の雰囲気まで徹底的に調べて転職したときに乖離しないことが大切です。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法8:選考の対策を徹底する
自分にスキルがあって、優秀だとしても企業に対して、きちんと伝えられないと採用してもらえません。企業の選考基準を把握するだけでなく、きちんと自分のスキルやキャリアを伝えられるようにすることが大事です。
未経験だとしても、他の業種に転職する時と同じように自分を採用するメリットや貢献度を説明できるようにして、選んでもらえるように選考の対策や準備をしていきましょう。
未経験でエンジニアに転職で失敗しない方法9:将来の展望を持つ
キャリアアップを図り未経験から転職する際でも、将来の展望は必ず持つようにしましょう。働いてみないとわからないこともありますが、転職して自分がどうなりたいとか、どのようなスキルを身につけたいなど、具体的に持ちましょう。
具体的に持っていることで、面接時に採用担当の人からの印象も変わりますし、採用後も意欲高く働いてくれるだろうという印象を持ってもらえるでしょう。
エンジニアに向いている人の特徴4選
未経験からエンジニアを目指す人が増えていますが、エンジニアに向いてない人もいます。向いてないのに、いざ転職して結局辞めてしまっては転職までの時間が無駄になってしまいます。
そうならないためにも、ここではエンジニアに向いている人の特徴を4つ紹介します。自分が向いているかどうか確かめて、転職を失敗しないようにしましょう。
エンジニアに向いている人の特徴1:ITなどに関心がある
そもそもIT自体に関心がなければ長続きはしません。関心がある、興味があるという点をポイントとして未経験者を採用する際に重視している企業が多いです。
常にIT業界は新しい技術、情報が出てくるので、常にバージョンアップをしないといけません。それに対して興味を持ち楽しいと思い、積極的に情報収集できる人がエンジニアに向いていると言えるでしょう。
エンジニアに向いている人の特徴2:コミュニケーションが得意
エンジニアは常に1人で仕事を行うわけではなく、チームで仕事を行うことがほとんどです。チームで話し合い、協力してよりスムーズに開発を行えるように密にコミュニケーションを行います。
業種によっては、社内以外の人との打ち合わせ、会議、プレゼンテーションを行うこともあるので高いコミュニケーション能力を必要とされる場面が多く出てきます。
エンジニアに向いている人の特徴3:コツコツ努力するのが得意
プログラミングの作業はコードを少し書いたら実行して確認、さらに書いたら実行を繰り返し、エラーなどが起こればそれを修正してと、地味で地道な作業が多いです。
したがって、プログラミングを覚える際も地味で細かい作業となることが多いので、地道な作業でも苦になることがなく、コツコツと努力できる人がエンジニアに向いていると言えます。
エンジニアに向いている人の特徴4:想像力が豊富
エンジニアはプログラミングを行い、コードを書いている間はパソコンの画面に文字が並んでいるだけです。その時点で完成したものは、頭の中で想像している状態なのです。
したがって、想像力を持ってイメージしながら仕事をすることになるので、想像力が豊富でないといけません。常に想像してより良いものを作れるアイディアなども出せる人は、エンジニアに向いていると言えます。
未経験でエンジニアに転職する際は準備は入念にしておきましょう
エンジニアは業界全体的に需要が高まり、コロナ禍で転職を考えている人も多いでしょう。未経験から転職を考えている人は、どんな職業でも言えますが情報なく転職してしまうのは本当によくありません。
未経験だからこそ、エンジニアになりたいと思っている人は必要なスキルや情報をしっかりと収集し、準備を念入りに行い転職後に失敗したとならないようにしていきましょう。