C言語の学習ステップ5つ!おすすめの学習スライドやWebサイト

C言語とは

C言語とは汎用性の高いプログラミング言語です。

1972年に開発された言語で、プログラミング言語の中では古い歴史を持ちますが、企業で使用する基幹システムやソフトウェア開発、ゲーム開発、ハードウェア開発などさまざまなことができることから現在でも高い人気を持ちます。

また、さまざまな言語に影響を与えており、C言語から派生したC++などの言語もあります。

C言語がIT業界で有用性について

C言語は現在でもIT業界で有用な言語です。

さまざまなプログラミング言語がある中でもC言語は人気が高い言語です。IT業界は情報の移り変わりが激しく、日々新しい技術が生まれている一方で、昔からあるシステムを継続して使用するためにC言語を扱うプロジェクトも今なお根強く残っています。

また、C言語はメモリを活用して高速な動作が実現できることから、最先端技術であるIoTにも活用されています。

C言語の特徴3つ

C言語にはどのような特徴があるのでしょうか。

プログラミングをしたことがない人でも、C言語という名前を聞いたことはあるという人も多いでしょう。しかし具体的にどのような特徴を持っているのか知らないという方もいるのではないでしょうか。

ここではC言語の特徴3つをご紹介しますので、どのような特徴があるのか参考にしてみてください。

C言語の特徴1:習得する難易度が高い

C言語は習得難易度が非常に高いという特徴があります。

数あるプログラミング言語の中でも、現在実用されている言語の中でC言語はトップクラスの習得難易度を誇ると言われています。

C言語は文法が機械語に近く、人には理解しにくい構造になっています。また、C言語の習得にはメモリやCPUに対する理解が必須となることから、初心者には非常に難易度が高いと言えるでしょう。

C言語の特徴2:実行速度を速くする

C言語はプログラミング実行速度が速いという特徴があります。

C言語はプログラムを実行する際にソースコードをまとめて機械語に翻訳するコンパイル型言語です。コンパイル言語はコードを1行1行翻訳しながら実行するインタプリタ言語に比べて、実行速度が速いという特徴があります。

また、C言語で使用されているCコンパイラは実行速度やコンパイル速度を重視しているため、C言語はプログラミング実行速度が非常に速いです。

C言語の特徴3:汎用性の高さ

C言語は高い汎用性があるという特徴があります。

C言語はソフトウェアやゲーム、基幹システムやOS、機械制御などあらゆる分野に対応できる汎用性の高い言語です。また、ハードウェア開発にも利用でき、さらに対応できる機器の範囲も広いことから、家電や自動車、スーパーコンピューターにまで利用されています。

これまでの採用実績も多く、また、目的に応じて拡張しやすく、プログラミングツールも豊富です。

C言語の学習ステップ5つ

C言語はどのようにして学習すればよいのでしょうか。

C言語は人気が高いプログラミング言語でありながら、その習得難易度はトップクラスです。他のプログラミング言語を習得しているという人でも、C言語の習得には時間がかかるケースも多いでしょう。

C言語の習得には適切な学習ステップを踏むことが重要です。ここではC言語の学習ステップ5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

C言語の学習ステップ1:Linuxのコマンドについて理解する

C言語の学習では、まずはLinuxのコマンドを理解しましょう。

LinuxコマンドはLinuxのOS操作を行う際に必須となるものです。C言語の学習に入る前に、先にLinuxコマンドについて知っておきましょう。

先にLinuxのコマンドを理解しておくことで、以降のC言語の学習を効率的に進めることができます。

C言語の学習ステップ2:学習スライドを活用する

C言語の学習では、学習スライドを使ってC言語の雰囲気を掴みましょう。

プログラミングの学習教材には書籍や学習サイトなどさまざまな種類がありますが、C言語は非常に難易度が高い言語なので、いきなり書籍や学習サイトを利用しても理解することは難しいです。

そのため、最初には学習スライドを利用して全体の雰囲気を掴みましょう。画像が多く文字が少ない学習スライドであれば、最後まで読み進めやすいです。

C言語の学習ステップ3:学習サイトを活用する

C言語の学習では、次に学習サイトで手を動かしながら学習を進めてみましょう。

スライドを最後まで読み終わったら、次は学習サイトを使用します。書籍を使って活字を読みながら学習するよりも、手を動かしながら学んでいける学習サイトの方が初心者の場合は躓きにくいでしょう。

また、学習サイトで勉強を進めるうちにわからないことが出てきても、この段階では止まらずに先へ進めていきましょう。

C言語の学習ステップ4:書籍学習を行う

C言語の学習では、次は書籍を使って理解を深めていきましょう。

書籍は自分のレベルや学習の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。書籍は基礎をしっかり固める効果がある学習方法なので、最初に使用せずにある程度C言語について学んだタイミングで利用するのが有効です。

自分に合った書籍を使って、ここまで身につけた知識をさらに深めていきましょう。

C言語の学習ステップ5:簡単な開発環境を構築する

C言語の学習では、最後に環境構築を済ませましょう。

ここまでさまざまな学習方法を実践してきたため、C言語についてある程度理解できたでしょう。このあたりで実際に開発へ入りたいところですが、C言語の開発環境の構築はプログラマーでも躓くことがあるため注意が必要です。

そのため、開発環境を簡単に構築できるツールなどを使用して、簡単に環境構築を済ませるのがおすすめです。

おすすめのスライド学習サイト3選

C言語の学習に活用できるスライド学習サイトをご紹介します。

C言語の学習ステップで学習スライドの活用をご紹介しましたが、これからC言語の学習を始めようと考えている方の中には、どのようなスライド学習サイトがあるのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。

ここではおすすめのスライド学習サイト3選をご紹介しますので、C言語の学習に活用してみてください。

スライド学習サイト1:C言語講習会 第1回

「C言語講習会 第1回」はC言語の変数や関数などついて詳しく学べるスライド学習サイトです。

プログラミング初心者でもわかるように「Hello World」からはじまり、関数や制御構文、配列、構造体などをステップバイステップで学んでいきます。講習の内容が細かく分かれているため、ピンポイントで学べます。

また、ひと通り学んだあとで復習するのにも便利なサイトです。

スライド学習サイト2:やさしく知りたいC言語

「やさしく知りたいC言語」はC言語を触りながら学習したい人におすすめのスライド学習サイトです。

C言語を動かしながら学べるようにスライドを非常に細かく分けて作成しているため、枚数は多いですが文字自体は少ないため、スラスラ読み進めていくことができます。

また、C言語の特徴や最小のプログラムなどを丁寧に解説しているのがポイントです。

スライド学習サイト3:C言語超入門

「C言語超入門」はC言語について知りたい初心者におすすめのスライド学習サイトです。

超入門という名前のとおり、「そもそもC言語とは何か」からスタートしたい人に最適なサイトで、プログラムとは何か、C言語とは何かといった内容がわかりやすく纏められています。

そのため、C言語についてこれから学ぼうと考えている人でも利用しやすいでしょう。

おすすめの学習Webサイト6選

C言語の学習に活用できる学習Webサイトをご紹介します。

スライド学習が終わったら、次は学習サイトを利用した学習へ移りましょう。インターネット上にはプログラミングが学べるサイトは多くあり、その中でもC言語を学べる学習サイトは豊富にあります。

ここではおすすめの学習Webサイト6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

学習Webサイト1:一週間で身につくC言語の基本

「一週間で身につくC言語の基本」は基礎から順に1週間ずつ学習を進めていける学習Webサイトです。

C言語の基本から応用まで1日ずつのレッスン形式でまとめられており、サイトに沿って1週間ずつ勉強を進めることで、計画的なC言語の学習が行えます。

独学でプログラミング学習を進めるのは難しいですが、このサイトを利用することで初心者でもうまくペースメイクすることができます。

学習Webサイト2:paiza

「paiza」は学習動画を見ながらソースコードが書ける学習サイトです。

1本5分程度の無料の学習動画を視聴しながら、自分でもコードを書いて動かすことができます。また、練習問題を解くことで自分の今のレベルを知ることもできます。

練習問題の結果はEからSまでの6段階で表示され、Sがもっとも高い評価になります。C以上であれば基本的な知識が習得できていると言えます。

学習Webサイト3:ドットインストール C言語入門

「ドットインストール C言語入門」は3分動画で学習できる学習サイトです。

3分動画でプログラミングをマスターできるプログラミング入門サイトとして有名なサイトで、さまざまなプログラミング言語やアプリの作り方まで学べます。

動画で学べるため、C言語をはじめて学ぶ人でもC言語について理解を深めることができます。

学習Webサイト4:北ソフト工房

「北ソフト工房」は設計からコーディング、デバッグ、テスト、修正が実践できる学習サイトです。

実際のソフトウェア開発の現場で行われている開発工程を練習問題を解きながら体験できる学習サイトになっており、一般的な学習サイトの練習問題よりもより実践的な内容になっています。

そのため、C言語の学習はある程度進んでおり、他の学習サイトを使ったことがある人におすすめです。

学習Webサイト5:TECH Pjin

「TECH Pjin」はさまざまな練習問題をこなせる学習サイトです。

C言語だけでなくさまざまなプログラミング言語の問題が掲載されている学習サイトで、問題数が非常に多いため、問題を解くことでよりC言語への理解を深めたい人におすすめです。

また、問題は選択式になっているため、隙間時間でも進めることができます。

学習Webサイト6:初心者のためのポイント学習C言語

「初心者のためのポイント学習C言語」は学習と演習を効率よく進められる学習サイトです。

初心者のためにわかりやすい図解なども多く掲載しており、C言語についての基礎学習とサンプルプログラム、さらに各単元の演習を行うことで、しっかりと知識を定着させていくことができます。

また、掲載されている問題は社員情報などを例に作成されているため、わかりやすくなっています。

C言語の学習に役立つ資格について

C言語の学習にはどのような資格が役立つのでしょうか。

これからC言語の習得を目指す方の中には、どのような資格がC言語の習得に役立つのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。

ここでは最後にC言語の学習に役立つ資格についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

C言語プログラミング能力認定試験

「C言語プログラミング能力認定試験」はC言語を使用した応用プログラムの作成スキルを認定する資格です。

サーティファイが実施している民間資格で、3級から1級まであります。3級、2級は筆記試験ですが、1級ではパソコンを使用した実技試験が行われます。

公式の書籍を使って勉強すれば2級までは独学での合格も可能で、2級以上なら転職の際にC言語のスキルをアピールすることができます。

基本情報技術者試験

「基本情報技術者試験」はITエンジニアとしてのキャリアをスタートする人におすすめの国家資格です。

IPAが実施している情報処理技術者試験の1区分で、難易度としてはスキルレベル2に相当します。コンピュータやネットワーク、セキュリティなどIT関連の知識はもちろん、経営なども知識についても問われます。

取得すればITに関する基本的な知識を持っていることを証明できます。

C言語の学習を始めよう

C言語は幅広い開発に使用できるプログラミング言語です。

難易度は非常に高いですが、習得できればエンジニアとしてスキルアップできるでしょう。

ぜひこの記事でご紹介したC言語の特徴やC言語の学習ステップ、おすすめの学習サイトなどを参考に、C言語の習得を目指してみてはいかがでしょうか。