JavaScriptとは何?JavaScriptでできること8つを紹介

JavaScriptとは何?

JavaScriptとはWebページに動的な処理を付与できるプログラミング言語です。

JavaScriptはWeb開発に必須のプログラミング言語で、ユーザー側であるWebブラウザとWebサイトやWebサービスなどのやりとりを円滑にできるようにするものです。

また、JavaScriptはスマートフォンやデスクトップのPCブラウザなど、ほぼすべてのデバイスで使用されています。

Javaとは何が違う?

JavaとJavaScriptは名前が似ているだけの異なるプログラミング言語です。

Javaは仮想マシン上で動作することから、OSなどの環境に依存しないという特徴を持つ言語です。高い正確性と堅牢性を持っていることから、大規模プログラムなどの開発に使用されています。

一方、JavaScriptはWeb開発に使用される言語で、開発環境が整っていなくても開発できるという特徴があります。

JavaScriptは世界で人気な言語

JavaScriptは世界的にも人気を持つ言語です。

JavaScriptは大企業や有名サービスに採用されているプログラミング言語となっており、人気テクノロジーでも上位という実績を獲得しています。

また、JavaScriptはフロントエンドのプログラミング言語ですが、Node.jsなどのサーバーサイドの技術が発展したことにより、世界でもっとも使用されている言語になりました。

JavaScriptを使ってできることの8つの例

JavaScriptはさまざまなことができるプログラミング言語です。

JavaScriptは世界的にも非常に人気の高いプログラミング言語ですが、具体的にはどのようなことができるのでしょうか。

ここではJavaScriptを使ってできることの8つの例をご紹介します。

JavaScriptを使ってできることの例1:テキストを変更する

JavaScriptを使用することでHTML内にあるテキストを変更することが可能です。

JavaScriptを使用することで、HTMLにある文字を動的に変更することが可能です。たとえば、テキスト内に文字列を入力し、ボタンをクリックすることで別のテキストへ同じ文字列を表示できるようになります。

JavaScriptを使ってできることの例2:文字の色や大きさを変える

JavaScriptを使用することで文字の色やサイズを変更することが可能です。

テキストの色やサイズの変更もJavaScriptであれば実装可能です。たとえばリンクテキストをクリックすることで、文字のカラーやサイズを変更する処理をWebサイトに実装できます。

文字色を変える場合は「style.color」に値をセットしますが、間違えて「style.fontColor」と記述しないようにしょう。

JavaScriptを使ってできることの例3:画像を切り替える

JavaScriptを使用することで、ボタンクリックなどで画像を切り替えることが可能です。

JavaScriptを用いることにより、Webページ読み込み、ボタンクリックなどの動作に応じて表示されている画像を変更することも可能です。

Webページ全体の読み込みを行うことなく画像のみを切り替えられるため、非常に効率的だと言えるでしょう。

JavaScriptを使ってできることの例4:画像を拡大表示する

JavaScriptを使用することで、掲載している画像を拡大表示することが可能です。

Webサイトに画像を掲載する場合、初めからサイズの大きな画像を配置するとWebページの表示が重くなるだけでなく、サイトのデザインを損ねることになります。

しかしJavaScriptのjQueryを使用すれば、画像を拡大して細部まで見てもらうことが可能です。

JavaScriptを使ってできることの例5:メニューの表示を切り替える

JavaScriptを使用することで、マウスの動きに伴いメニュー表示を切り替えることが可能です。

JavaScriptで要素の表示非表示の切り替えも可能なので、マウスの動きによってメニューの表示、非表示を切り替えることも可能です。

たとえば、ページ表示時には非常時になっているメニューを、マウスで画面をスクロールすることで表示するような処理が実装できます。

JavaScriptを使ってできることの例6:Googleマップを組み込む

JavaScriptを使用することで、GoogleマップをWebサイトに組み込むことが可能です。

企業サイトなどを作成する場合、サイトに自社や販売店などを表示したGoogleマップを表示するケースも多くあります。

Googleマップは埋め込みコードでも表示できますが「JavaScript API」を使用すれば、より高度なカスタマイズも可能になります。

JavaScriptを使ってできることの例7:送信フォームの入力チェック

JavaScriptを使用することで、送信フォームの入力チェックを実装することが可能です。

問い合わせフォームではメールアドレスなど、入力必須のフォームの入力漏れをチェックして注意メッセージを表示するような機能が搭載されています。

そういった入力チェックもJavaScriptによって入力内容を読み取り、エラーがないかどうかをチェックする仕組みになっています。

JavaScriptを使ってできることの例8:Googleの関連サービスの利用

JavaScriptを使用することで、Googleのアクセス分析サービスなどを利用することが可能です。

Webサイトの訪問者を詳しく分析したいというケースもあるでしょう。そういった場合は、JavaScriptを使用してGoogleの関連サービスをWebサイトに埋め込めば、アクセス分析できるようになります。

JavaScriptの代表的なライブラリ2つ

JavaScriptには便利なライブラリがあります。

JavaScriptを使用する場合、ライブラリを使用することでより効率的に開発可能になります。ここではJavaScriptの代表的なライブラリ2つをご紹介しますので、どのようなライブラリがあるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

JavaScriptの代表的なライブラリ1:Ajax

Ajaxは、JavaScriptでAjaxアプリケーションを開発する場合に使用されるライブラリです。

Ajaxライブラリは非常に種類が豊富で、細かいものを合わせると100種類以上の数があります。AjaxライブラリにはjQueryやprototype.js、Script.aculo.usなどの種類があり、それぞれ用途に合わせて開発に用いられています。

JavaScriptの代表的なライブラリ2:jQuery

jQueryは、JavaScriptで使用できる便利な関数が多数用意されているライブラリです。

jQueryは表示や計算、非同期通信などのさまざまな機能が用意されており、もっとも広く活用されているライブラリだと言えます。

jQueryの関数を使用することで非常に簡潔にコーディングできることから、JavaScriptでの開発時にjQueryは必須のライブラリです。

JavaScriptの勉強法4選

JavaScriptにはどのような勉強法があるのでしょうか。

これからJavaScriptを学ぼうと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは最後にJavaScriptの勉強法4選をご紹介しますので、どのような勉強法があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

JavaScriptの勉強法1:書籍で勉強

JavaScriptは書籍で勉強する方法があります。

JavaScriptは人気のある言語なため、JavaScriptに関する書籍も豊富に販売されています。書籍であれば、JavaScriptに関する基礎的な内容から順を追って体系的に学べます。

また、書籍を使用して学習する場合、自分のレベルに合った内容の書籍を1冊もしくは2冊選んで繰り返し学習するのがおすすめです。

JavaScriptの勉強法2:学習サイトで学習

JavaScriptは学習サイトで勉強する方法があります。

学習サイトは、無料で利用できるものから有料の学習サイトまでさまざまな種類があります。JavaScriptは人気の高い言語なため、学習サイトで学ぶのも良いでしょう。

学習サイトであれば短い動画で学べるものや、実際にプログラミングを行いながら学べるものなどさまざまな種類があり、初心者におすすめです。

JavaScriptの勉強法3:プログラミングスクールに通う

JavaScriptはプログラミングスクールで学ぶ方法があります。

社会人向けのプログラミングスクールに通ってJavaScriptを学ぶのもおすすめです。プログラミングスクールであればプロの講師に教えてもらえるため、独学よりも効率よくJavaScriptを学習できます。

また、わからない点があってもその場で解決しながら学習を進められるため、挫折するリスクも少ないでしょう。

JavaScriptの勉強法4:社員研修に力を入れている会社に入社する

JavaScriptは、社員研修に力を入れている会社に入社して学ぶ方法があります。

新入社員教育が充実している企業に入社してから研修で学ぶ方法もあります。研修にはさまざまな種類がありますが、講座形式であれば1日から3日ほどの期間で、ある程度のJavaScriptの知識を習得できます。

社員研修は研修後も自分で学習を進める必要があり、自分で学習を進められる人におすすめです。

JavaScriptを学んでWebサイト作りに役立てよう

JavaScriptはWebサイトの開発に役立つ言語です。

JavaScriptは世界的に人気の高い言語で、Webサイトに様々なダイナミックなアクションを付与することができます。

ぜひこの記事でご紹介したJavaScriptを使ってできることやJavaScriptの勉強法などを参考に、JavaScriptを習得してみてはいかがでしょうか。