プログラミングで何を作ることができる?趣味にするメリット5つもあわせて紹介!
プログラミングを趣味にすると何を作ることができる?
「プログラミング」とは、コンピュータへの作業手順を指示するプログラムを作ることをいいます。プログラムはコンピュータ言語によって命令が記述され、その内容に従ってコンピュータは作業を実行します。
プログラミングを趣味にすると、Webサイトを始めゲームやアプリなどさまざまなものが作れるようになります。
趣味としてプログラミングを学ぶ際のポイント
プログラミングは市販の参考書が充実しておりWebにて無料で学べますが、技術用語が多く難易度が高いため、途中で挫折する人が多いと言われています。
趣味としてプログラミングを習得するには、途中で挫折しないように3つのポイントを考慮して学習を進める必要がありますので、ご紹介していきます。
目標を定める
プログラミングを習得したら何を作るのか、まずは目標を定めましょう。
最終的な目的を決めてステップを組むことにより、自分が今どのレベルにいて次の目標達成には何が必要なのか明確になるからです。
またステップを1つこなすことで達成感が感じられるため、学習する上でのモチベーションにも繋がり挫折しにくくなります。
何を作るか考慮して言語を選ぶ
趣味でプログラミングを始める場合、何を作るか考慮して言語を選ぶのが大切です。なぜならプログラム言語には多くの種類があり、学ぶ言語によって作れるものが変わるからです。
Webサービスを作りたいのなら「Ruby」や「PHP」、スマホアプリを作りたいのなら「Swift」や「Java」などのプログラム言語がおすすめです。
簡単な言語から挑戦したい方は「Ruby」や「Python」が良いでしょう。
無料の学習サイトやスクールを利用してみる
プログラミングを学ぶ方法はいくつかありますが、とりあえず挑戦してみたいのなら「無料の学習サイト」、確実にスキルを身につけたいのなら「スクール」を利用するのがおすすめです。
無料の学習サイトは実際に手を動かして学べるメリットがあり、もっとスキルを磨きたくなったら有料版に切り替えることもできます。プログラミングスクールは受講料がかかりますが、早く確実にスキルを身につけられる方法でしょう。
趣味の範囲のプログラミングでできること7選
趣味でプログラミングを始めたら何を作るべきか、また実際に何が作れるようになるのか分からない方もいらっしゃるでしょう。プログラミング言語は種類が多く、何を作るかによって必要なプログラミングスキルが変わってきます。
次に、趣味でプログラミングを始めることによってできることを7つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
プログラミングでできること1:AI
AI(人工知能)といえば感情を認識するロボットなどが良く知られています。現在ではスマート家電をはじめ自動車などさまざまな分野で使われていますが、今後もさらに需要が高まると言われています。
AIは「Python」というプログラム言語によって多くが開発されていますが、Pythonは初心者でも比較的マスターしやすいと言われていますので挑戦してみる価値があるでしょう。
プログラミングでできること2:自動化ツール
会社での業務や日々の生活で毎日繰り返し行うような単純作業などを、プログラミングによって自動化することで効率的にこなせるようになります。
日常生活のちょっとしたストレスが解消されるだけでなく、それによって仕事が捗れば社内での評価も高まるでしょう。
プログラミングでできること3:競技プログラミング
「競技プログラミング」とはプログラミングコンテストの総称で、与えられた課題について制限時間内にいかに早く正確にプログラミングするかを競います。競技プログラミングにはさまざまなジャンルがあるので何を作るかにもよりますが、代表的なのはアルゴリズムです。
プログラミングを趣味で始めれば競技プログラミングに参加できるので、ゲーム感覚で楽しみながらプログラミングスキルを身につけられるでしょう。
プログラミングでできること4:ロボット
近年は大人のみならず子供が対象のプログラミング教材が増えていますが、なかでもロボットの動きを制御するプログラミングは人気があります。
自分のプログラミングでロボットが思い通りに動くワクワク感とロボットの動作で結果がすぐに分かるので、プログラミングで何を作るか決めかねている人にもおすすめです。
また、ロボットのプログラミングは、創造力や論理的思考、問題解決能力向上に役立つといわれています。
プログラミングでできること5:Webサービス
ホームページやブログなどのWebサービスはプログラミングの知識がなくても作成できますが、プログラミングを趣味にすることでデザインや動きなどを自分好みにカスタマイズできるようになります。
Webに動きをつけるJavaScript、ページの構成やデザインに必要なHTML/CSSなどのプログラム言語は、比較的習得しやすいため初心者向きです。仕事の需要が多くあるので副業として収入を得られる可能性もあります。
プログラミングでできること6:スマホアプリ
家計簿やスケジュール管理などスマホアプリにはさまざまな種類がありますが、プログラミングを趣味にすることで自分にぴったりのオリジナルアプリを作れます。
iPhoneなどのiOSは「Swift」が比較的簡単に作成でき、Androidの場合は「Kotlin」が公式プログラミング言語となっています。スマホアプリの開発分野市場は今後も伸びることが予想されるため、趣味だけにとどまらず仕事にも活かせるでしょう。
プログラミングでできること7:ゲーム
ゲームといえばVR(仮想現実)などの3Dゲームが話題ですが、趣味でプログラミングを始めることによってゲームの開発ができるようになります。
「Unity」など無料で使えるゲーム統括開発エンジンは、基本的にプログラミングの知識は必要ありませんが、「JavaScript」「C#」「Boo」の3つのプログラム言語が使用されているので、習得することで機能を存分に活かせます。
趣味でプログラミングをするメリット5つ
プログラミングによって多くのものが作れることをご理解いただけたと思いますが、他にもさまざまなメリットがあります。
プログラミングを趣味にすることは、自分の働き方の選択肢を広げたり、何を作るかにもよりますが収入を大きく増やせる可能性を秘めています。
次に、具体的なメリットについて詳しくご紹介していきます。
趣味にするメリット1:独立が狙える
昨今のIT業界は深刻な人手不足が続いており、フリーランスへ仕事を外注するのはもはや当たり前となっています。
たとえ趣味で始めたプログラミングであってもスキルを磨き続けていればやがて単価の高い案件を受注することも可能となり、会社を辞めてフリーランスとして独立することも夢ではありません。
趣味にするメリット2:いろいろな物を作れるようになる
プログラミングを趣味にすることでいろいろな物が作れるようになりますが、代表的なのがWeb・スマホアプリ・ゲームなどです。
例えばブログなどはWordPressというツールで作成できますが、CSSやPHPなどのプログラミング知識があれば、自分好みにカスタマイズできます。
まずは何を作るか決めてから、必要なプログラム言語を選択すると良いでしょう。
趣味にするメリット3:趣味をお金に変えられる
プログラミングを趣味にすることで、そのスキルを活かして副業として収入を得ることが可能になります。
IT業界は深刻な人手不足のためプログラミングの仕事は常に募集があり、何を作るかで差はありますが案件は様々です。
特に募集が多いのが「コーディング」で、趣味レベルのプログラミングスキルでも取り掛かりやすいため副業として人気があります。
趣味にするメリット4:業界の就転職に有利になる
プログラミングを趣味にすることによって、IT業界への就転職が有利になるでしょう。
IT業界は深刻な人手不足のため、企業においてはプログラミング未経験者を採用して育てようという意識が高まっているからです。
プログラミングスキルはいわば手に職をつけることと同じで、業種を問わずどこでも通用するため業界を問わず同じように評価してもらえます。
趣味にするメリット5:在宅で仕事ができる
プログラミングの仕事は、パソコンや通信手段があればどこでも仕事ができます。自由な働き方をしたい方や介護・子育てで家を空けられない方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
近頃は社員に在宅勤務を許可する企業が増えていますが、なかでもIT業界は在宅勤務やリモートワーク率が高いといわれています。
趣味でプログラミングを始めれば、将来の働き方の選択肢も広がることでしょう。
プログラミングを趣味にして何を作るか決めよう!
プログラミングは趣味にすることでいろいろなものが作れるだけでなく、仕事においてもメリットがあることを紹介してきました。
少しでもプログラミングに興味を持ったならば、簡単なものから実際に作ってみましょう。
何を作るかはあなた次第です。1つクリアしたらまた次と趣味を追求することで、いつの間にかスキルが身について人生の選択肢が大きく広がることでしょう。