Node.jsとは?できること5つやNode.jsを学ぶ方法をご紹介!
Node.jsとは?
Node.jsとはサーバーサイドで動作するJavaScriptです。
JavaScriptはブラウザで動作するプログラミング言語となっているため、主にクライアント側での処理を実装することに使用されます。
しかしNode.jsならJavaScriptをサーバーサイドで動かすことができるため、クライアントもサーバーサイドも両方JavaScriptで記述することができます。
JavaScriptとの関係性
Node.jsとは「サーバーサイドJavaScript」とも呼ばれている言語です。
Node.jsとは、PHPなどと同じようにJavaScriptをサーバーサイドで利用することができるJavaScriptのプラットフォームです。
Node.jsを利用することにより、これまでは主にWeb開発に利用されていたJavaScriptをスマホアプリや機械学習などの分野でも利用できるようになります。
Node.jsの使い方とは?
Node.jsを導入する場合は公式のインストーラーを利用しましょう。
Windowsにインストールする場合は「Windows Installer」、Macにインストールする場合は「macOS Installer」をクリックしましょう。
また、Ubuntuの場合は「$ sudo apt-get install nodejs npm」でインストール可能です。
Node.jsでできること5つ
Node.jsでできることとはどのようなことなのでしょうか。
JavaScriptをサーバーサイドで動かすことができるNode.jsですが、Node.jsを利用することで具体的にどのようなことが実現できるのでしょうか。
ここではNode.jsでできる5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Node.jsでできること1:Webサーバーとして使用する
Node.jsを利用することで、Webサーバーとして利用することができます。
JavaScriptはクライアント側で動作するものですが、Node.jsであれば単純なWebサーバーとして利用することも可能です。
Node.jsでWebサーバーを作る場合、ブロッキングな処理を記述すると処理待ちが発生するため、ノンブロッキングな処理の記述を意識する必要があります。
Node.jsでできること2:スマホアプリを開発する
Node.jsを利用することで、スマホアプリも開発可能になります。
JavaScriptでスマホアプリを開発する場合、Glitchなどのフロントエンドもバックエンドも両方扱うことができるIDEを利用しましょう。
Glitchを利用することで、バックエンドはNode.jsを使用し、フロントエンドにはHTML、CSS、JavaScriptを使用してスマホアプリを開発することができます。
Node.jsでできること3:Webアプリを開発する
Node.jsを利用することで、Webアプリが開発できます。
Node.jsは同期通信にも適しているJavaScriptのプラットフォームなので、LINE Botなどのチャットアプリの開発にも採用されています。
また、リアルタイム通信にも適していることから、スマホのゲームアプリにも採用されています。そのため、Node.jsを利用することで大抵のWebアプリの開発が可能です。
Node.jsでできること4:JavaScriptでプログラムを書く
Node.jsを利用することで、JavaScriptでプログラムを書けます。
前述のとおりNode.jsはサーバーサイドでJavaScriptを動かすことができるプラットフォームとなっているため、JavaScriptによるプログラミングが可能です。
サーバーサイドでOSの機能にアクセスできることから、ネットワーク通信などのプログラムもJavaScriptで開発できます。
Node.jsでできること5:CSSに変換する
Node.jsを利用することで、TTFフォントをCSSに変換できます。
Node.jsの標準出力機能により、TTFフォントをCSSに変換することが可能です。この機能により、小さいファイルをCSSに仕舞うことが可能です。
初心者がNode.jsを学ぶ方法とは?
初心者がNode.jsを学ぶ方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
プログラミング初心者の場合、Node.jsを習得するよりも先にJavaScriptを習得しておきましょう。それでは、Node.jsを学ぶには具体的にどのような方法があるのでしょうか。
ここでは初心者がNode.jsを学ぶ方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン講座で学ぶ
Node.jsはオンライン講座で学ぶ方法があります。
オンライン講座で有名なUdemyであれば、Node.jsの講座をオンライン上で受講することができます。また、Udemyで受けられるNode.js関連の講座は1つではなく、初心者向けの入門編から重要なところに絞った速習講座、さらに無料で利用できる講座もあります。
そのため、自分のレベルなどに合わせて学習することができます。
参考書を読む
Node.jsは参考書を使って学ぶ方法があります。
近年注目を集めているNode.jsは関連書籍も販売されているため、一般的なプログラミング言語と同様に参考書を使って学習することも可能です。
レベルも初心者向けからSPA開発やクローラーなど特定の目的に絞ったものまであるため、初心者向けの本を選びましょう。
Node.jsを使うときに気を付けること
Node.jsを使用する場合は規模の大きいアプリ開発は避けた方が良いでしょう。
Node.jsとは、基本的に小規模かつリアルタイム性が必要なプリケーション開発に適しているものです。そのため、チャットアプリなどの開発に最適です。
逆にアクセスが多い大規模アプリに使用するには若干の心配があるため、まずは小規模なアプリケーション開発で利用するようにしましょう。
Node.jsにおけるメリット・デメリット
Node.jsならJavaScriptのみでフロントエンドとサーバーサイドを開発できるというメリットがあります。
また、Node.jsを利用することでWebサーバーのメモリ消費量を抑えることも可能です。しかし一方で、Node.jsに対応しているサーバーが少ないことから、自分でNode.jsをインストールする必要があります。
また、イベント処理が重いと最悪の場合サーバーダウンへ繋がる可能性もあります。
Node.jsへの理解を深めて業務に活かそう
Node.jsを活用することにより、サーバーサイドのさまざまな分野でJavaScriptを利用できます。
ぜひこの記事でご紹介したNode.jsの使い方やNode.jsでできること、初心者がNode.jsを学ぶ方法などを参考に、サーバーサイドJavaScriptと呼ばれるNode.jsの使い方を習得してみてはいかがでしょうか。