AWS codecommitの特徴とメリット

皆さんが現場で使用しているソース管理ツールは何でしょうか?
Git、SVN、Mercurialなどが主流でしょうか?私は5年間ほどSEをやってきましたが、今まで参加してきた現場の大半はGitを使用していました。
しかし、最近職場でよく「AWS」という単語を耳にします。「AWS」とはAmazonが提供するウェブサービスのことですが、実に多彩な機能があります。
今回はその多彩な機能の一つ「AWS codecommit」の特徴や利用するメリットについてご紹介します。

AWS codecommitについて

●AWS codecommitとは

AWS CodeCommitはAmazonが提供するソース管理サービスのことです。同様の機能を持つものとしてGithubが有名ですね。

AWS CodeCommitはGitリポジトリをホストとしています。そのため、Gitで使用しているコマンドまたはGitグラフィカルツールを使用して、リポジトリのソースファイルと通信することができます。

●AWS codecommitの特徴

codecommitの特徴といえば、フルマネージドサービスであるということです。これにより、サーバを自分で管理する必要がなくなります。
また、AWSが提供しているAWS codeDeployなどと連携してスムーズなデプロイを行うことが可能です。
さらに、リポジトリをAmazon S3 および Amazon DynamoDBに保存し、任意のリージョンに分散させることができる、可用性の高さも特徴の一つでしょう。

AWS codecommitのメリットとデメリット

AWS codecommitのメリットを上げるとするならばやはり、先述したフルマネージドサービスAWSが提供している別機能への連携がスムーズに行えることでしょう。

また、初期構築が容易に行え、パッチなどを充てる必要もないことや、運用作業も発生しないことにより、そのほかの行見作業に集中できることも魅力的ですね。既存のGitツールでも動作させることもできるのも、使用者としてはうれしいですね。

逆にデメリットにを上げるとするならば、Web上でのUIが整っていないことや、Githubと比べてマネージドサービスとしての機能に不足している部分があることでしょう。

AWS codecommitはリリース時期が2015年のため、やはりGitHubなどに比べると若いシステムのため、しょうがない部分でしょう。今後もどんどんアップデートされていくので、気長に待ちましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私が調査した限りでは、UIの不足や機能の不足などのお話をちらほら見かけましたが、今のところGithubとそう変わらない使用感で使用することができるのではないかと感じました。
現在のところソース管理ツールはやはりGitやSVNが主流ですが、近年ではサーバーはAWSになっている現場も少なくありません。そのうち、連携の行いやすさからサーバーやソース管理などすべてのツールをAWSに任せてします現場なども出てくるでしょう。そんなときの予備知識になればと思います。

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