AWSについて一気に解説

AWSって何?

AWSとは、クラウドコンピューティングを使ったサービスの名前です

AWSとは実は略語で、正式名称はAmazonWebServicesです。そうです、みなさん普段からネットショッピングなどで使われていると思います、あの有名なAmazonが提供しているサービスの一つです。「ちょっとまって、クラウドコンピューティングって何?」って思った方いらっしゃるかもしれません。簡単にご説明いたします。クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じて、サーバーやデータベース、ソフトウェアなどのコンピューターをサービスとして利用することです。つまりAWSがあると、データベースやサーバーを自ら用意しなくても、自分のPC一台とインターネットに接続さえできれば、サーバーや、大容量のストレージ、データベースなどを利用できちゃうということです。つまりこのクラウドコンピューティングをAmazonがサービスとして提供しているのがAWSということです。このAWSは今最も人気の高いクラウドサービスとなっており、サービスの内容も豊富で様々な機能を持っていますが、簡単に使用できるとは限りません。そこで活用したいのが、AWSの分野別に実施されているAWS認定試験になります。次はAWS認定試験について見ていきましょう。

AWS認定試験の種類と難易度

AWSの資格は、多く11種類もあります。AWSのシステム自体は英語で運用されていますが、日本語での受験も可能となっております。以下で簡単い資格の種類ごとの説明をいたします。*難易度等は公式サイトを参考にしています

クラウドプラクティショナー試験(基礎レベル)

こちらの試験は、AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる

が対象になっております。全体的な理解とあるの、幅広い知識が求められそうです、公式サイトでは、テクノロジー、マネジメント、販売、購買、またはファイナンスの分野で最低6ヶ月のAWSクラウド使用経験があることが知識量として求められています。難易度としては、AWSの登竜門というとイメージしやすいかと思います。

ソリューションアーキテクト(アソシエイト:1年間AWS実務経験レベル)

こちらの資格は、AWSのテクノロジーを駆使し、安全なアプリケーションを構築、デプロイしたり、デバックするといった知識を持つ証明となっています。IT業界では設計者向けとして知られています。

SysOpsアドミニストレーター(アソシエイト:1年間AWS実務経験レベル)

こちらの資格は、主に運用者向けとなっています、運用者向けということもあり、障害が起こったときに、AWSのテクノロジーを用いて管理・運用ができる証明になります。出題される問題も、データ管理や、モニタリング、セキュリティなどといった運用者向けです。

デベロッパー(アソシエイト:1年間AWS実務経験レベル)

こちらの資格は、主に開発者(プログラマー)向けです、試験ではシステム構築をするにあたり、AWSのどのようなサービスや技術を使用すると、仕様通りに機能が実装できるかなどが問われます。こちらの資格を取得すると、AWSサービスを利用した、開発や保守のスキルの証明にもなります。開発が好きな方には、オススメです。

ソリューションアーキテクト(プロフェッショナル:2年間AWS実務経験レベル)

こちらは、上記で説明した、ソリューションアーキテクト(アソシエイト)のワンランク上の資格になり、難易度は高く、AWSの試験では最も難しいも言われております。試験では、動的なスケーラビリティ、高度な可用性、信頼性を備らアプリケーションの設計及びデブロイなどの知識やスキル、また要件に基づくいてどのようなAWSサービスを使用するかといった選択の知恵などが問われます。最も最難関ではありますが、取得できると、AWSを使用してアプリケーションやシステム設計などにおけるプロとして、証明できる魅力的な資格でもあります。

DevOpsエンジニア(プロフェッショナル:2年間AWS実務経験レベル)

こちらの資格は、上記で説明した、デベロッパーとDevOpsのアソシエイトレベルのワンランク上の資格です。主に開発者と運用者向けに構成されています。試験では、ユースケースや仕様、要件が提示され、それに対するソリューションを選ぶ問題がいおおいそうです。こちらの試験も試験問題のボリュームも大きく、試験範囲も広いため、高難度の資格です。こちらを取得すると、DevOpsの手法をつかい運用しつつ、システムをAWSを使って実装できるといったスキルの証明にもなります。

セキュリティ(専門知識)

こちらの資格は、AWS上でのセキュリティに関する専門知識を証明する資格です。試験では、暗号キーの管理や、セキュリティとパフォーマンスの最適化などをはじめとした、AWSのセキュリティ関連の問題が多くでます。難易度としては、専門知識のため、深く掘り下げた問題などが多く出題されますが、IT業界でセキュリティ分野の経験や知識が豊富であれば取り組みやすいとも言われております。

ビックデータ(専門知識)

こちらも専門知識として、AWSのビックデータ関連サービスを使用した、複雑なデータ分析を実行するためのスキルと専門知識を証明する資格です。データ収集や、処理、分析といったビックデータ関連について問われます。難易度もは中級レベルです。

高度なネットワーキング(専門知識)

こちらの資格は、AWSでの大規模なハイブリットITアーキテクチャの設計及び実装における技術面に特化した専門知識を証明できる資格です。試験ではAWSのネットワークに関する設計や実装、アプリケーションとネットワークの連携などについて問われます。

Alexaスキルビルダー

AmazonAlexaのスキルを構築、テスト、公開に関する技術を証明できます。Alexaというのは、AmazonのEcho端末の頭脳となるクラウドベースの音声サービスです。CMでも何度か放送されていましたが、黒くて円筒系の物体で、「アレクサ」と話しかけるといろいろな操作ができるシステムです。難易度的には、比較的簡単とされているようです。

機械学習(専門知識)

AWSを利用して、ビジネス上の問題に対する機外学習のソリューションを、設計、実装、デプロイ、保守といった機械学習に関する能力を証明する資格です。試験では、AmazonSageMarkeやAWSLedなどのデータ関連AWSサービスに関して出題されます。

最後に

上記に挙げたように、AWS認定資格は種類が多く、中には難しく資格取得までに多くの時間が要する物もありますが、取得できるとAWS関連の案件や仕事ももらえたり、自分のステップアップにも繋がります。AWSを始めたいならまずは、登竜門である、クラウドプラクティショナー試験(基礎レベル)を受けてみては以下かでしょうか?また、開発者向けや設計者向けといったように、目的やレベルに応じての取得も良いかと思います。またこれから取得しようとしている方々も、AWSの各資格の試験概要や出題範囲は、公式サイトに乗っていたり、有料では、ありますがクラストレーニングルームといったインストラクターが直接指導してくれるものもあります。是非とも活用してみてはいかがでしょうか?AWS認定資格は、これからも需要性があり、学習環境も整っているので一度チャレンジしてみるのも良いかもしれません。

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