Amazon SNS WorkMailについてご紹介!

Amazon Simple Email Service (Amazon SES)とは?

Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS)は、ユーザー自身のEメールアドレスとドメインを使用してEメールを送受信する簡単で費用効率の高い方法を提供する Eメールプラットフォームです。
例えば、特価販売などのマーケティングEメールや、注文確認などの取引Eメール、ニュースレターなどのその他のタイプの通信文の送信に使用できます。Amazon SESを使用してメールを受信するときは、Eメール自動応答システム、Eメール登録解除システム、受信Eメールからカスタマーサポートチケットを生成するアプリケーションなどのソフトウェアソリューションを開発できます。Amazon SESの利用料は使用した分です。

Amazon SNSを使用する大きなメリット

大規模なEメールソリューションを構築することは、ビジネスにとってしばしば複雑で高コストな課題となります。Eメールサーバーの管理、ネットワーク構成、IPアドレスの評価といったインフラストラクチャの課題に対処する必要があります。さらに、多くのサードパーティーのEメールソリューションでは、契約や価格交渉のみでなく、かなりの初期費用が必要となります。Amazon SESでは、これらの課題を解消できます。
ユーザーは、自社の大規模な顧客ベースにサービスを提供するために構築してきた高度なEメールインフラストラクチャを利用することが可能です。

Amazon WorkMailとはなんなのか?

Amazon WorkMailはセキュリティに優れた企業向けEメールおよびカレンダーのマネージド型サービスで、デスクトップとモバイルの既存のクライアントに対応しています。Amazon WorkMailを利用すれば、ユーザーはMicrosoft Outlook、ウェブブラウザ、iOSおよびAndroidネイティブのEメールアプリケーションを使用して、Eメール、連絡先、カレンダーにシームレスにアクセスできます。Amazon WorkMailは既存の社内ディレクトリと統合できるほか、データを暗号化するためのキーとデータを保存する場所の両方を管理することが可能です。

Amazon WorkMailの利点

マネージドサービス…Amazon WorkMailを利用すれば、自社のEメールインフラストラクチャを簡単に管理することができ、オンプレミスのE メールサーバーのライセンス付与やプロビジョニングに関する先行投資が不要になります。複雑なソフトウェアのインストールや保守も、ハードウェアの管理も必要ありません。Amazon WorkMailによって、パッチ適用、バックアップ、およびアップグレードがすべて自動的に処理されます。

エンタープライズグレードのセキュリティ…Amazon WorkMailでは、AWS Key Management Service (KMS)で管理する暗号化キーを使って、保管中のすべてのデータが自動的に暗号化されます。また、Amazon WorkMailではすべてのデータが保存されるAWSリージョンを選択することで、データの局所性を完全に制御することも可能です。

Outlookとの互換性…Amazon WorkMailではWindowsと macOSの両方のMicrosoft Outlookがネイティブでサポートされるため、ユーザーはすでに利用中のEメールクライアントを引き続き使用できます。Microsoft Outlook用プラグインなどのソフトウェアを追加でインストールする必要はありません。

あらゆるデバイスからのアクセス…ユーザーは、メールボックスをiOS、Android、Amazon Fire、およびWindows Phoneデバイスと同期できます。オンプレミスのMicrosoft Exchangeサーバーから移行する場合、ユーザーのモバイルデバイスはAmazon WorkMailに自動的に接続できるため、エンドユーザーによる再設定は必要なく、ユーザーへのサービスが変わることもありません。また、ユーザーがEメール、カレンダー、および連絡先にアクセスするための、機能豊富なウェブクライアントも用意されています。

Active Directoryとの統合…Amazon WorkMailは既存の Microsoft Active Directoryと安全に統合できるため、ユーザーは既存の認証情報を使用してメールボックスにアクセスできます。これにより、Active Directoryユーザーとコンピューターなどの馴染みのあるシステム管理ツールを使用できるため、ユーザーとグループの管理も簡単になります。

低コスト…Amazon WorkMailでは、1 ユーザー 1 か月ごとのシンプルで低額な料金体系が採用されており、1 ユーザーあたり 1 か月につき 4 USD の価格には、1 ユーザーあたり50GBのストレージが含まれます。

Amazon WorkMailの開始方法

まず、Amazon WorkMailにアクセスする必要があります。Amazon WorkMailにアクセスするには、Windows版、macOS版、および Microsoft Exchange ActiveSyncプロトコルをサポートするモバイルデバイス(iPhone、iPad、Kindle Fire、Fire Phone、Android、Windows Phone、BlackBerry 10)向けのMicrosoft Outlookクライアントを使用できます。さらに、macOSのApple Mailアプリケーションを使用することも、ウェブブラウザでAmazon WorkMailウェブアプリケーションを使用して安全にAmazon WorkMailにアクセスすることもできます。
アクセス後、Amazon WorkMailの使用を開始するには、AWSアカウントが必要です。このアカウントを使用して、AWSマネジメントコンソールにサインインして組織を作成すること、ドメインを追加すること、ユーザー、グループ、リソースを作成することができます。

Amazon WorkMailの料金

Amazon WorkMailは前払いも、最低利用料金も、長期契約もありません。月末に、当月の利用料金が発生し、毎月ユーザーアカウント数に応じて課金されます。1ユーザーあたり50GBのメールボックスストレージが含まれていて、個々のユーザーに対し月額4.00USDです。最大25ユーザーまで、30日間の無料トライアルを利用して使用を開始できます。
ユーザーが作成された場合、最初の月は、有効にした初日から月末までの日割り計算でメールボックスの月額料金が調整されます。ユーザーが月末までに停止または削除された場合、そのユーザーの月額料金は月末まで適用されます。
1 か月の請求対象となるユーザー数は、当月に有効だったユーザーアカウント数の平均になります。利用者には、全ユーザーアカウントの月ごとのサブスクリプション料金が請求課金されます。月の途中でユーザーアカウントが無効化された場合、そのアカウントに対する毎月のサブスクリプション料金は、アクティブだった日数に基づいて日割り計算されます。

また、Amazon WorkMailには無料トライアルがあります。Amazon WorkMailにサインアップ後、最初の30日間は、最大25ユーザーまで無料で有効にすることができます。この期間が終了すると、アクティブなユーザーを削除するか、Amazon WorkMailアカウントを登録解除しない限り、すべてのアクティブなユーザーに対して課金されます。
また、会議室などのリソースの作成・使用もAmazon WorkMail内では無料です。

おわりに

いかがだったでしょうか。無料トライアルもある上に、使用したいリソースも追加料金なしで利用可能なので、是非検討してみてはいかがでしょうか。

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