Azureの運用
Azureとは何か?
Azureとは、とても大きなサーバーが設置されている世界でも55拠点展開しているデータセンターでこの設備をクラウドプラットフォームとしてサービスを提供しています。Azureの提供するサービス形態は２つ存在しそれぞれ「laaS」と「PaaS」と呼ばれるプラットフォームがあります。
Azureでできることは？
開発と運用を組み合わせたAzure DevOpsというサービスがあります。Azure DevOpsとは開発からリリースまでソフトウェア開発を助けるものです。進捗管理を行うためのボードやソースコードを保存やレビューするリポやテストのできるパイプライン、手動でテストを助けるテストプランなどの総しての名称をAzure DevOpsです。
サーバーの構築もなしでプログラムを実行できるAzure Functionsというサービスも存在します。java,javascript,pythonといったサポートしているプログラミング言語があり実行するトリガーにもできるイベントもいろんなものがあります。
Azureのメリット
他のグローバルとの大きな違い、それはリージョン間のネットワークの接続状態がMicrosoftのビルやキャンパス内のネットワークを改して運用されることがAzureの魅力ともいえます。Microsoftはどこよりも積極的に運用投資しており世界で上位3位に組み込まれるほどの長いネットワークを保有しています。世界にはたくさんのAzureデータセンターが存在しておりAzureデータセンターは１つのリージョンと呼ばれておりますVDI on Azureとの相性が良くVDIから大きなファイルにアクセスが高速で運用されます。
Microsoft社はAzureでGlobalやTrusted、Hybridといったメッセージを打ち出してます。Azureではいろんな用途でハイブリッドクラウドの実現にはとても最適でオンプレミスとの連携ができます。一番多いと言われる開発や構築されたクラウドへのバックアップ機能をもっているのでオンプレミスのためにバックアップ用の装置を購入することもなく運用や管理も必要はございません。
さらにAzureはインターネット経由でいつどこからもアクセスが同時に可能でデータ量予測がとても難しいファイルサーバーをAzureが提供するファイルの共有サービスがあります。SMBプロトコル(LANを通じてファイル共有やプリンタなどに利用されるプロトコル)を使用しているのでオンプレミスのサーバーから運用移行する時もアプリケーションの互換性も気にすることもありません。
Azureはウィルスや情報漏洩といったネットワークセキュリティ対策が備わっています。こういったものはデータセンタの外側だけにはならず悪意のあったオペレーションによっても発生するのでセキュリティにはすごく強いです。Azureのデータセンターもいろんな層や部門のセキュリティゲートの設置や再発防止対策による作業の簡略化、自動化による人為的作業の削減、さらには入館者も制限されているなど対策が施されています。データセンターの外側と内側の脅威に対し、セキュリティを常に対策をしアップデートし続けることはオンプレミス環境で実施することは難しいと感じますが、運用するにあたってそのような環境をクリック１つで利用できることも大きなメリットと感じております。
以上がAzure運用するにあたってのメリットAWSやGoogle Cloudといったサービスがある中でAzureの強みと言えます。
Azureの利用料金
Azureの課金は8割ほどサーバー系が含まれているのでストレージや仮想マシン、ネットワークといった代表的な想定の利用料金を試算することでズレのない価値感の把握ができます。クラウドを使用しているうちに料金が大変なことになっているというのが一番怖いです。Azureではそういった料金のアラートを設定し設定値に達したら通知がくるようにすることが可能です。課金アラートはARMではなくアカウントポータルの方から設定が可能です。このアラートに助けられた方も多いでしょう。
Azureは触ってみることで理解が一番深まります。Azureは1ヵ月間、20,500円分のリソースが無償で使用することができます。まずAzureで何ができるのか？を理解するために使用してみることをおすすめします。
AzureのGUI
専用サイトAzure Resource Manager 通称ARMといわれるとこで操作が可能です。自身の直感で理解できるういでコマンドを打つことに抵抗ある人でも扱うことが容易です。ですがGUIは苦手という方はコマンドで操作できるインターフェースも存在します。
Azure Power Shell と呼ばれるwindows環境のみのインターフェース
Azure CLI と呼ばれるwindows環境の他にLinux,Macといったインターフェース
まとめ
Azureについて紹介してきましたが。Azureは有効活用できる機能が豊富にありどんどんアップグレードされるので把握していくのは難しいですが運用し続けていくためには常に最新の情報を得ていかなければならないということです。実際触っていくことで理解も深まりますので触ってみるのが最適と感じます。初めは無償でもできますので運用検討いかがでしょうか。
