初心者から見たAzureと使い方
初心者がAzureを使用するにあたって
クラウドとは
まず初めに、この記事を作成している私自身がIT業界の初心者ですので、調べて学んだことを記述させていただいております。ご了承ください。
今回の内容のAzureというのは、Microsoft社が提供しているクラウドサービスです。「Azure」は「アジュール」と読みます。
クラウドとは、広くIT分野において「インターネットなどのネットワーク上でユーザーが使えるサービスのこと」を指しています。
これまでは、ユーザーがデータを保存する際には、コンピューター本体のハードディスクに保存することが一般的であり、ソフトウェアを利用する際には、コンピューターにインストールする必要がありました。
しかし、クラウドサービスを利用することで、データをクラウド上に保存したり、インストール不要でソフトウェアを利用したりできるようになりました。
IT業界初心者である私がこれまで使用していたクラウドサービスは使い方が簡単なもので、以下の3つです。あくまで無料の範囲内で使用していました。
無料で使用できる容量は15GBまで。
無料では5GBまでの容量が利用できる。ただし、iCloud DriveのユーザーはiPhone・iPad・Macユーザーに限られます。
無料版は2GBまで。(私が最も重宝しているクラウドサービスです。写真や動画、編集した音楽などを移動させるために使用しており何度も要領が不足していました。有料版という誘惑がありましたが、何とか無料の範囲でやりくりしていました…)
クラウドサービスを利用するメリットには、
などがあり、クラウドサービスを利用することで、仕事の効率性やデータ保存の安全性などの面でメリットを受けられます。
Microsoft社のAzureの他にも、AmazonのAWS(Amazon Web Service)やGoogleのGCP(Google Cloud Platform)といった人気のクラウドサービスがあります。
Azureについて
まず、Microsoft Azureは、従量課金制という、初期費用無しで使用した分だけ支払うのサービスです。
開発環境のプラットフォームを提供するクラウドであるPaaSは「Platform as a Service」の頭文字を取った略語で「パース」と呼びます。このPaaSを主に提供しているのがAzureです。
アプリケーションソフトが稼働するためのデータベースやプログラム実行環境などが提供されるサービスのことです。
「Infrastructure as a Service」の頭文字を取った略語でIaaSは「イァース」と読み、仮想サーバーやストレージ、ファイアウォールなどのインフラを、インターネット上で使えるサービスとして提供する形態のものもあります。また、これまではすべてパソコンにインストールして動作していたアプリケーションが、インターネット経由で使えるようになった形態のサービスである、SaaS(「Software as a Service」の頭文字を取った略語で「サース」)というものも存在します。
Office 365やOneDriveがマイクロソフト社のSaaSです。
Azureのアカウント作成
まず、初心者の私たちは、Azureを使用するにあたり、アカウントを作成します。
本人確認のため、クレジットカードと電話番号が必要なので準備しておきましょう。無料アカウントで30日間22,500円分のサービスを利用できます。登録するだけなら費用は発生しませんのでご安心ください。
確認コードが正しい場合は、[有効なクレジットカード]の詳細と[住所]を入力するように求められるので、カード情報を入力し、[次へ] をクリックしてください。
これで登録は完了です。
無料期間は使用していなくても30日が経てば終了してしまうので、お気をつけください。
IT業界初心者の皆さん、ぜひこの記事が参考になった方がいればAzureに登録して使い方を勉強し、これから共に成長していきましょう。