azureのデータディスク料金について

Azure データディスクについて

本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。
ご了承ください。

ITエンジニアとして日常を過ごしていると、日々新しい情報が次々と登場します。
そんな中で今回ご紹介するのは、Azureデータディスクの料金とディスクについてです。
Azureはマイクロソフト社が提供しているクラウドサービスですが、著者はディスクの料金やディスクについては、お恥ずかしながらキーワードは聞いたことはありましたが、内容は知りませんでした。
そのため、少しでも多くの読者の皆さまに知ってもらいたい且つ、備忘録も兼ねて今回記事にいたしました。
では、早速詳細な内容に触れる前にまずAzureデータディスクとは何か?について、段階的に紐解いていきます。
お付き合いいただければ幸いです。

Azureデータディスクについて

仮想マシンに追加するデータ用のディスクになります。
現時点で最大で4TBが上限となります。

ディスクの種類について

Azureのディスクには「Standard」と「Premium」の2種類が用意されています。
大きな違いはイメージ的には「Standard」はHDDベースで遅く、「Premium」はSSDベースで早いといった違いがあります。

ディスクの種類を選ぶなら?

それぞれの特徴を以下にまとめました。

Standard

・基本的には低パフォーマンス

・比較的要求されないサーバーに使用します。(例えばファイルサーバーなど)

Premium

・基本的には高パフォーマンス

・多く要求されるようなサーバーに使用します。(例えばDBサーバーなど)

ディスクの容量について

Azureのディスクは、両方のディスクの最大容量が拡大され、VM 1 台あたりのディスク容量が
従来の 1,024 GB から 4 倍の 4,095 GB に増えました。

ディスクの容量について以下にまとめました。

Managed Disks(Standard)

・S40(2TB)

・S50(4TB)

Managed Disks(Premium)

・S40(2TB)

・S50(4TB)

Unmanaged Disks(Standard)

・最大4,095GB

Unmanaged Disks(Premium)

・S40(2TB)

・S50(4TB)

ディスク料金について

料金についてはディスクサイズに応じて様々な料金プランが用意されています。
今回は通常のManaged Disks(Standard)をご紹介いたします。
左から種類、ディスク サイズ、月額、ディスクあたりのIOPS、ディスクあたりのスループットとなります。

S4/32 GiB/172.04/最大 500/最大 60 MB/秒

S6/64 GiB/336.90/最大 500/最大 60 MB/秒

S10/128 GiB/659.46/最大 500/最大 60 MB/秒

S15/256 GiB/1,268.74/最大 500/最大 60 MB/秒

S20/512 GiB/2,437.12/最大 500/最大 60 MB/秒

S30/1 TiB/4,587.52/最大 500/最大 60 MB/秒

S40/2 TiB/8,716.29/最大 500/最大 60 MB/秒

S50/4 TiB/16,056.32/最大 500/最大 60 MB/秒

S60/8 TiB/29,359.68/最大 1,300/最大 300 MB/秒

S70/16 TiB/55,050.24/最大 2,000 最大/500 MB/秒

S80/32 TiB (32767 GiB)/106,797.60/最大 2,000/最大 500 MB/秒

ディスクを追加してみよう

①Azure Portalの画面上の左メニューにある「Virtual Machines」をクリックします。
すると右側に表示された仮想マシンの中で、Diskを追加したい仮想マシン名をクリックします。

②設定項目内にある「ディスク」をクリックします。

③「データディスクの追加」をクリックします。

④「LUN」、「名前」、「ホストキャッシュ」それぞれの項目を必要に応じ入力します。

⑤④の「名前」をクリックするとプルダウンメニューが表示され、その一覧より「ディスクの作成」をクリックします。

⑥「名前」、「リソースグループ」、「アカウントの種類」、「ソースの種類」、「サイズ」をそれぞれ入力し、
「作成」をクリックします。

⑦完了したら、「保存」をクリックします。

⑧保存が完了すると、「仮想マシンのディスクが正常に更新されました」と通知が表示されます。

⑨設定した内容でディスクが追加されます。

まとめ

Azureはクラウンサービスなので、業務環境とニーズがマッチすれば、容易に環境を整えることができます。
料金面では、ディスクサイズに応じて様々な料金プランが用意されているため、利用状況に応じて選択することができます。
IT業界の現在や今後先もクラウドといった環境に急速にシフトしていき、サービス利用者も増えていくと著者は考えます。
今回はAzureのディスク料金やディスクについてご紹介しましたが、他のAzureサービスとAzureディスクと組み合わせて利用すれば、もっと業務効率化や業務改善が図れるのではないかと考えます。
少しでも多くの読者の皆さまがAzureに興味を持っていただけたら幸いです。
機会がありましたら、IT技術の情報を読者の皆さまにまたお届けしていきたいです。

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