Azure Application Gatewayの料金について

Azure Azure Application Gatewayの料金について

本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。
ご了承ください。

ITエンジニアとして日常を過ごしていると、日々新しい情報が次々と登場します。
そんな中で、今回ご紹介するのは、Azure 負荷分散についてです。
Azureはマイクロソフト社が提供しているクラウドサービスですが、著者はAzureのAzure Application Gatewayや料金については
聞いたことはありましたが、詳細な内容は知りませんでした。
そのため、少しでも多くの読者の皆さまに知ってもらいたい且つ、備忘録も兼ねて今回記事にいたしました。
お付き合いいただければ幸いです。

Azure Application Gatewayについて

Azure Application Gateway は、Web アプリケーションに対するトラフィックを管理できる Web トラフィック ロード バランサーです。
従来のロード バランサーはトランスポート レイヤー (OSI レイヤー 4 – TCP と UDP) で動作し、送信元 IP アドレスとポートに基づくトラフィックを送信先 IP アドレスとポートにルーティングします。
Application Gateway では、URI パスやホスト ヘッダーなど、HTTP 要求の追加属性に基づいてルーティングを決定できます。 たとえば、着信 URL に基づいてトラフィックをルーティングできます。
そのため、/images が着信 URL にある場合、画像用に構成された特定のサーバー セット (プールと呼ばれます) にトラフィックをルーティングできます。 /video が URL にある場合、
そのトラフィックはビデオ用に最適化された別のプールにルーティングされます。

Azure Application Gatewayの特徴について

Azure Application Gatewayの特徴を以下にまとめました。

•Secure Sockets Layer (SSL/TLS) 終了

•自動スケーリング

•ゾーン冗長性

•静的 VIP

•Web アプリケーション ファイアウォール

•AKS のイングレス コントローラー

•URL ベースのルーティング

•複数サイトのホスティング

•リダイレクト

•セッション アフィニティ

•Websocket と HTTP/2 トラフィック

•接続のドレイン

•カスタム エラー ページ

•HTTP ヘッダーと URL の書き換え

•サイズ設定

Azure Application Gatewayの料金について

Azure Application Gatewayの情報を以下にまとめました。

Azure Application Gateway を使用すると、HTTP 負荷分散と配信制御を行いつつ、高度にスケーラブルで高可用な Web サイトを構築できます。
Web アプリケーション ファイアウォール Application Gateway は、Application Gateway のすべての基本機能に加えて、悪意のある Web リクエストに対する保護を提供します。
Application Gateway の課金は、ゲートウェイがプロビジョニングされて利用可能になっている合計時間、
および Application Gateway によって処理されたデータ量に基づいて行われます。

Application Gateway の種類 / Basic Application Gateway / Web アプリケーション ファイアウォール Application Gateway

S / ¥3.136/ゲートウェイ時間 (~ ¥2,289.28/月) / \利用できません

M / ¥8.7808/ゲートウェイ時間 (~ ¥6,409.984/月) / ¥15.8055/ゲートウェイ時間 (~ ¥11,537.972/月)

L / ¥40.1408/ゲートウェイ時間 (~ ¥29,302.784/月) / ¥56.1972/ゲートウェイ時間 (~ ¥41,023.898/月)

月あたりの見積額は 1 か月の使用時間を 730 時間として算出しています。

複数のインスタンスを使用する場合、インスタンスごとに課金されます。

まとめ

Azureは、クラウンサービスなので、業務環境とニーズがマッチすれば、容易に環境を整えることができます。
料金面では、様々なプランが用意されているため、現場のニーズに応じて選択することができます。
サーバーを運用していく中で、サーバーダウンや通信ができない状況になると会社の業績ダウンや利用者の信頼を失う結果に繋がります。
そのため、アクセス数が多い場合は負荷分散の導入は必須のものとなるでしょう。
IT業界の現在や今後先もクラウドといった環境に急速にシフトしていき、サービス利用者も増えていくと著者は考えます。
今回はAzureのApplication Gatewayについてご紹介しましたが、他のAzureサービスと組み合わせて
利用すればもっと業務効率化や業務改善が図れるのではないかと考えます。
少しでも多くの読者の皆さまがAzureに興味を持っていただけたら幸いです。
機会がありましたら、IT技術の情報を読者の皆さまにまたお届けしていきたいです。

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