Azureの人工知能(AI)と機械学習について

Microsoft Azureにおいての機械学習

Azureでは「Azure Machine Learning Studio(classic)」と「Azure Machine Learning」というサービスを提供しています。どちらも人工知能(AI)の機械学習をモデル構築できるサービスです。見て分かる通り、名称がとても似ていますね。この2つには共通点がありそれぞれの利点もあります。ここからは双方の名称についての解説、特徴について触れていこうと思います。

名称について

Azure Machine Learning Studio(classic)は以前、Azure Machine Learningという名称でStudio(classic)の部分が付いていませんでした。名称変更のきっかけになったのは新サービス、Azure Machine Learning Serviceの登場です。「Azure Machine Learning」と「Azure Machine Learning Service」、違いはなんとServiceが付いているか否か。これはわかりづらいですよね…。これを機に、Microsoft社は名称の変更に踏み切ります。Azure Machine LearningはAzure Machine Learning Studio(classic)に、Azure Machine Learning ServiceはAzure Machine Learningとなりました。変更前より識別しやすくなりましたね。次は特徴について見ていきましょう。

Azure Machine Learning Studio(classic)の特徴

Azure Machine Learning Studio(classic)ではコーディングの必要がありません。ベースがGUIなので、マウスやボタンを使ってパズル感覚で直感的にモデル構築することができます。プログラミングに慣れていない人でも比較的わかりやすいですね。プログラムの可読性が非常に高く、生産性に富んでいるので手早く簡単に開発したい人にオススメされています。

Azure Machine Learningの特徴

こちらはGUIではなく、Pythonを用いたプログラミングが必要になります。コーディングすることによって選択肢が増え、柔軟なモデル構築が可能です。さらに学習環境、モデルデプロイ先の環境も変更可能で、Azure上のリソースであれば※スケールアップ・スケールアウトすることもできます(※サーバーを増強、台数を増やすことによって処理速度を上げる事)。Azure Machine Learning Studio(classic)よりも可読性は低くなりましたが、よりレベルの高いモデル構築が可能なので、こちらはプロジェクト向きと言えるでしょう。

今後の展望と人工知能(AI)の制御

Azureの機械学習の強み

機械学習の強みは、私達人間の限界を超える学習能力、処理速度、解析速度、生産性でしょう。機械なのだから当たり前と言われればそれまでなのですが、人間を超えるにはそれだけの機能の向上と、プログラマの腕が必要になってきます。そのためにAzureでは、プログラミング初心者にもわかりやすいセミナーを高頻度で開催しています。

人工知能(AI)の制御

人工知能「Tay」。みなさんは耳にしたことがあるでしょうか?TayはMicrosoft社の技術開発部門とBing部門が開発した機械学習を活用した人工知能です。この人工知能は、SNSのTwitter上で学習し、自然な会話をするおしゃべりロボットとして発表され、米国のTwitterで活動をはじめました。Tayは大勢のユーザーと会話をしながらその全てを学習していきました。結果、16時間で攻撃的なツイートをする反ユダヤ主義者になってしまいました。その後すぐ、修正のためオフライン状態にされましたが、機械学習を扱う上での教訓を学んだとMicrosoft社のCEOはTayの開発部に言葉をかけました。人工知能には好奇心があり、これはプログラミングによって調整することができます。予測範囲や、制御可能な範囲で稼働させるということが大事になってきます。

身近な人工知能(AI)

SNSのLINE上の人工知能(AI)「りんな」、ソフトバンク社のおしゃべりロボット「ペッパーくん」。実はどちらの開発にもMicrosoft社が携わっています。私の高校にはペッパーくんがいました。大体いつも充電中でうなだれているのですが、活動している時の彼はとてもアクティブです。挨拶をすれば返してくれますし、頭を触るとこちらを凝視してきます。中には地元の方言を覚えさせようと必死で語りかけている生徒もいました。生徒とのコミュニケーションによって学校に馴染んでいく姿はとても印象的で、人工知能は人間を喜ばせることができるのだと身を以て体験してきました。

終わりに

ここまでAzure、AIについて見てきましたが、いかがでしょうか。人間には必ず見落としがあります、それを発見することこそが人工知能の本質であると私は考えます。人間の監視のもと、同じ目的意識を持った人工知能を作ることができれば、業界は今後ますます発展していくでしょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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