Webライターにおすすめ ダウンロード不要で使える作業効率を上げるツール紹介

はじめに

IT関係の仕事をしている方や、趣味でプログラミングをしているという方など、ほぼ全員が何かしらのツールを使用して作業をしていることでしょう。様々なツールを使用することで作業を効率的に進めることができます。

例えば、プログラムのコードを書くエディタも立派なツールです。昔はエディタにも種類がなく選択肢がありませんでしたが、今では『Visual Studio Code』(VSCode)や『Atom』など、様々な便利機能や拡張機能があるエディタが増え、選択肢も広がっています。ツールはエディタの他にもローカルサーバーを構築するツールなどいろいろあり、効率的に作業ができる環境を構築できます。

しかし、どのツールを使用するにも環境構築は必要になります。例えばエディタなら、エディタの他に開発に使用する言語用のパッケージをダウンロードし、開発環境を構築しなければなりません。また、パッケージも種類が豊富なため、どれをダウンロードすればよいか迷うでしょう。他にも環境変数を設定するなど、初心者の人からするとダウンロードすればすぐ使えるわけではないので少し抵抗を感じるかもしれません。また、プログラミングに興味があってもエディタなど設定が多くあるため気軽にできず、諦めてしまう人もいるかもしれません。

今回はそんなプログラミングに興味がある人やWebライターの方が気軽に使用できる、ダウンロードも環境構築も必要のない便利なツールを紹介したいと思います。Webライターの方のみならず、Webデザイナーやフロントエンジニアの方にもおすすめできるツールも紹介しますので見てみてください。

おすすめツール紹介

では、さっそくおすすめツールを紹介していきます。

前述したとおり紹介するのは、初心者の方でも環境構築を必要とせずコーディングができるツールです。そして、初心者の方だけでなくWebライターの方やフロントエンジニアの方にもおすすめできるツールです。今回は特に初心者の方とWebライターの方に向けてツールの使い方など説明をしていきます。

CodePen

最初に紹介するのは「CodePen」というツールです。このツールはフロントエンジニアの方に向けたツールで、HTML・CSS・JavaScriptのコードを書くエリアがあり、コードを書くエリアの下に出力結果を表示します。

「CodePen」の特徴はインストール・ダウンロード等の環境構築が不必要で、なによりローカル環境を構築せずとも手軽に画面の出力結果を得られるということです。また一つの画面でコーディングと画面の出力結果がわかるので、非常に効率よく作業を進めることができるツールです。

初心者の方でしたら手軽にコーディングが可能で、HTML・CSS・JavaScriptの学習に適したツールです。エディタのように改行時に自動でスペースを入力して行を揃えるオートインクリメント機能や、『{』を入力すると自動で『}』を出力する補完機能もついています。他にも、タグなどをわかりやすくするためにコードの色分けもされているので、とても見やすいです。そして、 すぐにコードが反映されるので、CSSの細かい調整なども随時確認ができ効率よく作業ができます。出力結果の変化を常に見ながら作業ができるので、達成感を得られたりと楽しく学習ができるでしょう。

Webライターの方なら、人によりますが、記事原稿にHTMLの「h2」や「p」といったタグを記入しなければならないことがあります。HTMLタグを含む原稿の場合、文字数を調べるのは原稿が長いほど大変になります。そこで「CodePen」を使用することで非常に簡単に文字数を調べることができます。また、多少HTMLの知識がある方なら、DOCTYPE宣言や文字コード方式を指定する「meta charset=”UTF-8″」といったheadタグは必要ないのか?と思う方もいると思いますが、記述する必要はありません。「h2」や「p」タグのみのコードでも日本語で出力されますので、誰でも簡単に使用できます。

HTMLタグを含んだ原稿を「CodePen」のテキストエリアに入力し、出力結果から記事をコピーして任意の文字数カウントツールなどを使用すれば、簡単に文字数がわかります。また「CodePen」で出力することで、記事にHTMLタグが表示されてないかなどコードチェックも同時にできます。原稿をそのまま確認するより効率よく確認作業ができるので、とてもおすすめのツールです。

キーワード解析

次におすすめのツールは、キーワード解析ツールです。Webライターの方ならSEOのことを考え、キーワードの数などを意識して執筆するでしょう。自身が書き上げた記事のキーワード数が適切かどうかなど見直すときに使えるのがキーワード解析ツールです。このツールを使えば、瞬時にキーワードの個数が過不足ないのかを調べることができ、SEOを意識した良い記事を作ることができます。

このツールもダウンロードは不要で、誰でも気軽に使用することができます。使い方は非常に簡単で、ファイルを選択し、お好みの解析オプションを設定して解析実行をするのみです。基本的には解析オプションは辞書Cを選択し、他は初期設定のままで大丈夫です。接続詞の使用頻度など知りたい場合は除外ワードを設定してください。

ファイルはメモ帳の「.txt」や、HTMLファイルの「.html」などの拡張子にも対応しています。また、URLを指定してページのキーワード解析もできるので、ブログを書く方でも使用することができます。

このツールを使用することで、SEOを意識して記事を執筆している方は効率よく制作が可能になります。また、SEOを意識したことのなかった方も、キーワード解析ツールを使用して品質の高い記事の制作を目指してみてはいかがでしょうか。

FireShot

Webライターの方なら、スクリーンショットを撮る機会もあるでしょう。その中でページ全体のスクリーンショットを撮りたいと思ったことはないでしょうか?そんなときに便利なのが「FireShot」です。

「FireShot」はGoogle Chromeのchromeウェブストアから「Chromeに追加」をすることで、使用できるようになります。使い方は非常に簡単で、右クリックを押し「ウェブページ全体をスクリーンショット」を選択するとページをキャプチャできます。そして新しいタブが開かれ、そこからキャプチャした画像をダウンロードすることができます。ページ全体をキャプチャする他に、表示部分のみや範囲指定をしてキャプチャすることができます。

「FireShot」はGoogle Chrome以外にもFirefoxでも使用することができます。

まとめ

ダウンロードしなくても使いやすく便利なツールはたくさんあります。今回紹介したツールの他にも、文字カウントツールや画像の拡張子変更やサイズ変更などまだまだありますが、これらのツールはすでに知っている方も多いかと思いましたので今回はあまり知られていないツールを紹介しました。これらのツールを知らなかった方は是非このツールを使用して勉強や作業の効率化に役立てみててください。

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