Javaとは(オブジェクト指向と学習方法について)

はじめに

皆さんこんにちは。今回は全世界で最もポピュラーなプログラミング言語と言っても過言ではない「Java」についての記事となっています。
この記事を見に来て頂いている方は、既にJavaに興味を持っておられて、これから学習を始める。もしくは、既に始めておられる方が多いでしょう。そこで今回はJavaという言語の概要。特に学習を始める方が最初に躓き易いポイントとなっているオブジェクト指向に焦点を当てて紹介させて頂き、記事後半では、学習方法についても簡単にではありますが、紹介していきたいと思います。

・Javaの概要

Javaにおいて大切な特徴として紹介しておきたいことが、Javaが「JVM(Java Virtual Machine:Java仮想マシン)」というマシンで動いているということです。Java仮想マシンとは、その名の通り、Javaの為に開発されたマシンです。このマシンの上でJavaが動きます。Java仮想マシンがどのような役割はもっているのか例えるなら、コンピュータ本体と、その通訳者のようなものです。Java仮想マシンさえ動作すればJavaはどんなコンピュータ上でも利用することが出来ます。あなたのパソコンが、MacでもWindowsでも、どのような環境においてもJavaは動作できるのでJavaはしばしば、OSに依存しない言語と言われます。

もう一点、Javaには重要な特徴があります。それは、Javaの開発はオブジェクト指向で作られているということです。Javaは、プログラムの大小に関わらず開発の際には、「オブジェクト指向」という考え方が必要になってきます。

・オブジェクト指向とは?

プログラミングに馴染みのない方にとっては、聞き慣れない言葉だと思います。実際、冒頭でも書いたとおり、Javaを初めて学習する方の多くは、このオブジェクト指向の学習に入る頃に挫折する人が多いといいます。しかし、オブジェクト指向とは本来、難解なシステムを開発する際に効率的にコーディングするために生まれた概念なので、理解できればプログラミングが急速に上達するでしょう。では、そのオブジェクト指向とは、一体どのような概念なのか、自動車製造を例に説明させて頂きます。オブジェクト指向とは、モノ(オブジェクト)同士を組み立てていくというプログラミングの考え方のことです。自動車を作る際、いきなり組み立てて自動車の形になるわけではありませんよね。完成形になるまでに、多様な工程を加えて、タイヤやハンドル、エンジンなど様々な部品が作られます。そしてその出来上がった数々の部品を一つに組み立てて初めて自動車という完成形になるというわけです。オブジェクト指向に則ったプログラミング言語でシステムを作る際も同様。このステップを経て完成します。この開発方法、考え方のことをオブジェクト指向と言い、効率的な開発には必須となる考え方です。

・オブジェクト指向という概念に基づいて開発を進められること
・WindowsやMacOSといった開発環境に縛られず開発ができること

この2点の特徴から、Javaはシステム開発やWeb開発、アプリケーション開発など、様々な開発に利用されており、数百種類あるプログラミング言語の中でJavaは、市場から需要や、人気において、常に上位に位置している言語です。
ここからは、おすすめの書籍やeラーニングサイトに焦点を当てて、勉強方法を紹介させていただきたいと思います。

Javaの学習方法

Javaを学習すると決めたら次のステップは、「どの方法で学習を進めていくか」これを決めるのが先決です。というのも、Javaは前項で示した通り非常に人気の言語ですので、様々な書籍や学習サイト、スクールなど、豊富な学習方法が用意されています。これらの学習スタイルの中から自身にあったものを選ぶことが重要です。全くの初学者にとっては、多少高額であってもプログラミングスクールに通いJavaを習得することも良いかとは思いますが、それだけのお金やスクールに日中に通う時間が作れる方は意外に多くないものかと思います。そこで、こちらでは主に独学でJavaを学習する際におすすめの書籍や学習サイトをご紹介させて頂きます。

・おすすめ書籍「スッキリわかるJava入門」

Javaの基本構文やオブジェクト指向、エラー発生時の対処法などJava初心者が知っておくべきことが網羅されています。文字やコード、イラストのレイアウトが見やすく、600ページ以上に及ぶ内容も、スラスラ読めますよ。

・おすすめ学習サイト「Progate」

Progateでは、学んで・書いて・試せる5つのJava学習コースが用意されています。5つのうち、最初の2コースを無料で利用できるのでお試しにはもってこいです。後の3コースは有料となります。実際に手を動かして、自分の書いたコードが動くかどうか試すことができるので、本当におすすめです。

プログラミングの勉強は座学だけではどうしても不十分になります。座学で学んだ知識を実際に手を動かしながら、文法(知識)とプログラム作り(実習)とを組み合わせて学習することがコツです。この点については、英語などの言語学習方法と似たところがあります。それは文法の知識と、それをつかう実習の両方が必要なことです。これらは別々に勉強するのではなく、文法を学びながら関連部分の実習を並行して進めるのが効果的です。

・まとめ

いかがでしたでしょうか。Javaは私達の身近な生活を便利にしてくれている魅力的なプログラム言語であり、様々な新しい言語が出てきた中でも根強く人気で需要も高い言語です。学習については決して簡単ではありませんが、それらを乗り越えJavaを習得出来た際には、自身の可能性が広がることは間違いないでしょう。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
この記事がJavaを学習するあなたにとって少しでもお役に立てたなら幸いです。

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