プログラミング言語の基礎?C言語とは

はじめに

まずは、このWebページにお越しいただきありがとうございます。
このページに目を通していただいたということは、「C言語」に多少なりとも関心がある方が多いのではないでしょうか?年々、IT社会になりつつある現代、プログラミングなどに興味を持つ方も増え始め、「C言語」という言葉をよく目にしたり耳にしたりすることも多いかもしれません。それでは、そもそも、その「C言語」とは一体なんなのでしょうか?このページでは、その「C言語」について、IT業界に興味があるけど何も分からない…という方にでも簡単に、分かりやすくに説明していきます。

C言語とは?

それでは早速、まずは「はじめに」で言ったようにC言語についてお話していきます。
C言語とは、簡単且つ単刀直入に言うと、数々のプログラミング言語の中でも汎用性が高く、特に知名度の高い人気の言語です。読み方はそのままC(シー)言語(げんご)と読み、略してC(シー)と読むこともあります。
この言語はコンパイラ型言語(人間の言葉をコンピュータが理解できるように変換するプログラミング言語。簡単に言うと、コンピュータ寄りの言語。そのため、処理速度が早い。)で、主にWEBやスマホのアプリ、パッケージソフトの開発や機械の制御のための組み込みプログラムの開発など、様々な用途で利用されています。プログラミング言語のシェア率でも毎回上位に食い込んでおり、非常に幅広い開発を行うことができるのが特徴です。
習得の難易度としては上述した通り、コンピュータ寄りの言語になるため、高めにはなりますが、現代の技術であるVR(Virtual Reality)やIoT(Internet of Things)でも注目されているため、益々需要が高まってきています。

C言語の歴史

さて、そんな需要の高いC言語ですが、誕生から現在まで、どのような歴史を辿ってきたのでしょう?
元を辿るとC言語は、AT&Tベル研究所の計算機械学者ケン・トンプソン氏が1969年頃に開発したB言語の後継で、1972年に同所のデニス・リッチー氏を中心として開発されされました。これは、同時に開発を進めていたUNIXというミニコンピュータのオペレーティングシステム(OS)を移植する際に誕生し、インタプリンタ言語(プログラムを実行するのに1つずつ機械語に翻訳していくもの)で動作が遅いというB言語の欠点を改善したものでした。そして現在、約50年ほど経った今でもその汎用性の高さから前述した用途など、様々な手法で利用されています。

C言語から派生したプログラミング言語

前項でもお話した通り、C言語は様々な用途に利用されている非常に優秀な言語です。そんな優秀な言語ですが、やはり優秀なだけに、そのC言語から派生しているプログラミング言語が世の中には数々あります。この項では、そんなC言語の影響を受けた、有名どころの言語をいくつか紹介していきます。

C++
読みはそのままC++(シープラスプラス)といい、略してシープラと読まれることが多い。オブジェクト指向型(プログラムをモノの作成と操作として見る考え方)のプログラミング言語で、派生元のC言語の特徴を引継ぎつつパワーアップしており、C言語の進化版と言える。比較的大規模なシステムに向き、デバッグなどが容易。C言語との互換性有り。習得難易度は高い。
C#
2000年にマイクロソフト社から開発された言語。C言語から直で影響を受けているわけではなく、C言語の派生であるC++とJavaを基礎としている。C++とコードの書き方は似ているが、互換性は無し。主にデスクトップアプリの開発に利用されており、習得難易度はC言語やC++に比べ易しい。
Java
知名度が高く、習得したい言語として1位を記録するなど、今最も期待値の高くなっている言語。C言語やC++を基として開発されており、汎用性も高くOSに依存しない。幅広い分野のプログラムの作成が可能で、OfficeなどのデスクトップアプリやAndroidのスマホアプリ、現代でも多くなってきているIoTなどの分野で利用されている。習得難易度は高め。
PHP
HypertextPreprocessorの略で、動的なWebページを作成することができる言語。文法がC言語に似ており、HTMLと組み合わせて使用することができる。掲示板やECサイト、問い合わせフォームなどの開発が可能。習得難易度は易しめ。

最後に

いかがでしたでしょうか。今までお話した内容のなかで気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、C言語は様々なプログラミング言語の基礎になっており、文法などもC言語を踏襲しているものが多くあります。
よく、プログラミングを初めて学ぶならC言語から。と言われることがあるのもそのせいかと思われます。各国のたくさんの言語があるように、プログラミング言語も数多くあり、また更に新しい言語が近い未来に増えることは確実でしょう。ですが、上述したように、C言語を学んでいればその新しい言語を習得しやすくもなるでしょう。これは、プログラミング言語のなかでも難易度は高いものではありますが、一種の登竜門とも言えます。
皆様も今後のIT社会発展のために、C言語をぜひ習得してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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