javascriptでできること、学ぶメリット

JavaScriptとは?

JavaScriptとはWebブラウザ上で動くプログラミング言語でユーザーの入力に対して動的に表示を変化させることができる言語です。
cssデザインの記述、ユーザーインタフェースの動的変化、データベースへのアクセス指示などがJavaScript一つで記述することが可能です。

JavaScriptの特徴・できること

JavaScriptの特徴として、大きく以下の3つの点が挙げられます。

1.環境構築の準備が比較的容易である

2.Web画面に表示される内容から処理部分に至るまで全て記述することができる

3.他のサイトへインターネットアクセスする記述が書きやすい

1.環境構築の準備が比較的容易である

JavaScriptの学習及びプログラム作成において、他言語と比較して最も優位的な点が事前準備の少なさです。テキストエディタとWebブラウザの2点のみでコーディングからWebブラウザへの表示までできることになります。webブラウザにはデベロッパーツールが付属されいるため、コーディング中の挙動の確認やデバッグが簡単にできることも大きな優位性と言えます。
この点の影響度は意外に大きく、以下の3点に関わってきます。

・初学者の成長を阻害しない

プログラミング言語の入門書を読むと多くの場合、言語の構築手順が記載されています。他の言語に慣れた者ならばそれを読むだけで構築できることも容易ですが、これから学ぶ初学者には大きな壁になる場合が多々あります。JavaScriptは環境構築の容易さゆえに学習意欲を損なわせないというメリットがあります。

・使用するブラウザ変更の容易性

JavaScriptはWebブラウザに搭載されたJavaScriptエンジンによって実行されます。ここでの要点は、実行したいプログラムのURLを好きなWebブラウザでアクセスするだけでプログラム実行ができることにあります。

つまり、今まで想定していたWebブラウザだと都合が悪くなってしまった場合、使用するWebブラウザを変更するだけでJavaScriptエンジンの載せ替えが完了するということです。
万が一、想定しているwebブラウザで希望する動作が実装できなかったとしても、差し替えるWebブラウザの検討だけで済むため手戻りを最小限に抑えることができます。

・実務における導入の簡易性

実務ではコーディングまでの準備の重さに比例して、開発期間の長期化につながるため重要な要素となります。
大きく分けて、開発回りの準備として以下の点を考慮することになります。

・使用を想定するWebブラウザの決定

・使用する言語で使用するライブラリの洗い出し

・プログラムを記述するために使用するエディタの決定

まずエディタに関しては現場によって事前申請が必要ない場合もあります。そのため準備コストとして除外できると考えた場合、JavaScriptであれば、WebブラウザとJavaScriptライブラリの2つを決定することで準備を完了させることができます。迅速に開発に進めることは大きなメリットと言えます。

2.Web画面に表示される内容から処理部分に至るまで全て記述することができる

JavaScriptで作られるプログラムは主に以下の3点で構成されます。

・HTML記述ファイル

・css記述ファイル

・JavaScript記述ファイル

以上の3点を揃えることで、Webブラウザへの表示から実際に行われる処理まで、一連の動作を記述することが可能です。プログラム完成までの見通しが立てやすくなるだけではなく、コーディング中の簡易デバッグも行いやすいためプログラマーの負担を軽減することができます。

3.他のサイトへインターネットアクセスする記述が書きやすい

Webブラウザに搭載されたエンジンを使うことからもわかるようにJavaScriptはインターネット上で使用されることを前提とした言語です。そのため他のWebサイト(サーバー)に行うリクエストとレスポンスに対する記述が比較的容易です。リクエストとレスポンスは記述が煩雑になりやすい部分のため、大きなメリットと言えます。

また、場合によっては推奨されないこともありますが、Webサイトからのレスポンスに対して同期を行う・行わないを使い分けることにより柔軟に富んだプログラムを記述することが可能です。

JavaScriptの技術が求められるのはどんな案件か?

JavaScriptでできること・強みはやはり、Webブラウザを通して人とのインタフェースとなるときでしょう。動的生成がいまや必須となる各企業のホームページなど、人が実際に画面を見る場合に用いられることが多いです。
他には、データベース等を併用し、業務で用いるデータの収集・検索をWeb画面上で実施するケースが挙げられます。データベースと関連する場合、Webブラウザの動的生成がより重要になります。データ収集に際して、同期・非同期を適切に組み込むことを求められる場合にもJavaScriptは適しています。

JavaScriptを利用する時の注意点

事前に想定するWebブラウザを確定させましょう。確定を保留し開発を行った場合手戻りの原因となります。
そして、コーディング中の動作チェックはなるべく想定するWebブラウザ全てで行ってください。Webブラウザごとに動作が異なる場合や、最悪動作しない場合があります。

まとめ

JavaScriptは学びやすいうえに、Webブラウザと関係が強いため需要が高い言語です。データベースや他のマシンとの架け橋役を担うためJavaScript以外の知識を得たときに役立たせやすいことも良い点です。
どの言語から始めればよいか迷っている方はJavaScriptを足掛かりにしてみてはいかがでしょうか。

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