プログラマにおすすめのプログラミング言語やIT系の資格

プログラマにおすすめの資格

プログラマは資格や免許がなく名乗ることができ、実務も可能です。プログラマとしてのキャリアが長い方でも、資格を持たず現場で活躍されている方も多くいます。

しかしスキルを正確に伝えたり、評価の基準としてもらうために資格があればなお役立つのではないでしょうか。企業に就職する際の面接時にはもちろん、フリーランスとしてお客様に売り込む際にも有効です。

ぜひご参照ください。

1.C言語プログラミング能力認定試験

C言語の知識と、その知識を応用した実際のプログラミング能力を、1級から3級の3つの段階に分けて認定しています。

1級の資格を持つプログラマはC言語を駆使してプログラムが書けること、2級はアルゴリズムを使って小さなプログラムが書けること、3級なら基礎的な知識を使って簡単なプログラムが書けることを認定されます。

2級と3級はマークシートによる試験で、1級はPCを使って事前に用意された仕様書とそのプログラムを学習しておいて、実際の試験ではそのプログラムを要求される仕様に基づいて修正変更するというものになります。

自動車などの組み込み制御システムを開発するプログラマを志すならば、取っておきたい資格です。

また、情報処理でもデータの処理スピードを要求されるような分野や、データベース開発、ビッグデータの解析等の分野でスペシャリストを目指している人ならば、是非とも取得しておきたいところです。

2.Ruby技術者認定試験

日本で開発されたプログラミング言語Rubyは、その開発環境Ruby on Railsはもちろん、Webアプリケーションの開発が手軽かつ迅速にできることから非常に人気があります。

Ruby技術者認定試験はRubyによるシステム開発で必要な基礎的な知識と応用力を持っているかを認定される試験で、Silver、Goldの2つのレベルがあります。

SilverはRubyの基本的な知識を持っていること、GoldはRubyによるプログラム設計ができることを証明できます。

Webアプリケーション開発の分野を目指しているのであれば、他の開発環境にも影響が大きく、国際規格にもなっているRubyの資格は取得して損にはならないのではないでしょうか。

3.基本情報技術者試験

ITサービス管理、プロジェクト管理、セキュリティー管理、ネットワークなど様々な分野があり、非常に広い分野をカバーしています。

プログラマ志望でない方も、目指している方は多いのではないでしょうか。

スペシャリストであっても必要とする基礎知識で構成されており、一般的な業務内容を理解していること、また情報技術によって戦略的な提案を行えるかどうか、提案したシステムを上級者の指導のもとに設計・開発・運用できるかが確認されます。

システム開発の広い範囲を網羅した試験内容になっており、上級者の指導のもとに開発が行える基礎的な技術力があるかを問われます。

プログラミングだけに関係するわけではありませんが、業務全般に関するある程度の基礎知識と、情報処理技術を応用したシステムの提案と問題を解決する能力も必要となります。

業界での知名度も一番高く、信頼性のある資格と言えそうです。

4.応用情報技術者試験

基本情報技術者試験と違い、単独で開発が行える技術をもっていることを証明できる資格です。

もちろんその名のとおり、基礎技術を応用して他の技術者に頼ることなくプロジェクトで割り当てられた責任を果たせるということになりますので、このようなエンジニアを目指す方には必要です。

また、長くキャリアを積んでいる方にも、実力の証明という意味で、取得するべきかもしれません。

5.組込み技術者試験制度(ETEC)

組込み技術者向けの資格です。合格や不合格を判定するのではなく、技術者のレベルを判定します。

レベルとしては2種類あり、プログラミング経験のない入門者向けの「組込みソフトウェア技術者試験クラス2(エントリレベル)」と、中級者向けの「組込みソフトウェア技術者試験クラス1(ミドルレベル)」となっています。

将来組込の分野を目指すプログラマであれば、ハードウエア制御のためのC言語の認定試験とあわせて、ソフトウェア組込み技術レベルを示すための資格も持っておくことをおすすめします。

6.Android 技術者認定試験制度(ACE)

この認定試験制度にはふたつの分野にわかれており、「アプリケーション技術者認定試験」と「プラットフォーム技術者認定試験」があります。

さらにどちらの分野にも「ベーシック」と「プロフェッショナル」のレベルがあります。

Androidに関連した開発にこれから携わろうとする技術者におすすめです。

おわりに

ご紹介は以上です。思った以上に多種多様な資格が見つかったと思います。一つの指針として目指してみられてはいかがでしょうか。

今回の記事がお役に立てば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です