プロジェクト報告Part5

はじめまして。
アクロビジョンの阿部と申します。

iPhone向けアプリ開発のプロジェクトに3月半ばから11月末まで参加していました。
開発言語は主にObjective-Cです。

私はこのプロジェクトの前に1ヶ月程アプリ開発に携わっていましたが、その時は炎上中のプロジェクトのお手伝い程度だったので、このプロジェクトへの参画が実質初めての本格的な開発業務となりました。
約8ヶ月程の就業でしたが、ほぼ未経験に近かった自分にとっても初めて触れる技術も多く、濃密な8ヶ月間でした。
とても良い経験をさせて頂き、思い出深い現場となりました。

案件の内容は、大手自動車メーカーのユーザサポート(インターナビ、車両管理)を目的にしたアプリの開発です。
三浦さんと同じ現場でしたが、チームは異なります。

現場環境としては、チームは3〜5人程でリーダーが1人、社員はプロパ、パートナー社員問わず親切な方々ばかりで、ストレスを感じることもなく働く事ができ、開発未経験者の修行の場としても恵まれた環境でした。

私が担当した主な業務は既存アプリの改修、デバッグです。
入場間もない頃は、既存アプリのソースコードの仕様を理解することにとても苦労しました。
仕様の理解の浅い状態で新機能の実装を行うと、他機能の影響範囲を考慮しきれなかったり、デグレを起こしたりと現場には迷惑をかけてしまいました。

業務に慣れていき、既存のソースコードの内容を理解できるようになってくると、新機能の追加や仕様変更にも柔軟に対応出来るよう基底クラス、共通クラスや各フレームワークの管理クラス等が用意されている事に気づき、研修中ではあまりピンと来ていなかった”オブジェクト指向”についてここで改めて理解することができました。

入場してから3ヶ月程経った頃、自分のチームのメンバーが増え、初めて指示する立場になりました。
Redmineや朝の報告会で進捗管理や技術支援をしているつもりでしたが、納期間近に実装レビューをやってみると、報告されていたものよりも実際の進捗率が低かったり、実装誤り、仕様の勘違い等が多々あり、納期に間に合わない事がありました。コミュニケーションの大切さをとても痛感しました。
この経験を生かし、次の現場ではもっとメンバー間の密なコミュニケーションを心がけ、ペアプログラミング等も試していきたいと思います。

今回の案件で気づいたことは、
・仕様は随時確認する
・オブジェクト指向を意識した設計をする
・アジャイル開発を強いられる為、メンバー間のコミュニケーションは超重要
・雇用形態に関わらず、開発メンバーの一員として積極的に関わっていく

今回の反省点を踏まえ、今後も多くの技術を吸収していき、市場価値の高いエンジニアになれるよう日々精進していきたいと思います。

 

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