営業未経験でも第二新卒から営業を目指すことはできる

社会人としての経験が浅く、専門知識に乏しくても採用される可能性が高いのが営業職です。人間力が重視されるこの職種では、年齢や役職に関係なく結果を出せば高い評価を得ることができ、それなりの対価も用意されています。たとえ営業未経験でも、将来のビジョンをしっかりと持っていれば第二新卒でも十分に狙うことはできます。そんな第二新卒から営業を目指すために必要なことを学んでいきましょう。

営業のイメージを払拭する

営業に対してもしかしたらネガティブなイメージを持っているかもしれません。「ノルマが厳しい」「拘束時間が長い」などなど、挙げたらキリがありません。しかしながら、営業というのは、実力によってどこまででも這い上がることができるという、他の職種にはないメリットが存在します。例えば、事務職であれば朝の8時から仕事を開始して、定時の17時になれば退社することが可能です。しかしそれで得られる対価は決して多いとは言えません。

営業であれば、それを覆すことができます。「ノルマ」という言葉が引っかかっている人もいるかもしれませんが、それを達成すればインセンティブという形で手元に戻ってきます。拘束時間も同じです。企業によってはこの部分を個人の裁量に任せているという場合もあります。頑張れば評価してもらえる、逆に頑張らずに結果が出なければ評価をしてもらえません。仕事のため、厳しいことも当然ありますが、その分成長するスピードは断然速いというのも特徴的です。

営業は未経験で知識がなくてもチャレンジできる

例えば、第二新卒でIT業界への転職を希望していたとします。しかも職種はエンジニアです。当然、働いた経験もなく資格も持っていません。この状態から転職を目指すのは難しいでしょう。営業職は違います。知識も経験も学歴も必要なくチャレンジできてしまうのです。では何故このようなことが成り立ってしまうのでしょうか。答えは非常にシンプルです。人間は誰一人として同じ人はいないからです。そして完璧な人もいません。そういった面白みがあるから、求人者に求めることが他の職種よりも少ないのです。

例を挙げて考えてみましょう。学歴も高くて知識も豊富な人がいます。では、この人が営業職を行って結果を残せるでしょうか。保証は誰にもできません。逆に学歴も低くて入社前の知識も乏しい人が出世しない可能性は100%ではありません。誰が向いているのか、誰が結果を残すことができるかは、やってみないと分からないのです。営業に面白みを感じている人が多い理由がそのひとつです。

第二新卒の未経験でも営業を目指すために

営業職は第二新卒の中でも募集が豊富にあります。さらに注目するべき点は、多くの企業が若い世代を欲しがっていることです。社会人としての経験も浅い第二新卒ですが、当然即戦力という目線では見られていません。しかし知識や経験は、入社すれば自然と身に付けることができるものです。第二新卒が営業職を目指すために、もっと意識をしなければいけない点が沢山あります。それが対人間力です。

コミュニケーション能力と聞いて、ただ喋りが上手いと思っている人がいますが、これは大きな間違いです。話す能力も大切ですが、それ以上に傾聴力が営業では重要視されています。単純に聞くだけではダメです。営業とは、自社の商品を相手に売り込むことを目的としていますが、ニーズがないのに、どれだけメリットを話しても相手には一切響きません。商談相手が何を求めているのか聞き出ことが重要なのです。

そのために、面接では自分を売り込むのです。ただ、自分が得意としていることを話すだけでは意味がありません。先に不得意なことも話してしまいましょう。あなたという人間を相手に全て曝け出してしまうのです。それを聞いて誰もあなたのこともダメな人間とは思いません。そのうえで、相手に影響を与えるメリットを伝えましょう。話し方は人それぞれですが、相手が思わず聞きたくなってしまう話し方をしましょう。

スマートさが求められる

決して頭が良いことではありません。学生時代に勉強ができていたのなら、それに越したことはありません。しかし、ここで言うスマートさとはそれとは異なります。営業という仕事を行う上で、一番の武器になるのは素直さです。社会で仕事をすれば、分からないことが沢山出てくるでしょう。勉強の時は辞書や参考書を開けば答えは簡単に見つかりました。しかし営業には答えがありません。

ここで恐ろしいのが知っているつもりをすることでしょう。周りには経験豊富な先輩がいるのに、自分で解決をしようとしたら、失敗につながってしまいます。やり直しが利かないと言えば大袈裟になりますが、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。分からない、できないと思えば、素直に言う。抱え込んでいると、ストレスの原因にもなってしまいますし、周りにも迷惑を掛けてしまいます。

営業はチームを組んで行っている場合が多いため、様々な意見を摂りいれましょう。そこで聞き分けのできるスマートさが備わっていると、仕事をしていく上で非常に役立ちます。こういった側面を面接でアピールを進めていけば、好印象を得ることができ、選考を優位に進めていくことが可能になるでしょう。

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