就活の全体的な流れをご紹介!第二新卒者に役立つ基礎知識

新卒入社から2年~3年目の転職希望者のことを第二新卒といいます。第二新卒は、法的に決まっている用語ではないので、調べる媒体によってその捉え方はまちまち。しかし、いずれも新卒入社してから間もない転職希望者のことを指します。
実は、そんな第二新卒が採用の現場で人気なのをご存知でしょうか?新卒だけではまかないきれない採用事情と、ある程度の即戦力が期待できることから、求人情報を見ると「第二新卒歓迎」の文字をよく目にします。
この記事では第二新卒者が転職をする際に、知っておきたい就活全体の流れを解説します。

転職活動の第一歩は会社のリサーチから!

転職活動を始めようとした時に、はじめの一歩は会社のリサーチから始まります。既に行きたい会社がある場合や、希望の業界がある場合には、最初から絞り込んで探すこともできますが、漠然と転職を考えている場合は広く浅く探していくと良いでしょう。
広く浅く探しているうちに、希望の業界が見つかったり、希望の会社が見つかり、だんだん業界の雰囲気や給与体系の目安、職種に対する知識が付いて来るでしょう。
ではどうやってリサーチをするのが効率よく志望の会社を探すことができるのでしょうか?
効率よくリサーチするためには、転職サイトの活用と転職エージェントの利用をオススメします。
転職サイトでは、勤務地や年収条件、業種や職種などを絞り込んで検索することが可能ですので、あなたに合った会社を見つけやすいという特徴があります。
また、大手転職サイトの大半は企業インタビューを写真付きで掲載しているため、職場の雰囲気を感じ取ることも可能です。
転職エージェントは、あなたの担当アドバイザーとして、転職の相談や具体的な企業紹介をしてくれるサービスで、募集元の企業側が成功報酬でサービス料を支払うため、求職者は無料で利用することができます。プロのアドバイザーが付くことで、より効果的に活動を支援してくれます。

受験前に徹底!志望動機と退職理由の明確化

受けてみたい会社があれば、積極的に受験してみましょう。求人情報から読み取る内容だけでは、その内容を理解できない場合も多いので、迷ったらとりあえず受験してみることがオススメです。
受験回数が増えると経験値となりますし、話を聞いて思っていた会社かどうかを確認することも重要です。
採用試験や面接は、あなたが一方的にテストされるわけではなく、あなたも相手の会社をテストするというくらいの発想でのぞむと、転職の失敗リスクを軽減できるかと思います。
受験前に徹底しておきたいことは、志望動機と退職理由の明確化です。志望動機は履歴書や職務経歴書、会社所定のフォーマットでたびたび記述しなければならない上、面接での質問項目の王道です。
表面的な志望動機ではなく、本音に近い志望動機を設定できるように、しっかりと相手の会社をリサーチしましょう。
また、転職の場合、現職の退職理由も聞かれることが多いです。ここで自社の悪口をいったり、内情を話し過ぎると、採用担当者にとってはマイナスイメージを与えてしまう可能性があります。
採用担当者は「この人が入社したら、同じことを他社にするかも知れない」と思っているかも知れません。そういう相手目線を前提とした発言を心がけましょう。

いざ採用試験!面接で緊張した時の対処法

受験する会社が決まり、いざ面接となった時、ついつい緊張して自分を出せなかったと嘆いている第二新卒者をよく目にします。
数年の社会経験があったとしても、普段と違った行動をすると、どうしても緊張するというのは無理もありません。
特に自分が本気で行きたい企業の場合、力みによって緊張を助長させてしまう場合もあります。
では、緊張をほぐずためにはどうすればいいのでしょうか?オススメの緊張緩和の方法は「緊張しても良い」と受け入れることです。
緊張をしてはいけないと思うと、そのプレッシャーから余計に緊張をしてしまうことがありますし、その失敗経験が次の緊張となり、悪循環となってしまうケースもあります。
まずは緊張している自分を受け入れ、「緊張しながらでもいいから伝えたいことは伝える」という作業に集中すると、意外と緊張がほぐれることが多いのです。ぜひ一度緊張する場面で試してみてください。

内定を勝ち取ったら円満退社で義理を果たそう

無事に内定を勝ち取ったら、今お世話になっている会社に退職願いを出しましょう。再就職が決まる前に辞めてしまう人もいらっしゃいますが、転職活動が長引くと収入が止まる可能性がありますので、なるべく内定が出てから退職する順番が良いでしょう。
退職願いを出す時に、一方的にあなたの事情だけを押し付けず、お世話になった感謝の気持ちをもちながら、いつまで出社するかの折り合いを付けることがオススメです。
ひょっとすると、まわりまわって今お世話になっている会社と何らかのビジネスで繋がる可能性もありますので、円満退社が社会人のたしなみだと心得ましょう。

積極採用される傾向がある第二新卒者の就職活動は、転職サイトや転職エージェントの活用がオススメです。効率的で効果的な転職活動をサポートしてくれるでしょう。
内定を勝ち取たら、今いる会社に退職願を出しましょう。円満退社まで含めて転職活動という認識で頑張りましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です