amazonのAWS:EC2とS3について

EC2とS3について調べました

Amazonが提供するサービスであるAWSで多く利用されているEC2とS3について調べたことを記述します。機材やネットワークをクラウド上で貸し出してくれるAWSのうちポピュラーな使い方がサーバー運用です。サーバー運用をする場合EC2とS3は借り受けることになるサービスのため今回はEC2とS3の2つに焦点を充てて調べました。

EC2とは

AWSの提供するEC2サービスとは、サーバーとして活用するために必要なものをクラウド形式で借りられるサービスです。カスタマイズ形式のため、必要なスペックを作成し借り受けることになります。まず特徴としては、クラウド形式のサーバーであるということです。物理的な借り受けを必要としないため設置スペースや配置の問題がありません。サーバーのみならずコンピュータは熱を排出するため、安定稼働させるためには空調の問題も出てきます。その他停電や落雷など予期せぬ自体にも対応する必要があります。クラウド形式で借りることで、サーバー運用に関わる物理的問題から開放されます。また、通常の借り受けだとネットワークの問題も浮上します。サーバーには安定したネットワーク回線が求められます。回線は一度敷くと取り替えることが困難になります。そのため事前の入念な準備が必要となりますが、EC2はクラウドサービスのため、これらの問題・管理から開放されます。これだけでもクラウド上でサーバーが構築できることの大きなメリットといえます。

パズル感覚で作れる・変えられるEC2

AmazonのサービスであるEC2を調べてまず思ったことが、AWSについて知識が求められる高度なパズルであるということです。EC2で構成を作成する場合、Webブラウザから構成要素を選んでいくことになります。自身にとって必要なものを既にあるパーツから選んでいくことになるためパズル感覚で作成していくことが可能です。しかし注意点として、パーツの数が多すぎることが挙げられます。用語もEC2に対しての知識が必要な場合が多々あります。そのため、AWSを利用する場合事前に知識を得ておくことがが前提になっています。
操作自体はWebブラウザを介して選択するだけなので容易です。構成要素を変更する際に手軽にできることが大きな利点と言えます。EC2はサーバーのスペックを状況に応じて変えることができます。そのためテスト的な意味合いでまず立ち上げ、状況に応じて変更することが可能です。EC2ではサーバーをインスタンスと呼びます。インスタンスの名の通り必要に応じて同じ環境をコピーして作成することができます。必要に応じて同じものが簡単に作成できることは大きな強みです。

EBSについて

データ保存領域の一つとしてEBSがあります。基本的にEC2とセットで使うものになります。EC2にもデータ保存は可能ですがサーバー停止時にデータが消失してしまうため、実質ストレージが付いていないと考えるのが無難です。つまりEC2だけではサーバー運用する場合に不十分な状態と言えます。AWSが用意しているEBSのストレージとしてHDDとSSDがあります。SSDの方が利便性が高い分価格も高めに設定されています。用途が速度を要するかどうかに応じて検討する必要があります。EBS利用時の注意点としては、課金に確保時間が加味されることです。使用容量がある時点で課金対象となるため、不用意に使用することは避けるべきサービスです。

S3はデータ保存領域の一種だった

大容量のデータ保存にはS3が向いています。容量の制限は特にないため、容量を指定して借り受けるタイプではないのが特徴です。EBSと比較して料金が割安なこともデータ保存に向いている特徴の一つです。データの種類によってEBSとS3を使い分けることで効率的に使用することができます。
またS3はデータ保守に対しての機能が搭載されています。暗号化機能があるためデータの預け先として安心できる一つの要因となります。耐久値に関しても実用年数に対してデータ損失が生じることは無いに等しいレベルを謳っています。これらの理由からS3は大量データの保管庫として利用するケースが考えられます。ただし、こちらも課金対象として保存容量が該当するので、使用には注意が必要になります。

まとめ

今回はAmazonのAWSから、EC2とS3を主に調べました。その中で、EC2を実用的に運用するためにはEBSも念頭において考える必要があることがわかりました。また、サーバー運用を考えた場合、EC2の知識がある程度揃った状態でなければ十全な環境を選ぶことが難しいことがわかりました。EC2だけに限定しても用意されているパーツが豊富にあります。そのため、トライアンドエラーのみで見つけることは困難です。EC2にはAMIやインスタンスタイプなど事前に設定しておく事項が多くあります。最低限これらの知識を踏まえることが、EC2でインスタンスの立ち上げるために必要なことと言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です