Azure サーバーの料金について

Azure サーバーの料金について

本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。
ご了承ください。

ITエンジニアとして日常を過ごしていると、日々新しい情報が次々と登場します。
そんな中で、今回ご紹介するのは、Azure サーバーの料金についてです。
Azureはマイクロソフト社が提供しているクラウドサービスですが、著者はAzure サーバーと料金については
聞いたことはありましたが、詳細な内容は知りませんでした。
そのため、少しでも多くの読者の皆さまに知ってもらいたい且つ、備忘録も兼ねて今回記事にいたしました。
お付き合いいただければ幸いです。

Azureのサーバーについて

Azureの場合はサーバーを仮想マシン(VM)として表現する。OSの種類もWindows系やLinux系など多くのマシンイメージが用意されています。

仮想マシンのセキュリティーについて

仮想マシンのセキュリティーの特徴を以下にまとめました。 セキュリティー製品もMicrosoft、Symantec、Trend Micro、McAfee、Kaspersky などの主要なセキュリティ ベンダーが提供するマルウェア対策ソフトウェアを使用しています。

・機密データ情報を暗号化する。

・ウイルスやマルウェアから仮想マシンを保護する。

・ネットワーク トラフィックをセキュリティで保護する。

・脅威を特定して検出する。

・コンプラアイアンス要件を満たす。

仮想マシンのシリーズについて

それぞれのシリーズと特徴を以下にまとめました。

Aシリーズ

・開発およびテストサーバー、低トラフィックの Webサーバー、小から中規模のデータベース、コードリポジトリがあります。

Bsシリーズ

・開発およびテストサーバー、ビルド サーバー、低トラフィックの Webサーバー、小規模なデータベースがあります。

Dシリーズ

・エンタープライズ級の多くのアプリケーション、リレーショナルデータベース、分析があります。
高いパフォーマンス、あるいはより多くのメモリを必要とするアプリケーションに最適です。

DCシリーズ

・安全なアプリケーションを構築して、顧客情報を使用中に保護するのに最適です。

Eシリーズ

・SAP HANA (E64s_v3 のみ)、SAP S/4 HANA アプリケーション レイヤー、SAP NetWeaver アプリケーション レイヤー、
SQL Hekatonなどが含まれています。

F-Seriesシリーズ

・バッチ処理、Web サーバー、分析、ゲームなどがあります。

Gシリーズ

・大規模な SQL データベースとNoSQLデータベース、ERP、SAP、データ ウェアハウス ソリューションがあります。

Hシリーズ

・流体力学、有限要素の分析、地震の処理、貯水池シミュレーション、リスク分析、電子設計のオートメーション、
レンダリング、Spark、気象モデリング、量子シミュレーション、計算化学、熱伝導シミュレーションが含まれます。

Lsシリーズ

・Cassandra、MongoDB、Cloudera、RedisなどのNoSQL データベースがあります。データ ウェアハウスアプリケーションや、
大規模なトランザクションデータベースなどの使用にも最適です。

Mシリーズ

・SAP HANA、SAP S/4 HANA、SQL Hekatonがあります。

Mv2シリーズ

・SAP HANA、SAP S/4 HANA、SQL Hekatonがあります。(Mシリーズよりスペックが高い)

Nシリーズ

・シミュレーション、ディープ ラーニング、グラフィックレンダリング、ビデオ編集、ゲーム、リモート視覚化があります。

仮想マシンの料金について

料金については従量課金でVMを使用した時間に応じて料金が発生します。課金単位は分単位(切り捨て)。5分55秒稼働させたら5分だけ課金されます。 公式サイトに「Azure料金計算ツール」があり、料金をシミュレーションすることができます。一度活用してみるのもいいかもしれません。

まとめ

azureはクラウンサービスなので、業務環境とニーズがマッチすれば、容易に環境を整えることができます。
料金面では、様々な料金プランが用意されているため、利用状況に応じて選択することができます。
オンプレ環境と比べて、クラウドサービスの場合は機器の調達も不要で、画面で選択しながら、クリックすれば
環境を構築することが可能です。
IT業界の現在や今後先もクラウドといった環境に急速にシフトしていき、サービス利用者も増えていくと著者は考えます。
今回はAzureのサーバーや料金についてご紹介しましたが、他のAzureサービスとAzureの仮想マシンと組み合わせて利用すればもっと業務効率化や業務改善が図れるのではないかと考えます。
少しでも多くの読者の皆さまがAzureに興味を持っていただけたら幸いです。
機会がありましたら、IT技術の情報を読者の皆さまにまたお届けしていきたいです。

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