【Azure】サブスクリプションについて!

・はじめに

皆さんこんにちは。みなさんは「Azure」というクラウドサービスをご存知でしょうか。今回は「Azure」のサブスクリプションという料金体制に焦点を当てながら、記事前半はAzureの概要について簡潔に紹介させていただきます。

・クラウドとは、そして「Azure」とは

「Azure」について紹介する前に、まずは、クラウドの概念ついて説明させて頂きたいと思います。
これまで、なにかのハードウェアを購入したり、ソフトウェアをPCにインストールしたりしなければサービスを利用することはできませんでした。しかし、クラウドが世に出てからは、それらの工程を通らずともサービスを自由に利用できるようになりました。このように「ハードウェアやソフトウェアを介せず利用出来るサービス」のことをクラウドサービスを呼びます。クラウドという名の由来は一般的には、雲の向こう側のサービスを利用していることから来ている説が有名です。

サブスクリプション

そもそもサブスクリプションとは?

今回の記事の本題となる「サブスクリプション」というキーワードですが、そもそも「サブスクリプション」とはどういった意味なのでしょうか。調べてみたところ「サブスクリプション」とは一般的に定額料金の支払いにより該当期間サービスを保証するサービスのことを指すようです。もともと「サブスクリプション」という言葉は「予約購読」「年間購読」といった意味で使用されておりました。しかし近年は、スマホなどの普及により上記のような「定額制サービス」を意味しています。ネット以外の身近なところでいうと新聞などもサブスクリプションというわけですね。

Azureの料金体制

Azureのサービスは基本的に従量課金制となっています。従量課金制とは、クラウドを利用した分に合わせて料金が発生するという仕組みです。

ちなみに、他社サービスも含めた話ですが、支払い方法はクレジット決済に限られます。口座引き落とし等の支払い方法は利用できないため、クレジットカードが必ず必要です。また、海外企業が提供しているサービスですのでAWSなどの他社サービスでは米ドルでの請求に限られます。そのため、ドル円相場の影響を受け、支払う金額が変動する為替リスクを背負います。しかし、Azureだけは日本円での支払いも可能なため、為替リスクを背負いたくない方はAzureを選択することがおすすめです。

必要な分だけ利用できるのが、従量課金制の利点ですが、具体的な計算方法はサービスごとに違っており、非常に複雑です。事項サブスクリプションの仕組みに関わる説明によってご理解を深めていただけると幸いです。

Azureサブスクリプション

支払方法や契約の内容などの重要な情報を保持しており、利用料金支払いで他と区別するために使用されるのが、Azureでいうところの「サブスクリプション」です。
Azureはサービスを使用するにあたりサブスクリプション指定が必要です。サービスの利用料金は基本的にサービス利用開始時に指定されたサブスクリプションに集約されて、サブスクリプション毎に合計されます。

Azureを使ったことのない方にとって、ここまで文字での説明を読んでも分かりづらいかと思います。サブスクリプションの仕組みを正しく理解していただくためには、Azure Portalに実際にアクセスして頂き、サブスクリプション一覧を眺めることがイメージを掴む方法の一つです。

ここからは、Azure Portalを使ったサブスクリプションの操作を紹介します。
サブスクリプションを表示するには、まずAzure Portalのサブスクリプションのページへアクセスします。そこからサブスクリプションのページへアクセスするには、Azure Portalのページの上側に表示される検索窓に「サブスクリプション」と入力して表示される候補の中から「サブスクリプション」を選んでクリックします。その画面で詳細ページを選択すると、直近の請求金額や内訳など料金に関わる情報が確認できます。Azureの料金は使用する会社規模などにより非常に管理が難解になりやすいですが、サブスクリプションの仕組みを正しく理解することで、管理の助けになるはずです。

まとめ

Azureをはじめとしたクラウドのサービスは世の中に出てから比較的歴史が浅く、日々アップデートを繰り返されています。そのたびに様々な新規機能も多く提供されており、ちょうど今回紹介させていただいたサブスクリプションなどの料金体制に関わる部分も大きく変化することも無いとは言い切れません。それらの変化に対応していくためには、クラウドサービス各社の提供状況や市場の情報に対し常にアンテナを張っておく必要があります。これから導入を検討している方は、どのようなクラウドサービスが合っているのかを慎重に熟慮していきましょう。

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