リモートでもOK！動画編集の仕事
・はじめに
近年、IT技術の発達や、行政機関による働き方改革の推進、はたまた、2019年末頃から世界的流行を見せた「新型コロナウイルス感染症」による影響で、この記事のタイトルにあるリモートワークや在宅勤務、テレワーク等の働き方を耳にする機会は多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、リモートワークの概要やメリット・デメリット、また近年リモートワークを実現させる手段として人気の動画編集について紹介させていただきたいと思います。
・リモートワークとは
まずはじめにリモートワークとは一体どのような働き方なのかについて紹介させていただきます。リモートワークとは、ITツール（情報通信機器など)を活用し、場所や時間の制限を受けずに、柔軟に働くことができる働き方のことを指します。「remote=遠隔・遠い」・「work=働く」という意味の単語を合わせた造語であり、遠隔勤務、転じて在宅勤務などの意味もあります。リモートワークでの働き方を実践する労働者を、リモートワーカーと呼び、国土交通省の定義では「1週間に8時間以上、職場以外でICTを使って仕事をする人」となっています。
・リモートワークのメリットについて
リモートワークを導入することで、労働者やその雇用主は数え切れないほどのメリットを得られます。例えば通勤や出張に掛かる交通費・出張費などの経費削減、また労働者にとっては満員電車に揺られながら通勤するストレスからの開放も挙げられるでしょう。それ以外にも、オフィスの維持コストの削減、リモートワーク導入企業としてイメージ向上。災害時のリスクの分散も叶い、それらの結果離職率は低下し、これまでの勤務形態では獲得することが難しかった優秀な人材を獲得できるとも言われています。
・リモートワークのデメリットについて
反対にリモートワークを導入するデメリットはどのようなものでしょうか。例を挙げると、情報漏えいのリスク増加。勤怠管理の難しさ。パフォーマンス維持。コミュニケーション悪化による会社への帰属意識の低下。本拠地側（リモートワーク意外の勤務形態で働く従業員）にとって、不公平感や業務における負担増加に繋がりやすい。ITツールの導入に費用が掛かる。などそのデメリットも少なくはありません。しかし、勤怠管理や労働者のパフォーマンス維持などについては、専門のITコンサルなどを利用し改善している企業も多いといいます。またITツール導入に掛かる費用については他の記事でも紹介させて頂いている「助成金」を上手に活用すれば企業の負担額は大きく軽減できるでしょう。
・動画編集とは
動画編集と一口に言っても、動画編集には、非常に多岐にわたる種類があります。
- 会社などの団体のプロモーションビデオの編集
- 新たなサービスや商品の広告動画編集
- 結婚式などのイベント用動画の編集
- 個人、または企業向けのYouTube動画の編集
一礼を挙げましたが、上記の他にもございます。この中でも最近特に注目をされているのがYouTubeの動画編集です。なぜYouTubeが注目されているかというと、会社や商品ののPR用動画や結婚式動画の編集などは、非常に高いプロ仕様の完成度が求められるため、初心者にはハードルが高いです。もしあなたが、これから動画編集の仕事を始めるなら、まずはYouTube動画編集で経験を積み、スキルに自信がでてきたら、広告動画の編集などに挑戦していくのがおすすめです。個人だけではなく、会社も積極的にYouTubeを利用しているので、動画編集が出来る人材の需要は非常に高く、求人も豊富です。
YouTube動画編集の作業内容
YouTubeの動画編集をする際に必要な作業（スキル）は大きく分けると3つです。
- 動画分割やトリミングなどのカット作業
- テロップ入れ
- 効果音やBGMの挿入
基本的にはこの3つが作業のメインですが、トランジッションの種類を増やしたり、質の高いサムネイルを作れるようになったり、他にも出来ることを増やしクオリティを高めることで、幅広いニーズを叶える事ができます。
編集に用いるソフト
リモートワークで動画編集の仕事をするには、動画編集ソフトを自前で準備し使いこなすことが求められます。実際に動画編集のソフトは無料のものから、プロ仕様の優良のものまで非常に多くありますが、特に人気なのは、下記2点です。
- Final Cut Pro（ファイナルカットプロ）
- AdobeのPremiere Pro（プレミアプロ）
1つ目のファイナルカットプロは、MacBookでのみ利用できる動画編集ソフト、「プレミアプロ」はMac、Windowの両方で使用可能です。どちらのソフトも動画編集をする人の間では、非常に有名なソフトですので、ネットで検索をすれば、使用方法など丁寧にレクチャーしているサイトがすぐに見つかります。せっかくソフトを導入しても。使いこなせなければ意味がありませんので、普及率の高く、困ったときにソースが多いソフトを買うのも有効です。ちなみに、動画編集をリモートでする際、使用するパソコンのスペックは非常に重要です。パソコンのスペックが低いと、動画編集は非常に負荷の高い作業になるので、作業の進みが非常に悪くなります。
・まとめ
いかがでしたでしょうか、ここまででリモートワークについて簡単に概要やメリット・デメリットを書いた後に、動画編集について焦点を当てて紹介させていただきました。実際にリモートワークをするにあたって、様々な職種がありますが、市場のニーズも高く人材難となっている動画編集という選択肢は非常に有用です。この機会に今後の働き方として、リモートワークを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
