最近よく聞くリモートワークとそのツール

はじめに

まずは、この記事に目を通していただきありがとうございます。
この記事を開いたということは、少なからず「リモートワーク」という働き方への関心がある方のはずです。昨今、世間を賑わせている新型肝炎の影響で、リモートワークの導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。そこで、そんなリモートワークのメリットとデメリット、必須になるであろうツールの2点をこの記事では紹介していきます。

リモートワークのメリット、デメリット

さて、現代で最も注目されている働き方、そんなリモートワークですが一体どんな特徴があるのでしょうか。ここではそのリモートワークのメリットとデメリットについて簡単にまとめていきます。

■メリット

まず、リモートワークのメリットとしては4点、そしてその理由が以下のように挙げられます。

・通勤時間という時間から縛られることがないのでストレスが溜まらない
普通、会社員の場合、公共交通機関や車等でオフィスまで出勤をすることになりますが、リモートワークであれば、満員電車や事故や天候による遅延や渋滞などのストレスがなくなります。
・自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる
「通勤」をする必要がなくなるので、子育てや、介護をしながらなど、柔軟な働き方ができます。
・様々なコストの削減を図れる
会社のオフィスを持たないため、デスクや椅子、基本的な筆記用具などにコストを割く必要がなくなります。
・従業員の稼働率が上がる
通勤がなくなったり、他社員とのコミュニケーションが少なくなる分他人に無理に合わせたりするなどの余計なストレスから解放され、従業員の稼働率が上がることが期待できます。

■デメリット

次にデメリットとして3点、そしてその理由は以下のように挙げられます。

・自分のペースで仕事が進められるという半面、自律心がない場合サボってしまう
オフィスのある職場と違い、仕事をする場は一人で、しかも自宅の場合が多いため、自分への自律心がないと好きなことをしてしまい仕事をサボってしまうことになる。
・コミュニケーションが少なくなる
これはメリットにもなり、デメリットにもなる要因である。コミュニケーションが少なくなる分、社員個人個人の稼働率は上がるが、それぞれへのマネジメントがしにくくなります。
情報セキュリティの管理がより必要になる
仕事をする場が会社のオフィスではないため、自宅の場合は問題ないが、コワーキングスペースやカフェで業務にあたる場合は、自社以外の他人がいる場所にもなるので情報漏洩のリスクが高まります。

リモートワークを進めるうえでのおすすめツール

さて、ここまでの内容をご覧いただいて、いざリモートワークを導入しようと考えられた方もいるかもしれません。しかし、リモートワークは導入しようとした際に、どんなツールを使えば業務がスムーズに進行していくのでしょうか。そこで、先ほどご紹介したリモートワークのメリットを活かすことのできる、筆者の厳選したおすすめのツールをいくつか紹介していきます。

・Chatwork
ビジネスコミュニケーションに特化されたチャットツール。
基本は無料で利用でき、多数のグループチャットの使用や、ユーザー管理をしたい場合はそれに応じた月額が発生。マイチャットという自分用のチャット欄があり、メモ代わりに使用できるほか、タスク管理機能というものもあり、メッセージにタスクを追加させることによって自分の様々なタスクを管理でき、期限になったら通知をするようにも設定できます。
・Workplace
言わずと知れたFacebookの提供するビジネス用SNSツール。
主な機能は通常のFacebookと変わらないが、友達機能というものがありません。音声通話、ビデオ通話の両方に対応しており、グループの種類が公開グループ、非公開グループ、秘密グループの3種類ある。セキュリティに関しても銀行で使用されているものと同様の暗号技術が使われているため社内外での情報共有に適しています。
・Slack
chatwork同様、ビジネスに特化されたチャットツール。グループの種類がパブリックチャンネル(出入りが自由なグループ)、プライベートチャンネル(招待された人のみしか知らない)の2つある。ファイルの共有、それらの一覧の閲覧が容易にでき、その各チャンネルで共有されたファイルも、一括検索の機能を使いすぐに見つけられるようになっています。様々な外部ツールとの連携も可能です。
・zoom
マルチデバイスに対応したビデオ・Web会議ツール。
ビジネスにおいての用途としては多様で、Web会議で利用されることはもちろん、セミナーや研修、面接に利用されることもあります。通信データ量が比較的少なく、安定しているのと、双方間でソフトをインストールしておく必要がないため、気軽に利用することができます。フリープランでも100人までの同時接続が可能です。
・office365
マイクロソフト社の提供する、サブスクリプション(月額、年額払い)型クラウドツール。お馴染みのExcelやWord、PowerPointはもちろん、SharePointやAccess、OneDrive等様々なツールを利用できます。マルチデバイスに対応しており、複数台での同時利用が可能。テクニカルサポート等のアフターフォローも万全で安心して利用できます。

最後に

いかがでしたでしょうか。冒頭にもお話した新型肝炎の影響のほか、今現代の向上し続けているIT技術が欠かせない社会であるからこそ、昨今リモートワークという働き方の需要が高まってきています。数年後にはリモートワークを行う会社が現在より更に増えて行くことは明確でしょう。また、それに活かせるツールももっと増えて行くことでしょう。そんな現代社会で柔軟に生きていけるよう皆様もリモートワーク、またそのツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。この記事が、少しでもそんな皆様のお力になれたら幸いです。

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