突然ですが、なぜ人は仕事をするのでしょう。
様々考え方はありますが、本来、人は面白いから仕事をするものです。
人は遊んでいる時に、最大の創造力を発揮する動物なのです。
仕事を人生最大の遊びにできれば、
人は誰でも高い成果が出せる有能なビジネスマンになる事ができます。
子供の頃に誰から言われるのでもなく、
見返りもなく没頭して何かに取り組んだ事は誰にでもあるかと思います。
仕事でも同じように次々に出現するハードルをクリアする経験をしていくと、
世の中にそれ以上に面白いことはないんじゃないか
とすら思えるようになってきます。
私は、金銭で報いる仕組みよりも、
「仕事の内容」で報いるシステムの方が様々な意味で優れていると考えています。
なぜなら、人はお金のために仕事をするのではなく、
本来、人は面白いから仕事をするからです。
とある心理学者が非常に興味深い実験をしました。
実験室に大学生を一人だけ入れて
パズルを解かせるという実験を行いました。
関心があるのは、
この自由時間の8分間に被験者である大学生が何をするのかです。
その上で、一部の学生に対して実験の途中で、
解いたパズルの個数に応じて
1個当たり1ドルの報酬が支払われました。
すると驚いたことに、
無報酬のまま実験を続けていた学生と比べて、
自由時間にパズルを解いていた時間が短くなったのです。
つまり、報酬をもらうと自由時間を休憩するようになったのです。
金銭的報酬をもらうと、
本来面白いはずのパズルであっても
自由時間を休憩するようになるのです。
仕事も同じで、金銭のためではなく仕事自体を楽しむという考えて取り組むと、
とても充実した時間を過ごすことができます。
そして、
人はそのような状態で没頭して物事に取り組むと
とても速いスピードで成長します。