すぐにつかえる!HTMLエディタ3選!
HTMLエディタとは?
HTMLエディタはHTMLのコードやテキストを編集する際に使うソフトウェアです。
HTMLエディタをつかうメリットとしては以下の通りです。
- HTMLタグの入力を補助してくれる
- コードやタグのスペルミスを防ぐことができる
- CSSやJavaScriptなど、ほかのファイルと連携することができる
- プレビュー機能が利用できる
Windows OSには標準ソフトウェアとして”メモ帳”がインストールされています。”メモ帳”もテキストエディタのひとつですが、便利な機能を使うことはできません。
おすすめのHTMLエディタを紹介する前に、メリットについて少し紹介します。
HTMLタグの入力を補助してくれる
基本的にHTMLを記述する際はテキストのはじめに”開始タグ”、テキストの終わりに”終了タグ”(“閉じタグ”とも呼ばれます)を記述する必要があります。
これらのタグを手動で入力していると効率がわるく、時間がかかってしまいます。
多くのHTMLエディタではこれらを補助する機能が備わっており、たとえば開始タグを入力すれば自動的に終了タグが入力されるなど、多くの手間を省き時間短縮につなげることができます。
コードやタグのスペルミスを防ぐことができる
手動で入力したコードやタグにスペルミスやエラーがあった際、自動的に探し注意喚起し、場合によっては自動的に修正してくれる機能があります。
またタグの入力補助にも言えることですが、自動入力によってスペルミスを防ぐことができます。
CSSやJavaScriptなど、ほかのファイルと連携することができる
HTMLを記述する場合はCSSやJavaScriptなどの言語を一緒に扱うことが多いです。
別なファイルでそれらの言語を管理していると、開くファイルが多くなり、多くの手間がかかり作業のミスが起きる原因にもなってしまいます。
HTMLエディタの機能を使ってほかのファイルと関連付けたり連携をとればHTMLの記述だけでなく、CSSやJavaScriptの記述もより簡単にすることができます。
プレビュー機能が利用できる
記述した内容がどのようにweb上で表示されるのかを確認することができます。
”メモ帳”などでも事前に確認することはできますが手間がかかりますし、公開してから修正するようなことにもならないため、非常に便利な機能といえます。
HTMLエディタを使うメリットは理解していただけたかと思います。
次はおすすめのHTMLエディタとその機能をいくつかご紹介します。
Visual Studio Code(ヴィジュアルスタジオコード)
Microsoft社が提供する無料のHTMLエディタです。大手の会社が提供していることもあり、使用者も多くWeb上でも多くの解説サイトなどを探すことができます。
また、インテリセンスと呼ばれる独自の機能で入力の自動補完やタグの記述が他のエディタよりも素早く行えます。
もちろんCSSやJavaScriptには対応していますが、Python、Javaなど多くの言語にも対応しています。
機能の追加が多いことも特徴です。開発が早く次々と新たな機能が実装されますが、その分アップデートが多くなることは人によっては気になるかもしれません。
はじめから多くの機能が使えるようになっており、環境の構築やセットアップにかかる時間が短い一方で、拡張機能も多くショートカット機能も編集できるなど、カスタマイズ性の高さも人気の理由の一つです。
Notepad++
Windows用のテキストエディタです。メニュー画面やインタフェースはWindowsのものに準拠しており、普段からWindowsを使用しているユーザーならすぐに基本的な使い方を理解することができます。
Notepad++には文書マップという機能があり、画面全体を俯瞰でみるように表示することができます。これによりファイルの全体を視覚的に確認でき、自分が今どの部分を編集しているのかをすぐに確認することができます。
ほかにも、テキストの一か所に印を付けておき、別の処からでもキー操作一つで印のところまでジャンプできるブックマーク機能も便利です。
Notepad++は動作が軽いことも大きなメリットの一つと言えます。
Atom
AtomはGithub社が提供する無料のHTMLエディタです。
インタフェースが綺麗で見やすくわかりやすいことに加え、設定項目も多く自分の使いやすいようにカスタマイズすることができます。ショートカットキーもほかのエディタと共通していたり、他のエディタに慣れている人でもすぐに使いこなすことができると思います。
またHTML以外にも多くの言語に対応しており、代表的な多くの言語と連携しながら使用することができます。
プラグインや拡張機能が豊富な点も魅力であり、たとえばAtomのエディタ内にYoutubeを表示するプラグインを使用すれば、Atom内でHTMLの学習用の動画をみながらテキストを編集する、といった使い方をすることができます。
そのほかにもTwitterと連携するプラグインやインターネットブラウザをエディタ内で閲覧するプラグインなどもあり、使い方は自由自在であるといえます。
おわりに
いかがだったでしょうか。HTMLエディタには無料のものから有料のものまで数多くのものがあり選ぶのに時間がかかることもあるかもしれません。
今回は初心者から上級者まで多くの人におすすめできるエディタを紹介しましたが、自分なりのこだわりを持ってほかの別なエディタを探してみるのも良いと思います。
自分にあったHTMLエディタを見つける参考にしていただけるとうれしいです。