高卒未経験の超初心者がLPIC – レベル1に合格した学習方法

はじめに

まず、この記事に目を通していただきありがとうございます。
IT業界に興味あるけど難しそう・・・、まず何から一歩踏み出せばいいのか分からない・・・学習方法がわからない・・・といった不安にお答えできればと思い、この記事を制作致しました。
IT業界に興味があるということなら、早い話資格を取ることが自身の価値を示し、高める手法だと思います。
その中で今回は比較的学習しやすく、今後IT業界で活用できるであろうLPICの学習方法についてお伝えしていきます。

LPICとは

Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)の略称をLPICといいます。
Linux技術者として一定の技術レベルを保持していることを証明する資格となります。
LinuxとはWindowsやMacといったOSの種類のことで、オープンソースの為無料利用できるので、世界で広く利用されています。
レベルによって技術レベルを証明するものであり、レベル1~3までありますが、1を取得していないと2を受験できないといった階段方式になっています。
LPICレベル1の認定を受けるには、「101」と「102」の両方に合格してから初めて認定されます。101と102は同時に受けることも可能ですが、範囲が広くなりすぎないように101合格してから102の勉強をするのがおススメです。
ただし101と102の共通点もあるので、あまり期間を開けすぎない方がもちろん良いと思います。

学習方法

101試験

選択式+記述問題の約60問/90分間、65%~75%が合格ラインで、変動するようです。
使用教材:一週間でLPICの基礎が学べる本
筆者の場合、LinuxのLの字も知らなかったので、概念や基礎が部分から学習をしました。
OSとは?から始まり、自身が使用しているコンピュータに仮想化環境を構築し、仮想マシンの中でLinuxを動かせる手順も紹介されていますので実際に触りながらの学習ができます。
この書籍の中で用語やコマンドについて理解していきます。基本的には用語について解説があるのですが、急に初めましての用語が普通の顔で出てくるので、その度にネットで用語検索しました。

使用教材:ping-t(無料版)
こちらはWEBの問題集となっており、101対策のみであれば無料版が利用できます。
700を超える問題があり、尚且つ解説が詳しく記載されていますので非常に分かりやすいです。
また、分野別や模擬試験モードもあるので最初は分野別で各項目を正答率80~90%まで取れるようにしましょう。
正答率80~90%超えるようになってきたら模擬試験モードに切り替えて、60問ずつ回していました。そうすると不正解はチェックが外れるので、不正解問題を正答率80~90%まで取れるまで回していました。
何週も問題を解いていると、答えだけを覚えてしまうこともあるので、解説は必ず読み、理解できるようにしましょう。それでも分からなければネットで調べるのもおススメです。表現が変われば理解しやすいこともあります。
ping-tには101対策のコマ問もあるのですが、1時間ほど触って終わりました。
なぜかというと、正答率上げるのに時間がかかりそうだったからです。
実際、5問も出題されなかったのでよかったです。

102試験

101と同じように選択式+記述問題の約60問/90分間、65%~75%が合格ラインで、変動するようです。
使用教材:ping-t(有料版)
102対策には有料版を購入する必要があります。
1,2,3,6・・・ヶ月と期間により金額が変わってきますので、準備期間や勉強時間がどのくらい取れそうかで購入期間を定めるのが良いと思います。
102は101とほぼ同じやり方で問題を解いていきました。
記述問題が10問ほど出題されると小耳にはさんだので、今回はコマ問もある程度解きました。
パスを中心に解きましたが、101と同様の理由でping-tのコマ問全部は解いてません。
結果としてコマ問解いておいてよかったです。なぜパス中心かというと、問題文は英語表記にも切り替えられるため、コマンドであればある程度問題文にヒントが隠されているかな、とせこいことを考えました。

受験申込方法

全国各地にあるテストセンターに行き受験しますが、まず受験する試験のチケットをピアソンVUE公式サイトから購入します。
その時にピアソンVUE公式アカウント、LPI-IDの作成が促されますので作成してください。
いつ・何時・どこのテストセンターで受験するか選択することができます。
基本的には土日祝除く平日のみですが、テストセンターによっては土日祝受験できるところもあるようです。

受験金額

レベル1
101:15000+tax
102:15000+tax
受験金額としては高額な為、ぜひともどちらも一発で合格したいところですね。
再受験については同じ科目受験できるのは7日後になってしまいます。3回目は30日後なので気を付けてください。

合否について

試験時間は90分ですが、見直す時間も十分あり丁度良いです。
十分見直ししたと思ったらコンピュータ画面から終了ボタンを押すとpassの文字が現れれば合格です。
認定書は101と102を合格してからPDFデータでダウンロード、もしくは6~8週間後に登録住所に紙の認定書を送ってもらえます。

まとめ

さて、高卒未経験の超初心者がLPIC – レベル1に合格した体験談および学習方法を書いていきましたがいかがでしたでしょうか。
早いうちに試験日程を決めておいて、そこに向かって学習計画を進めて行くのが良いと思います。試験の24時間前なら変更可能なので、正答率の不安が残るのであれば変更しても良いでしょう。
筆者自身の学習時間としてはそれぞれ1か月弱ほどでしょうか。1~3ヶ月でレベル1合格が平均だそうなので、平均の学習スピードで取得できたかな、と思います。ただ101に合格すると気が抜けてしまうので、再度勉強モードに切り替えるのが大変でした。
この記事を読んでくださってるあなたは気を緩めず時間を有効活用し、資格取得を目指してください。
あなたのIT業界への一歩をこの記事が協力できれば幸いです。

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