サーバーエンジニアになるために必要な資格は?その学習方法について

この記事を読んでいただいてるということはIT業界に興味があり、

「サーバーを扱う仕事であるサーバーエンジニアについて知りたい」
「サーバーエンジニアになるための資格は?」
などと考えてる方だと思います。

今記事では、そのような未経験の方やこれから学習を始める方のために取得した方がいい資格や、その学習方法についてご紹介していきます。

サーバーとは

まず簡単に、サーバーとはなにかについてですが、インターネットにブログやホームページなどのサイトを表示するために必要な情報を格納しておく場所のことです。
いまいちわからない人のためにわかりやすく例えると、

サーバー=土地、ブログやホームページ=建物

というイメージで考えるとわかりやすいと思います。

サーバーから情報を受け取る側をクライアントと呼び、サーバーはクライアントからのリクエストに応じて、保管していたファイルを提供します。そのデータによって、指定されたホームページが表示されるのです。

サーバーエンジニアとは

先ほど簡単に説明したサーバーの機器の構築や、サーバーソフトの設定を行う職業がサーバーエンジニアです。

主な仕事内容は、サーバーシステムの設計、構築、運用、障害発生時の応急対処、予防対策、セキュリティー対策などといったいろいろな業務があります。

 

サーバーエンジニアに必要な資格

サーバーエンジニアに必要なOS(コンピューターの入出力や同時平行処理などを管理するプログラム)関連の資格としてLinuxを扱うLPICという資格があります。

LPICとは

Linux技術者認定試験です。世界的な認定制度で日本では、NPOのLPI-Japanによって運営されていて、LPICLv1、LPICLv2、LPICLv3と3つのレベルがあります。
ステップアップ方式となっており上位試験を受けるには下位試験に合格する必要があります。
Linuxはインターネットサーバーのシェアが大きく、製品を導入している企業も多くみられ、LPICLv1を取得することで、Linuxの基本的な操作とシステム管理を行うことのできるエンジニアとしてのスキルの証明になるだけでなく、業務において身についた知識を役立てることができるでしょう。
Webもしくは電話で試験の予約を行い、試験は全国各地のテストセンターで行われているので、お近くのテストセンターで時間を指定して受験可能です。

LPIC -LV1 学習方法

LPIC-Lv1は101と102の二つの試験に合格しないと取得できません。
内容は初心者でも入りやすいLinuxの基本的な部分で、公式サイトでは1~3ヵ月の勉強で取得できると書いてありますが、実際には2ヵ月くらいの勉強で取得してる人が多い印象です。

私もやっていた基本的な学習方法としては、本で基本的なことを学び、実際に仮想マシン(仮想的に作られたハードウェア)でコマンドを打ち、あとは試験対策のできるサイトを使って問題を解いて学習していく。

実際にLinuxを扱ってみることが理解をより深めると思います。

本でおすすめ「1週間で、LPICの基礎が学べる本」

1週間に分けて1冊が構成されているので内容も未経験で今までIT業界に触れてこなかった人でも入りやすい本で、この本だけでは本当に基礎の部分なので大まかな内容がわかれば学習サイトなどで学習を行う形がいいと思います。

学習サイトでおすすめ「Ping-t」

問題が実際の試験のような選択式で出題されています。問題についての解説もあるのでとりあえず問題を解いてみて、わからなくてもしっかりと解説を読み、理解していく方法をおすすめします。1つ1つの問題に金、銀、銅の3つのメダルがあり、自分の苦手な部分もわかりやすくなっているので、すべて金を目指しましょう。
Ping-tにはコマ門という実際にコマンドを打つ問題もあり、実際の試験でも記入式の問題があるのでそちらも合わせて学習して理解を深めていきましょう。
LPICLv1-101の内容に関しては無料で学習することができます。

おすすめ問題集「LPICLv1スピードマスター」

幅広く問題をカバーしていて解説も質が高いです。
この問題集の使い方としては、問題の練習や傾向について学ぶのがいいと思います。

まとめ

今記事では、サーバーエンジニアになるために必要な資格や、その学習方法について書いてきました。

IT業界は日々新しい技術が生まれる業界です。
ここまで読んでいただいた方はこれから学習していこうと思っている方だと思いますので、この記事がその1歩目の手助けになれば幸いです。
エンジニアというのは技術職であり、それぞれのプロフェッショナルとして仕事をしています。今回記載したLPICLv1という資格はサーバーエンジニアの入門のようなものなので日々ステップアップを目指して学習していきましょう。

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