【未経験】ネットワークエンジニアって何？資格や仕事内容について
この記事を見に来ていただいたということはIT業界に興味を持ちこれからIT業界の世界に一歩踏み出そうとしている方で、
「ネットワークエンジニアって何？」
「どのような仕事内容なの？」
「未経験でも大丈夫？」
といった方だと思いますので、今記事ではネットワークエンジニアとは何なのか、どのような仕事内容でどんな資格があるのか、について書いていきます。
結論から言いますと未経験からでも可能な職業だと思います。
ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークのシステムを扱う技術者です。
基本的に人との接触が多く、設計・提案ではクライアント、構築・保守では設計者やマネージャー、運用・監視ではネットワーク利用部門の方との意見を交換しながら業務を進めるためコミュニケーション能力がある程度必要です。それに伴い、ネットワークの知識がない利用者の方でも分かるようにさまざまな知識レベルの相手でも理解できる説明力も必要です。アイディアやセンスが重要なプログラマーなどとは違いネットワークエンジニアは基礎が分かれば応用を把握することが簡単なので未経験でも入りやすい職種だと思います。
ネットワークエンジニアの仕事内容
ネットワーク運用・監視、ネットワーク構築・保守、ネットワーク設計・提案などの大きく3つに分類できる業務があります。
・ネットワーク運用・監視
ネットワーク運用・監視の業務では、ソフトウェアを利用し、ネットワークシステム構築後の維持管理を行います。構築したネットワークは障害が起きない限りネットワークエンジニアはネットワークの利用者のトラブル対応などがあります。障害が起きた場合は幅広い知識や全体を見渡せる視野が必要なため決して簡単な業務とは言いませんが未経験でも比較的就きやすい業務です。
・ネットワーク構築・保守
システムエンジニアの要件定義書、設計書をもとに回線の設置、コンフィグといわれるネットワーク構築のための設定ファイルを作成し、保守や障害対応も行います。
・ネットワーク設計・提案
ネットワークエンジニアの中では上位業務です。クライアントからのどのようなシステムを求めているかヒアリングをもとに要件定義を行い設計します。仕様書やネットワーク構成図などの資料を作成する際には、セキュリティーや各種OS、サーバーなどに関する幅広い知識が求められ、設計する際には設計やクライアントへの提案力はもちろん、ヒヤリングやプロジェクト推進能力も必要です。
ネットワークエンジニアのおすすめの資格
ネットワークエンジニアになるための資格は必要ありませんが、技術や知識があると客観的に証明するものとしておすすめする資格があります。
・CCNA
民間資格で世界最大のネットワーク機器メーカーである米国シスコシステムズ社が認定する「シスコ技術者認定」の資格の一つであり、シスコ社製のルーターやスイッチを使用したネットワークの構築や運用・管理、トラブルシューティングを行うネットワークエンジニアのために作られました。様々な知識が必要な大規模なネットワークでは、シスコ社のネットワーク機器が圧倒的なシェアなため、「シスコ技術者認定」は、ネットワークエンジニアのスタンダードな資格です。
・CCNP
CCNPはCCNAの上位資格で、CCNPはCCNAを取得しなければ試験を受けることができません。大規模なネットワークの設計、構築、運用、保守を行うための知識があると証明できます。
まずは、CCNAの取得を目指しましょう。
・ITパスポート
ITパスポートの試験は、経済産業省所管の独立行政法人である情報処理推進機構（IPA)が認定する国家資格の一つのITに関する必要な基礎的な知識を証明する資格です。
新しい技術や手法の概要や経営の全般、ITの知識、マネージメントなど幅広い分野の知識が総合的に必要です。
ネットワークエンジニアでも幅広い知識が必要で、この資格を取得すればIT全体のことがわかると思うのでおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか？今記事では、ネットワークエンジニアの仕事内容や資格などについて書いていきました。この記事を読んでネットワークエンジニアについて理解が深まっていただけていれば幸いです。
ネットワークエンジニアは、電気、ガス、水道などがなくならないようにネットワークも我々の生活の一部となっているため長期的で安定的な仕事とも言えます。ネットワークの最新の技術や知識を身につけて様々な問題などにも対応できるようにしていきましょう。
上記であげたように未経験からでも基礎が分かれば応用を把握することができます。クライアントへの提案や意見の交換などのためのコミュニケーション能力。新しい技術を日々学ぶ姿勢などがあればネットワークエンジニアはおすすめな職業です。
