SaaSとクラウドとは

はじめに

この記事では【SaaS】の特徴やメリット、デメリットを説明します。またSaaSが話題になるとよく名前が挙がる【PaaS】【IaaS】についても合わせて説明していきます。

SaaSとは

SaaSとはSoftware as a Serviceの略称でクラウド(クラウドコンピューティング)の中でもパブリッククラウドの一種類に当たる、ソフトのインストールやダウンロードをせずにソフトウェアの使用ができることです。分かりやすいサービスとしては下記が挙げられます。

• Gmail / Yahooメール
• SNS
• ECサイト
• Office365

SaaSの特徴

SaaSの特徴は3つあります。

マルチデバイス,様々な場所での利用

1つ目は端末や場所に縛られないで利用が容易であるというところです。クラウド経由で使用できるSaaSはインターネットにアクセスできる環境があれば使用できるので、場所や端末が特定のものではなくても利用することができます。

クラウド上に保存が可能

SaaSを使用する時は基本的にデータの管理は提供者側が管理しているので使用者側は容量に注意するぐらいで済みます。

複数人での管理や編集が可能

ドキュメント編集機能とストレージ機能が標準搭載されているSaaSではクラウド上で行っていいるため同時に複数が編集や管理が可能なのでスムーズに作業ができます。

メリット

一からの開発不要であり、低コストで導入可能

SaaSはクラウド上のサービスを利用するため、実際に使用するソフトウェアの開発を一から開発を行わなくて済むので、開発にかかる費用が削減できます。また導入する際も多数に対して短期間できるので費用が莫大にはなりません。アカウント追加、削除で対応できるので柔軟に対応できるのが強みです。

使用者の管理が不要

SaaSではサービス提供側が管理やバージョンアップを行うので、使用者側はセキュリティやソフトウェア自体の管理をせずとも利用できるので、ランニングコストがを抑えることができます。

デメリット

カスタマイズ性の自由がきかない

提供されたサービスを利用するため提供者が定めたサービスの規約内でのカスタマイズしか許されないものが多いので、業務に必要なサービスがない場合は様々なサービスを合わせたり、提供されるサービスに対応できるように運用や業務形態の変更する可能性がでてきます。

クラウドに接続できないと利用できない

クラウド上でソフトウェアを利用するためインターネットが使える環境ではないと業務ができません。社内で業務をするか、外出先で行うかによってSaaSを利用するかどうかを決めた方がいいです。

類似のサービス

Saasと似ているクラウドサービスで良くあげられるのは【PaaS】【IaaS】の2つです。こちらの2つがSaaSとどのように違うのか説明していきます。

PaaSとは

PaaSはPlatform as a Serviceの略称で、アプリケーションの実行に必要な環境(必要な言語や管理システム、OS、ミドルウェアなど)をクラウド上で利用できます。開発環境の構築や整備に必要な手間が掛からず、素早く開発に集中できます。しかし開発に使用できる言語やデータベースなどは提供しているものに限定されるため、必ずしも自身が必要な環境が構築できるとは限りません。

IaaSとは

IaaSはInfrastructure as a Serviceの略称で、情報システムの稼働の際にに必要な仮想サーバやインフラ関係をクラウド上で提供するで利用できます。基本的にシステムの基盤となる部分しか提供されないため、その上に自分に必要な環境(OSやハードウェアスペックなど)の構築を行います。カスタマイズ性は比較的に高いです。一方ではカスタマイズ性が高いためOSなどの難しい知識や技術が必要となります。

比較

SaaS低すべて

まとめ

如何だったでしょうか。クラウドの中でも今回はSaaSを中心的に説明させて頂きました。種類が豊富で手軽に導入できるので、SaaSだと分からずサービス使用している方も多いのが現状です。SaaSを理解することでその時にあったサービスを選びを心がけましょう。