AWS(EC2)環境でUbuntuを構築する方法

はじめに

この記事ではAWSのEC2環境でUbuntuを構築する方法を説明いたします。EC2でUbuntuを使いたいけどやり方がわからないという方向けに、写真付きで説明させて頂きます。

1.AWSにサインイン

AWSのマネージドサービスでUbuntuを構築したいのでルートユーザーを選択します。

登録しているEメールアドレスをルートユーザーのEメールアドレス欄に入力して次を選択します。

2.EC2ダッシュボードを開く

AWSのサービスの検索欄でEC2と検索します。

検索の結果、EC2クラウド内の仮想サーバーと表示されますので、

EC2クラウド内の仮想サーバーを選択します。

※右上の逆三角形をクリックしてどのリージョン(データセンター)に接続するか選択します。

3.EC2インスタンスを作成する。

EC2ダッシュボードからインスタンスを選択します。

上部にインスタンスの作成と表示されるので、逆三角形をクリックし、インスタンスの作成を選択します。

4.AMIを選択

Amazonマシンイメージ(AMI)の画面が表示されます。

今回はUbuntuを構築したいので費用がかからない無料利用枠の対象のUbuntu Server 18.04 LTSを選択します。

5.インスタンスタイプの選択

無料利用枠の対象のインスタンスを選択します。

次のステップ:インスタンスの詳細の設定をクリックします。

6.インスタンスの詳細の設定

デフォルトのまま、次のステップ:ストレージの追加をクリックします。

7.ストレージの追加

メモリサイズを30GBに設定して、次のステップ:タグの追加をクリックします。

8.タグの追加

EC2インスタンスの名称を設定したいのでクリックしてNameタグを追加しますを選択。

ここでは、値をUbuntu Server 18.04 LTSという名前にします。

次のステップ:セキュリティグループの設定を選択します。

9.セキュリティグループの設定

セキュリティグループの割り当て:新しいセキュリティグループのを作成するを選択します。

セキュリティグループ名:Ubuntu Server 18.04 LTS-2020-07-08

説明:Ubuntu Server 18.04 LTS-2020-07-08

セキュリティタイプの箇所でSSH、RDPとルールを追加します。

SSHとRDPのソース(IPアドレス)は両方とも0.0.0.0/0に設定します。

設定後、確認と作成をクリックします。

10.インスタンス作成の確認

AMIの詳細

インスタンスのタイプ

セキュリティグループ

インスタンスの詳細

ストレージ

タグ

設定に間違いがないかどうかを確認します。

問題がなければ、起動をクリックします。


10.キーペアの作成

ターミナルからUbuntuへリモート接続する際に必要となるキーペアを作成します。

9.セキュリティグループの設定でネットワーク環境をSSH(ポート範囲=22)を整備したため、SSHを通して安全にリモート接続するにはキーペアが必要になります。

新しいキーペアの作成

キーペア名:myubuntukey

キーペアのダウンロードをクリックします。

11.インスタンス状態の確認

インスタンスの状態を確認してruningと表示されましたら準備完了になります。

12.ターミナルからリモート接続

$ls -la

ホームディレクトリに.sshディレクトリが存在していることを確認します。

$cd Downloads

ホームディレクトリからダウンロードへ移動します。

$ls

ダウンロードへ移動後、myubuntukey.pemが存在していることを確認します。

$chmod 600 myubuntukey.pem

myubuntukey.pemのパーミッションを600に変更します。

$mv myubuntukey.pem /Users/ユーザ名/.ssh

myubuntukey.pemのパーミッションを600へ変更後、

myubuntukey.pemを.sshディレクトリへ移動させます。

$cd ~/.ssh

myubuntukey.pemを.sshディレクトリへ移動後、

$ls

myubuntukey.pemが存在していることを確認します。

$ssh -i “myubuntukey.pem” ubuntu@パブリックDNS(IPv4)

.sshディレクトリからキーペア(myubuntukey.pem)を通して

Ubuntuへリモート接続します。

Are you sure you want to coutinue connecting(yes/no)と表示されますので

yesと入力してUbuntuへ接続完了です。

おわりに

以上がAWSのEC2環境でUbuntuを構築する方法となります。この記事が読んでいただいた皆様の助けになれば幸いです。ありがとうございました。

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