【Javaは向いている?】リモートワークとプログラミング言語について

はじめに

近年では働き方改革、また2020年に入って以降は新型コロナウイルスの影響により「リモートワーク」「在宅ワーク」といった言葉も多く聞くようになりました。本記事では、リモートワークとプログラミング言語に関するお話をしていきたいと思います。

そもそもリモートワークとは

英語で言う「Remote Work」ですが、「Remote」は”遠く離れた”、という意味で、要は、本来は会社などに出社し業務をおこなうところを、”離れた場所から仕事業務おこなう”事を「リモートワーク」と言います。在宅ワークもその中のひとつです。

似たワードで「テレワーク」というのもありますが、テレワークの”テレ”は英語で言う「テレ-フォーン(電話)」や「テレ-ビジョン(テレビ)」のように、”遠い”事を意味するものとして使われます。単語の意味としてはほぼ同じ意味ですが、厳密にいうとその言葉の意図する内容に少々違いがあるようです。もし気になる方は是非調べてみてください。ただ、一般的に多くの方は「リモートワーク」も「テレワーク」も同じ意味で使っているでしょうから、細かな違いを知らなくても問題ありません。

リモートワークに適した仕事とは

リモートワークに向いている職種は、”対面での会話や接客を必要としない””場所に依存しない””遠隔でも意思疎通できる環境をつくれる””そもそもコミュニケーションがなくても業務ができる””仕事の成果物が分かりやすい”などといった職種が多いのではないでしょうか。例えばライターや編集者の仕事は情報を取得・共有するためのコミュニケーションが必要不可欠ではありますが、クラウドサービスやインターネットツールなどを使えばPCひとつで仕事ができてしまいます。またその他にもシステムエンジニアやプログラマ、デザイナーやイラストレーターなどがリモートワークに適した職種だと言えます。

ここからは、その中でも「プログラマ」のリモートワークについてお話をしていきましょう。

プログラマとしてのリモートワーク

リモートワークのプログラマの種類

◇会社員エンジニアとしてリモートワーク

企業の社員としてリモートで仕事をするケースです。特に新型コロナが流行しはじめてからは、会社の正社員もリモートでの仕事に積極的に切り替える動きが増えたのではないでしょうか。

◇フリーランスエンジニアとしてリモートワーク

企業の社員として所属することなく、個人事業主として他の企業から仕事を受託し収入を得るスタイルです。企業の正社員とは違い、何もしなくても仕事が自分に振り分けられることはなく自身で仕事を取ってこなければなりませんが、その分自身に合わせた仕事を自由に選ぶことができます。

それではプログラミングの言語としてリモートワークに向いたものは何でしょうか。

「Java」はリモートワークに向いているの?

Javaは大規模な業務システムやWebアプリケーション、Android向けアプリなど広いジャンルの開発において活躍している言語で、銀行システムなどの金融関係の開発でも多く使用されています。そのため、Javaを使った案件はニーズが多く、必要とされやすい言語だという事ができます。
しかし結論から言うと、”リモートワーク”としてのJavaを使った開発案件は少ないと言えます。これは、Javaを使った開発の多くが社内や客先常駐型での働き方をとっていることが原因しています。求人を見ても、他の言語と比べJavaのリモート案件はまだまだ少ないですが、例えば完全なるリモートではなく、一部だけリモート可能な案件などは見受けられる印象です。これらを踏まえると、リモートワークを目的としてプログラミング言語の中でもJavaを選択し習得するというのはあまりお勧めできません。

リモートワークに向いている言語は?

リモートワークでできる案件で圧倒的に多いのは「Web系」の開発案件です。

◇PHP

主にWeb系の開発で、HTMLに埋め込むことで動的なWebページを作ることができる言語です。

◇Ruby

Webアプリケーションを作成する事に優れた日本製のプログラミング言語です。他のプログラミング言語と比べ記号や文字数を最小限にコードを書くことができ、コード的には近年人気であるPythonとも似ている言語です。

PHPやRubyに関しては、他のプログラミング言語に比べると難易度もさほど高くなく、未経験者でも挑戦しやすい言語であると思います。これらの言語を使用したリモートワーク可能な案件は、比較的簡単な案件からレベルの高い案件まで幅広く、数多く掲載されています。将来的にリモートワークを中心に仕事をしたいと考えている方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。また、PHPやRuby以外にもWeb系の開発において知って有利となるものとして「HTML」「CSS」「JavaScript」などが挙げられますので、この辺も是非おさえておくことをお勧めします。

おわりに

いかがでしたでしょうか。色々とお話しましたが、世間全体的にみると今のコロナ禍では、どのプログラミング言語のリモート案件も徐々に増えてきている傾向にあります。自身のスキルアップを測りつつ、リモートワークについて興味があればまずは色々な求人サイトなどを調べてみましょう。この記事が少しでも参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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