Microsoft365 Businessについて

1. Microsoft365 Businessとは

Microsoft365 Businessは、Microsoft社が提供している「Microsoft365」の法人向けのサービスになります。300ユーザ(人)まで利用することができます。Microsoft 365 Businessには下記の3プランがあります。

・Microsoft365 Business Basic
・Microsoft365 Business Standard
・Microsoft365 Business Premium

■利用できるサポート

・officeアプリが付属している
常に最新バージョンのWord、Excel、Power Pointなど、どのデバイスでも利用できます。

・メールと予定表の共有
顧客やとOutlookやExchangeを使用して同期して、シェアすることができます。

・チャット、通話、会議ツール
MicrosoftTeamsで、チャット、オンライン会議、音声通話をすることができます。

・OneDriveのクラウドストレージ
1TB利用することができるため、どこからでも、どのデバイスからでもファイルを編集/保存/共有することが出来ます。

■ OneDriveとは

OneDriveについても簡単に触れておきます。近年では、データの保存をパソコンのローカルに保存するのではなく、クラウド上へ保存することが支流になっていました。有料のクラウドサービスの料金について、まとめてみました。

・OneDrive for Business・・・1TB 年間10,800円
・iCloud    (5GBまで無料) ・・・2TB 年間15,600円 (月額1,300円※1ヶ月単位契約)
・Google One (15GBまで無料)・・・2TB 年間13,000円 (月額1,360円)
・Dropbox   (2Gまで無料)・・・2TB 年間14,000円 (月額1,500円)

■ビジネスプロセスを効率化

・Microsoft Formsでデジタル化
紙に繰り返し記入するフォームをデジタル化することで、ペパーレスにすることができます。

・インサイトをとらえる
投票、調査、アンケートを作成し、データとインサイトを従業員や顧客から集めることができます。

・Power Automateで繰り返しを簡単に
Power Automateを利用することで、日々の業務、タスクを自動化することができます。

・既存のアプリと連携
Microsoft Teamはサードパティのアプリも統合でき、いつも使うツールを1ヶ所からアクセスすることできます。

■高いセキュリティ性で大切なデータを保護

・サーバーを脅かす脅威から守る
ウイルス、マルウェア、フィッシング詐欺、スパム、ランサムウェアなどの脅威から脅威対策ツールが連携して大切なデータを保護できます。

・顧客データを保護
サイバー犯罪や不正アクセス、偶発的削除から守ることができます。

・組織データをを保護
組織のデータを、個人用のデバイスからアクセスされた時からでも保護することができます。

・データをセットアップし管理をシンプルに
ユーザ、デバイス、データのセットアップと簡単にすることができます。

2. Basic版・Standard版・ Premium版 それぞれの違いについて

Basic版は上記のサポートが付属しているStandard版、Premiumには、便利な機能・サポートが充実しています。

■ビジネスの運用と管理ツール

・Microsoft Booking:顧客が自分で予約を入れてスケジュールを管理できるツール

・MilelQ:走行距離をリアルタイムで正確に記録でき、報告できるツール

■Windows/Macのデスクトップ版officeアプリ

・常に最新バージョンのWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookのフル機能をWindows /Macで利用することが可能です。
(※Access /PublisherはWindowsPCのみ)
・Officeアプリをユーザ1人あたり最大5台までWindows/Macにインストールできます。

上記の機能がStandard版に追加で付与されています。Premium版はさらに追加サービスがありますので引き続きお伝えします。

■高度なセキュリティ

・Intune(選択的ワイプ):デバイスの紛失、盗難が発生した際に、遠隔でデータを消去できます。

・Office モバイル アプリ用:会社の情報を未認証のアプリや場所にコピー、保存されるのえお制御できます。

・Windows Defender Exploit Guard:ポリシーを適用してWindows10での侵害前の脅威阻止することができます。

・Office365 Advanced Threat Protection:メールの添付ファイルやリンクの潜む脅威から守り、ゼロデイ攻撃やランサムウェアなどの高度なマルウェアに対する防御機能を利用できます。

・information Rights Management:会社の情報にアクセスできるかを制御するために「コピー厳禁」「転送不可」などの制御を適用することができる。

・Windows Defender:マルウェアからの保護し、ウイルスやスパイウェアなどの悪意のあるソフトウェアからWindows10デバイスを保護することができます。

・ Exchange Online Archiving:無制限のクラウドアーカイブと長期保管ポリシーを可能し、メールを保管できます。

■デバイスの管理

・セキュリティの機能と設定をWindos10/iOS/Androidのデバイスに、使いやすいセットアップウィザード用意し構成できます。

・シンプルなコントロールが使用でき、Windows10に適したポリシーを管理できます。

・Windows10にOfficeアプリを自動的に展開できます。

・Office、Windows10の更新プログラムを自動的にインストールするように構成できます。

・Mobile Device Management form Intune:iOS/Android/Windows PCなど使用している全てのデバイス上のビジネスデータを保護するセキュリティポリシーを適用できます。

3. Basic版・Standard版・ Premium版 の料金について

・Basic版 月相当 ¥540(年間契約)

・Standard版 月相当 ¥1,360(年間契約)※1ヵ月無料

・Premium版  月相当 ¥2,180(年間契約)※ 1ヵ月無料

4. Officeアプリのみ利用できるプラン

Officeアプリのみを利用するプランも別途用意されています。
Microsoft365 Apps for Business 月相当 ¥900(年間契約)※1ヵ月無料

・Web版のWord、Excel、PowerPointを利用できます。

・ファイルの保存と共有のためのOneDriveクラウドストレージ1TB利用できます。

・常に最新バージョンの、デスクトップ版とモバイル版のOfficeのアプリ:Outlook、Word、Excel、Power Point、One Noteを利用することができます。(※Access /PublisherはWindowsPCのみ)

・1つのライセンスでユーザ1人あたり5台のスマートフォン、5台のタブレット、5台のWindows PCまたはMacにフル機能のOfficeアプリをインストールして利用できます。

まとめ

今回は、Microsoft365 Businessについてまとめてみました。Microsoft365 Businessは企業だけではなく、個人単位でも利用することできます。また必要な機能、サービスをプランから選ぶことができます。Premium版ではセキュリティー性が高いのでサービスとしても安心して利用することも可能です。
ご利用をお検討されている方の参考になれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です