Microsoft 365(旧:Office365)のVisioって?

はじめに

Visioと聞き慣れない、もしくは初めて聞くという方も多いと思います。VisioはMicrosoft 365(旧:Office365)製品の一つです。Excel2007などがある様にVisio2007も同じ様に古くから使われています。しかし、Visioはあまり使われている場面がなく認知度も低い製品です。そこで今回は、ExcelやPowerPointを使うよりVisioを使う方がより便利に使える機能を紹介していきます。

Visioとは?

Visioとは?

Microsoft 365(旧:Office365)製品の「Word」「Excel」「PowerPoint」は、よく仕事場や大学のレポート作成などで使う事があるので聞き慣れていると思いますが、「Visio」と聞くと聞いた事がない人がほとんどです。

「Visio」とは、Microsoft 365(旧:Office365)製品の一つでフローチャートやグラフ、組織票などを予め準備されたテンプレートを使って簡単に作成する事ができるMicrosoft Microsoft 365(旧:Office365)のビジネス用グラフィックス作成ツールの事です。ExceやPowerPointでもグラフや図を作成する事ができますが、Visioを使うことによりさらに効率よく便利に図やグラフの作成ができます。また、Excelで作成した値を利用して図を作成し、値を更新すると作成した図も更新する、と言った様にMicrosoft 365(旧:Office365)の他のソフトウェアとの連携も可能となっています。

Visioには、スタンダード版とプロフェッショナル版がありスタンダード版は、一般的なビジネスで使える機能が十分に揃っており、プロフェッショナル版ではスタンダード版の機能に加え、データの連携や特定の業者向けのテンプレートや図が用意、追加されています。VisioはMicrosoft 365(旧:Office365)の一部ではあるが、パッケージには含まれず単体として販売されています。

Visioを使って高速で図を作成する

プレゼンの資料やビジネス文書を作成する際に「PowerPoint」や「Excel」を使うことを多くの人が思いつくが、実は図やフローチャートを作成するのは「Visio」が圧倒的に速いです。マイクロソフト社の中で一番早く「PowerPoint」でフローチャートを作成できる社員が平均1分30秒で図を作成したのに対し、Visioでは平均でも15秒で図を作成する事ができます。

またVisioは「Excel」や「PowerPoint」との連携も可能なので、「Visio」で作成したフローチャートを「SharePoint」で共有し、進歩状況の確認やチームプロジェクト管理を容易に確認する事ができます。

CADの知識がなくても、フロア図が書ける

はじめにCADとは、コンピューター支援設計を意味し製品などの設計をコンピューターで行うシステムの事です。従来は手作業で行っていた業務をCADを使うことによって簡単に作成できます。しかし、CADを利用するにはある程度の設計の知識が必要不可欠です。Visioの特徴は、CADの知識がなくても設計に必要なテンプレートが揃っているので、知識がない人でも簡単にフロア図を簡単に作成できます。

デメリットも、、

Visioにもデメリットはあります。Microsoft 365(旧:Office365)にデフォルトとして入っているわけではなく、単体での購入が必要になり、費用が+αかかります。また、買い切りタイプではないので、年間6000円ほど値段がかかります。

次のデメリットとしては、Microsoft 365(旧:Office365)はMicrosoftの製品なのでMacではデスクトップ版が使えません。Macで利用する場合は、Webブラウザー上での操作になるので、オフライン環境では利用できないという注意点があります。

最後のデメリットとしては、あまり認知されていないので解説サイトが少ないというところです。Visio自体認知度がまだあまり高くないので操作でわからないところが出てきて調べても、あまり解決策が出てこない点です。Microsoftの公式サイトに説明等はありますが「英語表記」または「英語を機械的に翻訳しただけ」の文章が多いので、なかなか解決できない場合があります。

まとめ

Microsoft 365(旧:Office365)のサービスである「Visio」ですが、まだまだ認知度は高くはないですが、ExcelやPowerPointよりも効率よくフロア図や組織図などを作る事が可能でありとてもいいサービスです。他のMicrosoft 365(旧:Office365)のサービスと連携することも可能なので、とても利便性が高いです。月額料金が別途かかりますが、作業の効率化や自身のキャリヤアップと考えると安く感じます。プロジェクト開発や事務作業を行う人には向いているかもしれません。この機会に一度サービスを試してみるのもいいでしょう。

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