kintone帳票

キントーン導入コンサルティング/スピード対応/データ連携

企業活動を継続する上で帳票が日々必要となります。これはお客様と売上管理のやり取りをする場合もそうですし、社内で各報告をする上でも帳票は必要となります。

【お客様相手の帳票】

会社が売上を管理する資料に見積書や請求書があります。これらは売上を獲得するためには必須の書類になります。
見積書:お客様から受けた仕事依頼に対する費用を提示する書類。お客様は見積書を判断して、発注するか否かを決定します。
請求書:請け負った仕事が完了した後にお客様に売上の支払いをお願いする書類。たいてい、支払期限を入力する箇所があり、お客様はその日までに振り込む必要があります。

【自社相手の帳票】

交通費精算書:移動費用を社内で精算する書類。電車やバスタクシーなど対象はさまざまです。
経費精算書:接待や手土産など業務上行った行為にかかった費用を精算する書類です。
営業報告書:会議でプレゼンや業務報告をするために使う書類。この書類に関してはグラフなども組み合わせて作成されることが多いです。

【帳票のエクセルベタ書きは間違えやすい】

帳票アプリを導入していない企業ではたいていエクセルのようなシートを使った帳票作成が一般的です。方法はエクセルに実際の金額を手入力して、帳票を作成するというもの。たしかにエクセルファイルはそのまま印刷もできていますし、そもそも使い慣れているのでよく利用されるのですが、これはあまりおすすめできません。なぜなら手入力だと金額を間違えるリスクが大いにあるからです。人力は必ず入力ミスが発生してしまいます。

【金額が絡むからこそシステムで作成】

金額入力のミスは命とりです。自社相手の帳票(先ほどで言う交通費精算書や経費清算書など)ならば修正し直せば対応できますが、対お客様の書類に間違えた金額の書類に送ってしまうと致命的です。気づかずにお客様に送ってしまった帳票(特に請求書)は、もう元通りできません。人力入力のエクセルは常にミス発生リスクが高いです。入力ミスは誰しも起こしてしまうからこそ、手入力作成するのではなく、システムから取得したデータをそのまま帳票に反映できるようなシステムを利用すべきです。

【kintoneの帳票】

kintoneでは独自のアプリ(見積書なら商品見積書パックなど)を活用すれば帳票出力することが可能です。データもデータベースに登録されているデータをそのままひっぱってくるので入力は必要ありません。ミス発生のリスクが極めてゼロに近いです。しかしながらkintoneの帳票アプリは帳票作成機能は十分ですが、書式やレイアウト面が十分ではありません。そのため見た目を良くするためにも外部連携サービスを利用すると良いでしょう。以下が代表的な外部サービスです。

(プリントクリエイター)

kintone帳票で人気が高いサービスがプリントクリエイターです。kintoneアプリから作成した帳票をプログラミング能力なしで帳票出力が可能です。既存の見積書でもPDF形式で取り込めば、既存見積書のデータは変わらずにデザインだけを変更して帳票が作成できます。サイズもA3~A6,B3~B6、はがきサイズにも対応しています。一括帳票出力が可能なので、月末に一気に必要なデータを出力できます。

(RepotoneU)

RepotoneU(レポトンU)も帳票出力では人気なシリーズです。こちらも帳票デザインが可能ですし、他にはエクセル出力やPDF出力が可能なので電子データとしてもきれいな出力ができます。バーコードやQR出力も可能なので、さまざまなシーンで活躍してくれそうです。

(楽々帳票)

エクセルを活用するサービスです。手入力ではないのならエクセルによる帳票作成も問題ありません。楽々帳票では帳票デザインをエクセルで行い、データはkintoneから取ってくるシステムです。普段、エクセルやwindowsPCを利用している方にとっては使い勝手の良いシステムです。

(Googleスプレッドシートとkintone連携)

プリントクリエイターやRepotoneU、楽々帳票は有料ですが、無料で帳票を出力する方法もあります。Googleスプレットシートとkintoneの連携です。連携設定に多少時間はかかりますが、何と言っても無料と言うところが良いです。

(帳票Online for kintone)

こちらはお客様ごとに書式の異なる帳票に自動で変換できるサービスです。お客様によっては帳票形式を指定されるのでこれはとても便利な機能です。また一般的にPDF帳票はデータが重いですが、こちらのドキュメントタイプはデータが軽く、サーバー負荷が軽くなるような工夫をしているため印刷作業もサクサク完了します。

【正確な金額とスピーディーさが求められる帳票業務】

帳票作成作業自体はお金を生みませんが、お客様からお金を頂くためには必要な作成業務です。だからこそ最小限の時間で正確な作業が求められます。非効率な帳票出力業務を行うのではなく、kintoneで素早く正確な帳票出力を行いましょう。


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