kintone 在庫管理について

kintone, 管理

kintoneとは

顧客管理や案件管理、問い合わせ管理など日々の業務に必要なデータベースツールをノンプログラミングで、誰でも簡単に作ることができる、サイボウズのクラウドサービスです。

データの登録・共有はもちろん、集計やグラフ化もマウス操作のみで簡単に行えます。
また、スマートフォンやタブレット端末にも対応しているので、外出先から社内のデータを簡単に確認することができます。

サイボウズ株式会社とは、どんな会社か

サイボウズ株式会社は、国内グループシェア市場において10年連続シェアNo.1を獲得しているグループウェア「サイボウズOffice」を提供していることで有名です。

kintoneの特徴

例えば、皆さんはお客様の情報や、毎月の売り上げなどどのように管理していますか。
スプレッドシートを何枚も作成管理しているという場合、管理が頻雑になっていませんか。
スプレッドシート1,2枚であれば管理できるかもしれないですが、お客様の情報や売り上げを毎度管理するのはなかなか難しいですよね。

kintoneはその膨大なデータベースを簡単に管理することができて、プロセス管理ができること、社員複数名と情報共有することができるというデータベースとプロセス管理とコミュニケーションが一体化された業務アプリです。

kintoneはノンプログラミングでドラッグ&ドロップのマウス操作で、絵を描くように、業務に必要なアプリを自由に作ることができます。このアプリを使うことで、データ管理・プロセス管理・情報共有が思いのままになります。

在庫管理を行う上で重要なこと

在庫管理を行う上でどのようなデータを登録するかは重要です。特に商品をただのデータで捉えるのではなく、売り上げを上げるためのデータにするためには登録する情報こそが重要です。

商品の種類は大事なポイントの1つです。その商品がいつ売れる商品なのかということです。例えば季節モノの商品なのか、天候によって左右される商品なのか、それともいつでも平均的に売れる商品なのか。それによって取り揃える商品のバランスも大きく変わってきます。在庫一覧を見て商品タイプから売れている理由や売れていない原因を探ることもできます。

kintone在庫管理アプリ

入出荷数を記録すれば、自動で現在の在庫数を計算できます。在庫数は一覧できるので、少ないものをチェックして発注漏れを防ぐことができます。

kintoneの在庫管理には在庫アプリと出庫アプリを使うと便利です。シンプルなアプリですが、これら2つのアプリを連携することで正確な在庫管理が実現します。

在庫アプリは商品情報を登録するアプリです。まずはこちらに取り扱っている商品の在庫を登録します。

出庫アプリでは在庫アプリに登録した商品を出庫します。例えばりんご100個を在庫アプリに登録していた場合に出庫アプリで10個の取り出しを行なったとします。この場合で処理を確定させると次からは90個が在庫アプリに表示されます。

この2つのアプリはちゃんと連携して動作してくれます。ちなみに在庫が100個しかないのに120個引き出そうとしたら数が足りないためエラーにまります。ミス入力にも対応してくれます。

バーコード登録

バーコードスキャナで読み取ったデータをアプリに登録したり、アプリで検索したりすることができ、在庫管理や生産管理に適用可能です。

商品管理にはバーコードを利用するとさらに在庫管理が楽になります。kintoneと連携している便利なバーコード機能を使えば在庫登録がすぐに完了します。商品の在庫登録は事務作業なので、バーコードで登録するのも手入力で登録するのも変わりませんが、バーコード登録の方が圧倒的に早く終わります。

スキャナボタンで連続登録します。

バーコード管理で代表的なサービスにバーコード検品アプリ「Pittaly」があります。こちらの商品はスマートデバイスでバーコードを読み取り商品の発注作業や検品作業を行います。バーコードの読み込みはデバイスのカメラ機能で行います。このPittalyはkintoneとAPI連携ができるので、バーコード読み込みとkintoneの在庫管理を統合して利用することができます。市販のバーコードスキャナーを使ってバーコードを読み取ることで商品情報をデータテーブルに登録が完了できます。アプリの画面操作をせずに一発で在庫に商品情報ができるので、登録作業が効率化できます。バーコード登録した際は登録ユーザー情報も一緒に登録できるので、登録者と登録商品が紐づけできるのも便利です。

いつ、どこで、誰が、何を登録します

バーコード読み取りデータと合わせて、日時、工場、ライン、工程、担当者(kintoneユーザー)が登録できます。登録項目については、カスタマイズ可能です。

バーコード番号で検索表示します

商品の個体番号などの検索をしやすくしました。製造工程から販売まで、トレーサビリティを確保できます。

まとめ

kintoneの在庫管理アプリを利用することで、作業ミスを減らし作業時間を大幅に短縮することが可能です。

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