kintoneで知っておきたい基本事項

kintone

はじめに

この記事を見ていただきありがとうございます。今回は私がkintoneを使ったプロジェクトに初めて参加した時、kintoneで分からない事に出会ったときの経験を紹介します。私がkintoneを使ったプロジェクトに参加した経験は2回程度で、合わせても11か月間で1年もたっていません。実力で言うと、プロジェクトに参加するまでkintoneは触ったこともなく更にはJavaScriptもほとんど使ったことがありませ。そんな何もわからない状態でのプロジェクト経験になります。

1.プロジェクト1回目の経験

まず1回目のプロジェクトではkintone未経験者として参加しました。初めにkintoneではなくExcel作業を簡単に教えられて作業をしました。「え!kintoneじゃないの」と思う人もいると思います。私もそう思いました。ですが、kintoneをやるに場合にExcelを触れる機会はかなり多いです。まず、Excelのデータをkintoneで読み込んで使ったり、Excelの内容と同じようにkintoneで使うためのアプリを作るという事もあります。私は昔にExcel使ったことがあったのでExcelくらい使えるだろう思っていたのですが、自分が知っている知識など役に立たなくかなり苦労しました。ここでExcelで知っておかないと苦労する事を教えます。操作の仕方などもすですが、1番は関数です。Excelの基礎としてSUMやAVERAGEの関数を知ってるのは当たり前で、それ以外の関数も知っていないとExcelの作業は何もできなくなります。

・LEFT関数
・RIGHT関数
・FIND関数
・LEN関数
・ROUND関数(ROUNDUP、ROUNDDOWN)
・COUNT関数
・COUNTIF関数
・IF関数
・VLOOKUP関数

と最低でも上記に書いた関数を覚えていたほうがいいです。出ないとかなり苦労します。私も知らなく、膨大なデータ量の中、この人のデータを全部取り出して新しく表を作ってという作業を振られたとき関数が分からなく、効率的に作業ができず時間がかかってしましました。関数は作業の短縮におおきくかかわるので必ず覚えたほうがいいです。

次にkintone操作を簡単に教えてもらい実際にアプリを作るなどの作業をしました。初めてkintoneを触ると覚えないといけないことが山ほどあり大変です。まず基本的なことでkintoneは、「アプリ」と「アプリ内の情報となるレコード」が存在します。そしてアプリのホームである「レコード一覧画」、レコードを開いたときの「レコード詳細画面」、レコードを新規で作るときの「レコード追加画面」、作ったレコードを編集する時の「レコード編集画面」という構成で使うようになります。どのアプリでもこの構成は変わらないので必ず覚えないといけません。そして、アプリを作るときの画面設計でも覚えることがたくさんあります。画面を作る際の「フィールド」と呼ばれるものがあります。簡単にいうと文字を入力するための箱、数値を入れるための箱、日付を入れるための箱という感じです。それがとても多く覚えるのが大変です。これらに関しては実際に使って試して覚えるしかないですが、kintoneには便利で使いやすいヘルプサイトがあります。そちらを見て調べれば大抵のわからないことは解決できます。これを上手く活用することでわからない時でも効率よく進められます。

次にJavaScriptです。プログラマーとしてはメインの作業で必ず知っておかないといけません。私はJavaScriptをやったことがなかったので、kintoneのカスタマイズに触れる前にWEB上で勉強ができるProgateを使って基本的な事を勉強しておきました。しかしkintoneはJavaScriptだけ勉強しても分からないことが出てきます。kintone JavaScript APIです。kintone JavaScript APIは関数で、簡単に言えば、kintoneでの「レコード一覧画面」、「レコード詳細画面」、「レコード追加画面」、「レコード編集画面」が表示されたときにに動作をさせる関数というものです。これを理解していないとkintoneのカスタマイズは出来ません。

上記のkintoneのすべてを理解してやっと簡単なカスタマイズが出来るようになります。基本的なのが、ラジオボタンを切り替えた際のフィールドの活性・非活性、フィールドに文字を入れた時に別のフィールドを表示・非表示、グループの開閉、ルックアップの自動取得などです。こういった経験から私は基本的なkintoneの操作を出来るようになりました。

2.プロジェクト2回目の経験

2回目のプロジェクトではkintone経験者としてプロジェクト進行途中から参加しました。プロジェクトはExcelで管理しているデータをkintoneアプリに切り替えて管理していくという内容で、kintone経験者と言っても未経験からの半年間だけの経験なので正直不安しかなかったです。そんな中まずプロジェクトでやったのは画面設計です。こちらはkintoneの画面設計をある程度分かっていれば、Excelと同じようにアプリを作るので問題なく出来ます。配置や名前に関しては見本のアプリなど見せてもらいながらだったので、kintoneのフィールのしっかり理解していたら問題なくできました。
次に画面詳細設計書の作成です。こちらも見本を見せてもらいながら、作ったアプリの画面キャプチャーして貼っていく行くだけの作業だなので大変ではありません。

次にカスタマイズです。当たり前ですがこちらが一番大変でした。基本的な入力制御に加えて、kintoneの一覧画面での制御も必要だったためです。一覧画面での制御に必要になるのがkintone REST APIです。kintone REST APIはレコードの取得/登録/更新/削除を出来るようになります。コードでいうと、GETで取得したデータをPUTで更新するという作業になるので、ただの入力制御とは組み方が変わるためわからないことが多く苦労しました。ですがkintoneAPIでわからないことがあっても、「cybozu developer network」こちらのサイトでkintoneのチュートリアルとともにAPIの解説が数多く乗っているので、調べてやるだけで簡単な事はほぼ解決出来るようになります。こういった経験からkintoneでは、標準機能からAPIまででも使いきれてない機能がたくさんあることが理解できました。

まとめ

kintoneでは使い方のガイドやヘルプ、カスタマイズの時でのAPIのヘルプなど数多くWEBに出ています。すごく高度な制御だとヘルプなどは存在しませんが、kintoneを未経験で使う場合の、簡単なわからないことは検索して調べることができるので、とても扱いやすい印象です。

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